今回はこのような疑問に答えていきます。
【この記事でわかること】
【この記事の信頼性】
この記事を書いている僕はテックアカデミーを受講してSES企業に入社しました。
現在はフリーランスエンジニアとして活動しています。
WEB系自社開発企業で働いていた経験もあります。
テックアカデミーについてもSES企業などエンジニア業界についても詳しいので信頼性は高いです。
テックアカデミー受講後にSES企業に就職しました【体験談】
僕は約2年半前にテックアカデミーを受講して、SES企業に就職しました。
実際にSES企業に入って思ったのは、「特にオススメはしない」ということです。
実際の体験談をもとに、そう考える理由を話しますね。
客先常駐ってよそ者感がある
SESという働き方は、取引先の企業で作業することになります。
つまりは、別に自分の属している会社で働くわけじゃないんですよね。
相手先企業にお邪魔しているという感じです。
なのでよそ者感半端ないです。親しくもなりにくかったです。
僕はそういう雰囲気はあまり好きではなかったですね。
逆に自社開発だと、メンバーは常に一緒ですし「同じ会社の仲間」と共に働いている実感を得ることができると思います。
僕は自社開発に転職してそう感じました。
大企業への常駐だと仕事が回ってこない
あと、客先が大企業だと仕事が全然回ってこないですね。
回ってきたとしてもかなり細分化されているので、やりがいがないです。
僕はSES時代に上場企業に客先常駐していたのですが、マジでプロジェクトにスピード感がなく、仕事が回ってきませんでした。
暇な日もかなりありましたね...。
大きい企業だと意思決定が遅いので、開発部に指示が回ってくるのも遅いんですよね。
それに、回ってきたとしても大人数で取り組むのでタスクもかなり小さくなっています。
僕的にはもっと広い範囲で仕事をバンバンやりたかったので物足りませんでした。
当時は、仕事がない日はもう帰らせてくれと思ってました。
なんでエンジニアになったのにスーツ着て出社しているのか理解できなくなってくる
服装や働き方も嫌でしたね。
SES時代はスーツを着て満員電車に揺られて出社していました。思い出しただけで少し嫌な気分になります。
別に営業でもないし、お客さんに直接会うわけでもないのですから私服でよくね？とか思ってましたね。
後、「これって別に家でもできるのでは？」と思うことも。
まぁ出社に関してはセキュリティ面のリスク対策という面もあるのでしょうから、そこは仕方ないですけどね。
スーツ着用だけはマジで理解不能でした。
SESの場合は、自社ではなく客先のルールに従わないといけません。
客先の服装がスーツのパターンもかなりあるので、注意してください。
じゃあなぜテックアカデミーを受講してSESに入ったのか
ここまで読んできた方の中には「じゃあ、なんでテックアカデミー受講後SESに入ったんだよ」と思う方もいるかもです。
結論から話すと、「エンジニアになることができるのならSESでもいいや」と考えてしまっていたからです。
当時は僕に知識が少なく、自社開発とSESは多少は働き方に違いがあるもののエンジニアには変わりないでしょと思ってました。
だからSESに軽い気持ちで入っちゃったんですよね。
無知ゆえの判断ミスでしたね。
これからテックアカデミーを受講する方は、エンジニア転職の際に軽い気持ちでSES企業には入らないほうがいいですよ。
自社開発企業の内定をもらっているのなら、そちらに入社しましょう。
補足：別にテックアカデミーを受講してWEB系自社開発に入ることも可能
誤解されないように、念の為言っておきますがテックアカデミーを受講してWEB系自社開発企業に就職することは十分可能です。
僕がテックアカデミー受講後にSES企業に入ったのは、僕の知識不足が原因なだけで、全然自社開発企業に入ることも可能でした。
僕自身、実は内定をもらっていた企業の中には自社開発企業もありました。
テックアカデミーが紹介してくれる企業には自社開発企業も多くありましたよ。
まぁSES企業でもエンジニア経験を積めたので悪くはなかったですが、今となってはそっち（自社開発）に入っておけばよかったと思います。
自社開発を一度経験してしまうと、SES企業にはもう入りたくないと思います。
ちなみにテックアカデミーの就職先は以下の記事でも紹介しています。
どんな企業があるのかなーと思う方はチェックしてみるといいかと。
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テックアカデミーの就職先はどこ？【元受講生が教える】
あなたテックアカデミーの就職先にはどんな企業がありますか？ これからテックアカデミーに通うことを考えている方は、このような感じでテックアカデミーがどんな就職先を紹介している ...
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SESに就職するメリットとデメリット
ここまではテックアカデミーからSES企業に就職したときの話をしつつ、SES企業に入社するより自社開発企業に入っておけばよかったと思っている話をしてきました。
しかし、SES企業に入るのはデメリットばかりではありません。メリットもあります。
メリット・デメリットを話していきますね。
もしかするとあなたもSES企業か自社開発企業かで迷うときが来るかもなのでそのときのために今把握しておいてください。
メリット1：入社しやすい
メリットの1つ目は「入社しやすいこと」です。
SES企業は自社開発企業に比べれば格段に入社しやすいです。
エンジニアとしてのキャリアをスタートさせることができるという点では大きなメリットがあるかと。
エンジニアになることができないと、その後キャリアを成功させたりフリーランスエンジニアになることは難しくなってきます。
まずは入りやすいSESでキャリアをとりあえずスタートさせて、そこからステップアップするのも手です。
（僕もその方法で1年でフリーランスエンジニアになりました）
メリット2：エンジニア歴が増える
メリットの2つ目が「エンジニア歴が増えること」です。
形はどうであれ、SESエンジニアもエンジニアには変わりはありません。
なのでSES企業に入社することで「エンジニア歴」は手に入れることはできます。
エンジニア歴があると、未経験からのエンジニア転職よりも転職はしやすいです。
今後他の企業にエンジニア転職する際に有利になります。
そういう面ではSESは企業にまずは入るのもアリかと。
メリット3：開発経験を積むことができる
メリットの3つ目が「開発経験を積むことができること」です。
SES企業だからといって一切開発経験を積むことができないというわけではありません。
質はともかく開発経験を積むことができることもあります。
僕自身も最初に入社したSESで企業で少し開発経験を積むことができたおかげで、プログラミングの基本は習得できました。
コードの綺麗さとかはともかく、動くものを作る分にはなんとかできるレベルまではいけましたね。
先程の話に通じますが、開発経験が少しでもあれば次の企業への転職もしやすいです。
僕もSES時代の開発経験のおかげで次は、優良なWEB系自社開発企業に行くことができました。
デメリット1：自由な働き方は実現できない
続いてはデメリットです。
デメリットの1つ目が「自由な働き方は実現できないこと」です。
あなたが「私服」「リモートワーク」のようなキラキラした自由な働き方を希望しているのであれば、SES企業には絶対に行かないほうがいいですよ...笑。
あそこにはキラキラエンジニアはいません。
自由な働き方は実現できませんよ。
スーツを着て、毎日出社する普通のサラリーマンの生活と何ら変わりません。
デメリット2：未経験者は雑用やテスターに回される可能性あり
デメリットの2つ目は「未経験者は雑用やテスターに回される可能性があること」です。
実務未経験でSESで企業に入社した場合、最初の客先で雑用やテスターに回される可能性も結構あります。
つまりは開発は全くできないということです。
最初のキャリアが雑用（エクセルまとめなど）やテスターで始まるとその後のキャリアで開発エンジニアになるのはまぁまぁ難しいです。
テストエンジニアとしてのキャリアを歩みたい方以外は避けるべきですね。
僕のところにもよく「SES企業に入ったがテストしかやらしてもらえない」という悲鳴がよく届きます。
僕も一瞬テスターをしてたからこそわかるのですが、テスターってマジでつまらないんですよね。
もちろんテストは大事な工程であることはわかっています。
でも、ひたすら同じような動作をロボットのように繰り返していくのってメッチャしんどいんですよ。
1ヶ月連続でテストしてたときは気がおかしくなりそうでした。
あなたが開発側に回りたいのであれば、テスターや雑務をやらされる可能性の高いSES企業はまずは回避したほうがいいかと。
デメリット3：教育環境が整っていない
デメリットの3つ目が「教育体制が整っていないこと」です。
SES企業の場合は、自社で勤務するわけではありません。
客先が勤務場所です。
そのため教育体制がマジで整っていないことが多いです。
自社開発の場合は、新人は大事な戦力として育てられます。
しかしSESでの場合、客先にとってはSES企業の社員の教育を熱心にするメリットとかないんですよね。
どうせ客先企業の社員ではないのですし。
その結果、客先でまったく成長できなくてスキルも身につかず孤立して辞めていく新人もいます。
僕は奇跡的に客先企業の社員さんが親切な方で、教えてもらうことができましたが...。
しっかり教育してもらいたいのならリスクのあるSES企業には行くべきはないです。
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やっぱりWEB系自社開発企業をまずは目指すといいと思います
ということで今回は僕がテックアカデミーを受講してSESESで企業に入ったときの体験談をはなしつつ、SES企業のメリット・デメリットを話しました。
やはり未経験からエンジニアになる際はまずはWEB系自社開発企業を目指したほうがいいですね。
これからテックアカデミーを受講してエンジニアになることを考えている方はまずはWEB系自社開発企業を目指してみてください。
2社目でWEB系自社開発企業に入ったけどSESより環境良すぎて感動しました
僕はSES企業を退職した後、WEB系自社開発企業に就職しました。
ぶっちゃけ、マジで環境が全然違って感動しましたね。
先輩エンジニアに教えてもらえるし、担当できる範囲も広いし、仕事もいっぱいあるし、リモートワークできるし、私服OKだし...といった感じでメッチャ嬉しかったです。
急にエンジニアライフが充実して楽しかったですね。
もちろん、仕事が増えたり責任が大きくなったりと別の大変さはありましたが、SES時代の窮屈さやストレスはまったくなくなったので最高でした。
SESで企業と自社開発企業の違いは以下の記事で細かく解説しているので、よかったら参考にしてみてください。
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ちなみに、テックアカデミーのコースの中には「WEB系自社開発企業に行きやすいコース」が存在します。
そちらについて、以下でまとめたのでこれから受講する方はチェックしておくといいです。
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今回の話を参考にしつつ、なるべく充実したエンジニアとしてのキャリアを送ってみてください。
（色んな苦労をするのも大事ですけどね。まぁわざわざシンドい思いもしなくていいかなと。）
今回は以上です。
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