フリーランス

フリーランスエンジニアを目指す方へ【知っておくべき11のことを教えます】

2021年5月13日

グラフ パソコンの画面

 

最近だとフリーランスエンジニアを目指す方も増えてきましたね。

 

素晴らしいことだと思いますが、世の中には「フリーランスエンジニアは稼げる」「フリーランスエンジニアは勝ち組」みたいなプラスな情報ばかりあるのがちょっと心配です...。

 

もちろん良い面もあるのですが、厳しい面やデメリットもあります。

そういう情報も知っておいた上で目指すのがいいかなと思いますね。

じゃないと後から「思っていたのと違った」「後悔している」なんてことにもなってしまう可能性があるので。

 

ということで今回は「フリーランスエンジニアを目指す方が知っておくべきこと」を紹介していきます。

 

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( こちらでは僕がフリーランスエンジニアになるために通ったスクールをランキング化しています )

 

フリーランスエンジニアを目指す方が知っておくべき11のこと

洒落ているインテリア

 

フリーランスエンジニアを目指す方が知っておくべき11のことをざっと紹介すると以下のような感じです。

 

① 本当に稼げます

② 良質な実務経験が積めるかが大事です

③ 面談を突破しないと採用してもらえません

④ 技術はもちろん人柄もかなり大事です

⑤ 税金関連は自分で対応しましょう

⑥ 体調崩すとキツイです

⑦ 大手企業をクライアントにしたほうがいいです

⑧ 報酬の高さ=忙しさではないです

⑨ 歴浅だと警戒されます

⑩ 契約形態を把握しておいたほうがいいです

⑪ まともにやってたら切られないです

 

それぞれについて解説していきますね。

 

①本当に稼げます

 

「フリーランスエンジニアは稼げる」と色々なところで言われていますがこれはマジです。

 

中には「本当に稼げるのかな」と不安になっている方もいるかもですが、そこは心配ないかと。

実務経験を積んでフリーランスエンジニアになれば普通に月単価50万円以上で

契約できると思います。

 

フリーランスエンジニア全体での平均年収は800万円以上です。

 

大手フリーランスエンジニアエージェントのレバテックフリーランス

利用者の平均年収862万円

というデータを出しています。

 

経験年数と、もらえる月単価の雰囲気は以下のような感じですね。

 

実務経験年数報酬額(月
1年50~70万円
2年60~80万円
3年70万円~

 

実際、僕も実務経験1年ちょっとでフリーランスエンジニアになりましたが、いきなり月に60万円ほど稼げるようになりました。

詳しくは【誰でも目指せる】「フリーランスエンジニアは稼げる」はマジです【1年で月収60万円達成】にまとめていますので、参考にしてみてください。

 

寝転びながらパソコン
【誰でも目指せる】「フリーランスエンジニアは稼げる」はマジです【1年で月収60万円達成】

  あなたフリーランスエンジニアは稼げるって本当ですか?   本当ですよ。 僕は「高卒」+「パソコン初心者」からプログラミングを勉強し始めましたが、エンジニアになって1年後には月収 ...

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②良質な実務経験が積めるかが大事です

 

「良質な実務経験」というのはフリーランスエンジニアとして案件を獲得するにはメチャクチャ大事な要素です。

 

たまにこのフェーズをすっ飛ばしてフリーランスエンジニアになろうとする方がいますがやめておいたほうがいいですよ。

(ココの重要性を語らないインフルエンサーが多いのも原因になっていると思うが...)

 

稼げるフリーランスエンジニアになるためには「スキル」と「人間性」は必須です。

で、スキルを身につけるには実務経験しかないわけですよ。

 

・仕様作成から実装

・チームでの開発

・サーバーに関する知識

・フロントに関する知識

・障害の切り分け

・AWSなどのインフラに関する知識

 

このあたりはまんべんなくわかっている状態、かつ何か得意な分野があるという状態になっていることが理想かなと思います。

フリーランスエンジニアはどちらかというと助っ人です。

 

野球で、プロとして打席に立ったことはないけど、ガタイだけ良い選手が助っ人として来てもぶっちゃけ微妙ですよね。

エンジニアの世界でもそんな感じです。

打席に立った回数が豊富で、相手ピッチャーを攻略できるから助っ人なのです。

まずは打席にいっぱい立って(実務経験を積んで)からフリーランスエンジニアになりましょう。

 

なので最初、経験を積むために働く企業選びは慎重になったほうがいいです。

まったく経験が積めない企業で働いたり、バイトをしたりしたところでフリーランスエンジニアになるための力はつきません。

 

③面談を突破しないと採用してもらえません

 

たまに「実務経験を積む→自動的にフリーランスエンジニアになることができる」と思っている方がいますが、そんなわけないですよ。

 

フリーランスエンジニアとして働くには、クライアントとなる企業さんとの面談を突破する必要があります。

 

そして、応募する方はあなただけではありません。

2人希望で、10人応募した場合は結構な激戦です。

 

なので、一応そこは覚えておきましょうね。

まぁ案件はたくさんあるので、応募しまくればどこかしらは契約してもらえると思いますが。

できれば希望の案件に行ってほしいので、面談もうまいとこクリアして採用されるようにしましょう。

 

個人的には以下のポイントを意識すると良いかと。

・明るい対応(ハキハキ喋る)

・できないことはできないと言う

・向上心を見せる

・積極的に仕事内容を質問する

・自信のある分野も伝える

 

とくに「仕事内容について質問する」とかは大事だと思います。

使っているフレームワークや言語、インフラ面のツールやタスク管理ツールなどについて細かく聞くのはもちろん、実際の仕事内容や、どういったことをして貢献していけばいいのかをなるべくとことんまで聞くといいです。

そうすることで「あなたと一緒に働くイメージ」をクライアントのほうに植え付けることができます。

そうなると、選ばれる可能性も高いですよ。

 

④技術はもちろん人柄もかなり大事です

 

たまに「技術さえあればフリーランスエンジニアになることができる」と考えている方もいますが、それもちょっと違いますね。

これからフリーランスエンジニアを目指す方は、フリーランスエンジニアとしてやっていく上では「人柄」もかなり大事であることを知っておくといいです。

 

フリーランスエンジニアは個人事業主です。

つまりクライアントは取引相手になります。

 

そういう状況で、適当な態度や周りが関わりにくい態度を取るなどするとすぐに契約を切られる可能性も高いです。

別に会社員だったらいいですよ。

簡単にクビにされないので。

 

でもフリーランスエンジニアの場合は違います。

「来月から来なくていいよ」と言われたらそれで契約終了。

仕事はなくなります。

 

なので「この人と一緒に仕事したい」と思われることは大事なのです。

僕が参画していたプロジェクトにも「技術力は普通だけど、性格がメッチャ良くて、一生懸命仕事する」フリーランスエンジニアの方がいました。

 

彼はずっと契約を延長されてましたね。

僕自身も、彼と仕事するのはやりやすかったです。

スキルはあるけど、メッチャ性格悪い人とかと仕事するより全然嬉しかったです。

 

⑤税金関連は自分で対応しましょう

 

会社員の場合は、会社が税金のことをやってくれます。

あなたが会社員を経験したことがあるなら、給料から社会保険などのお金が天引きされていたということありますよね?

アレです。

 

しかしフリーランスエンジニアは保険や税金関連は全部自分でやらないといけません。

 

ただし、個人事業主であればそこまで複雑ではないです。

 

・国民健康保険に入る

・開業届を出して青色申告を選択

・国民年金加入

などをやっておけばOKです。

 

ちなみに、フリーランスエンジニアになる前にしておきたい準備に関してはフリーランスエンジニアになる前にやっておくべき準備7つを紹介【全てやっておけば万全ですよ】に全てまとめています。

 

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フリーランスエンジニアになる前にはぜひ一度を目を通しておくといいかと。

 

⑥体調崩すとキツイです

 

フリーランスエンジニアは身体が資本です。

体調を崩すと収入がゼロになってしまいます。

なので体調にはくれぐれ気おつけてくださいね。

 

リスクヘッジとしては小規模企業共済に加入しておくと良いかと思います。

共済金や、傷病災害時貸付をもらうことができます。

 

⑦大手企業をクライアントにしたほうがいいです

 

クライアントはなるべく大企業にしたほうがいいですよ。

 

理由は次の3つですね。

・資金に余裕があるので継続的に雇ってもらいやすい

・性格が良い人が多い

・ホワイト企業が多い

 

特に「契約を継続してもらいやすい」のは大きな魅力ですね。

 

実は規模の小さい企業と契約した場合、少しでも業績が悪化したらフリーランスエンジニアは真っ先に切られます。

理由は簡単で社員でもないフリーランスエンジニアは経費削減のために切りやすいからです。

資金力のない中小企業は、そのへんに敏感です。

 

逆に超大手とか、資本金がメッチャの大きい企業だと、多少の業績悪化があっても雇い続けてくれます。

「大手が安定している」のは正社員だけではありません。

フリーランスエンジニアもそうです。

 

あなた
でも、大手企業なんかとコネクションないんだけどどうしたらいいの?

 

と思うかもですが、そんなの必要ないです。

案件をとるときは専門のエージェントを使いましょう。

エージェントはフリーランスエンジニアを求める企業と、フリーランスエンジニアの仲介をしてくれる方たちのことです。

 

僕も使っているオススメのエージェントは【徹底比較】フリーランスエンジニアエージェントおすすめランキング【実際に使用して評価しました】にまとめています。

 

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親切&希望に沿った案件を紹介してくれるところばかりなので、チェックしておくと良いかと思います。

 

⑧報酬の高さ=忙しさではないです

 

よく、「報酬が高い=ハードで忙しい」というイメージを持つ方がいますが、決してそんなことないです。

ぶっちゃけ報酬が高くても全然忙しくないパターンもあります。

 

僕は会社員エンジニアとして働いていた時、忙しかったです。

でも、大手企業のフリーランスエンジニアとして働き始めたら一気に時間に余裕ができました。

 

忙しさは案件の内容によりますね。

個人的にはベンチャー企業は結構忙しいイメージがあります。

 

⑨歴浅だと警戒されます

 

最近はフリーランスエンジニアに憧れる方も増えました。

なので、なんだかんだフリーランスエンジニアの数は増えてきていると思います。

(名乗れば誰でもフリーランスエンジニアになれますし)

 

しかし、問題なのは全然プログラミング歴もエンジニア歴もないのに「フリーランスエンジニア」を名乗る方が爆増していることですね。

3ヶ月ほど勉強しただけでフリーランスエンジニアとして活動しようとする方とかいて、正直ビビります。

 

そういう実態なので、実力や経験値のないフリーランスエンジニアが増えているのは事実です。

そのため、歴浅(実務経験1年以下)だとかなり警戒される&そもそも案件がないというのが現実になってきています。

 

フリーランスエンジニアになる前は最低でも1年は実務経験を積むと良いかなと思います。

くわしくはフリーランスエンジニアになるための実務経験は何年必要?【1年でも可能ですよ】にもまとめています。

 

⑩契約形態を把握しておいたほうがいいです

 

自分がどんな契約で、どこまでが作業範囲で、何はしなくていいのかということをしっかり理解しておきましょう。

じゃないと、本来不必要な作業や、担当範囲外の労働をさせられることもあるので。

 

みなさんフリーランスエンジニアを目指すのはいいのですが、「個人事業主」つまりは「自分で事業を起こしている方」という自覚が少ないように感じます。

契約とか気にしてないと、自分の身を守れなくなりますよ。

「書いてありましたよね?」とか言われたらしんどくなるだけです。

 

仕事には以下の3つの契約があります。

 

・請負契約

・準委任契約

・労働契約

 

そのうちフリーランスエンジニアに関係あるのは「請負契約」と「準委任契約」です。

(労働契約は会社員やアルバイトに関係あり)

 

両者の違いは次のとおりです。

 

 準委任契約請負契約
成果物なし(○時間で○円)あり
対価時間完成物
損害賠償善管注意義務善管注意義務+業務未完遂(未完成)
瑕疵担保(後からバグ修正)なしあり
報告義務ありなし
契約解除クライアント、受注者いつでも可能受注側はできない
印紙不要必要

 

請負契約の場合、作業終了後もバグ修正に縛られたり、要望通りに納品ができなければ損害賠償を払わないといけなくなる可能性もあります。

対価が時間ではないので、「いつ働いてもOK」「提出さえすればOK」というのは魅力ですが....。

個人的には特定の時間さえ働けばお金がもらえる準委任契約でフリーランスエンジニアとして活動するのが最善かなと思います。

 

⑪まともにやってたら切られないです

 

よく「フリーランスエンジニア=不安定」とか思う方がいますが、そうでもないですよ。

 

まともにやってたら切られないです。

 

このことはフリーランスエンジニアを目指す方は知っておくべきかなーと。

ちなみに僕的に「まとも」という基準は次のとおりですね。

 

・納期を守る

・挨拶する

・周りとうまくコミュニケーションをとる

・要件を満たしてしっかり実装する

・提案もできる

 

最低限こんなところを守れていると良いと思います。

フリーランスエンジニアが切られるのに1番多い理由が「クライアントの資金不足」なので、まずは大企業をクライアントにすることを意識するのも大事ですね。

 

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個人的にはかなり魅力的な稼ぎ方であると思う

お金と時間の対価

 

ここまでは、フリーランスエンジニアを目指す方が知っておくべきことをざっと紹介してきました。

今回紹介した11個をしっかり理解しておけば、失敗することはまずないかなと思います。

 

まだ、「フリーランスエンジニアになるか迷うなー」と思っている方もいるかもですが、僕はオススメしますよ。

 

学歴や資格もいらないのに、月に50~100万円稼げるようになる(しかも1年ちょっとで)のはメッチャ魅力的だと思います。

 

しかも、稼ぎ方も自由です。

僕は毎日以下のような感じで稼いでいます。

 

・フルリモート

・朝早く起きる必要なし

・満員電車に乗らなくても良い

・好きなときに外出

・好きなときに働く

 

それでも年収は1000万円ほどに到達しました。

ストレスフリーでここまで稼ぎやすい仕事は他にないと思います。

 

それまでは絶望の日々だったので救われました

 

「20代で独立して年収1000万円ぐらいあるんだったら、賢いし、いい感じにキャリア積み上げてきたんじゃないの?」と思う方もいるかもですが、まったくそんなことないですよ。

実は、もともとは年収200万円ぐらいの底辺でした。

 

・高卒

・手取り10万円ちょっと

・毎日生きていくのに必死

・周りからは人生オワコンとバカにされる

 

上記のような感じで、かなり絶望の日々を送ってました。

当時は本当に辛かった...。

 

それでも「人生を変えたい」と思ってプログラミングの学習を開始。

頭が悪いなりに努力しました。

 

結果的に1年ちょっとでフリーランスエンジニアになることができました。

おかげで今は毎日満足できる生活を送ることができています。

かなり救われた意識があります。

 

あなたも、今の生活に不満があるならフリーランスエンジニアになってみてください。

誰でもなれますし、しっかり稼げます。

 

目指し方をまとめておきました

 

これからフリーランスエンジニアを目指すという方に向けて、フリーランスエンジニアになる方法をフリーランスエンジニアになるには何をすればいい?【方法と全行程を詳しく解説します】にまとめました。

 

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僕の体験をもとに詳しくまとめています。

ぶっちゃけ書いてあるとおりに進めれば誰でもフリーランスエンジニアになることができますのでよかったら参考にしてみてください。

 

ということで、今回は以上です。

ありがとうございました。

 

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