エンジニアを目指している方の理由として1番多いのが稼げるという事実があると思います。
最近ですとインフルエンサーの方や一部のフリーランスエンジニアの方が月商100万円!みたいなことをよく言っているのでそれに憧れて目指し始めた方が多という印象です。
個人的にも稼げるという事実は否定しません。
別に僕自身がフリーランスで月100万円稼いでるわけじゃないですよ。
普通のWEBエンジニアです。
しかしそう言い切れるのは実際にエンジニアの平均年収的にも先輩のフリーランスの方の給料の話を聞いてても稼げる仕事ではあるなと判断できるからです。
ただ、僕はそれ以上に働きやすさという観点でエンジニアという仕事は魅力のある仕事だと思っています。
今回はそのように稼ぐことを目的にしている駆け出しエンジニアの方に働きやすいというメリットもあるということが伝わればいいなと思います。
【この記事でわかること】
✔ エンジニアは働きやすい理由
✔ 働きやすさを目指して失敗してしまうパターン
【この記事の信頼性】
この記事を書いている僕は現役のWEBエンジニアです。
もともとはパソコンすらまともに触ったことがなかったのですがスクールに通ってプログラミングを学んでエンジニアになりました。
ではさっそく見ていきましょう。
エンジニアは稼げるというより働きやすいという言葉がしっくりくる
冒頭でも少し話しましたが僕は稼げるよりも働きやすいという面でエンジニアになるメリットが大きいと感じています。
ここでの働きやすいという意味は仕事と生活のバランスがいい、つまり「ワークライフバランスがいい」という意味とします。
この章ではエンジニアが働きやすい理由について解説します。
【この章でわかること】
✔ エンジニアは稼げるよりも働きやすいという言葉のほうがしっくりくる理由
労働量に対する給料が良い
まず1つ目が労働量に対する給料がいいからです。
基本的にきつい仕事であればあるほど給料っていいですよね。
逆に楽な仕事だと極端に給料が低かったりします。
しかしエンジニアという仕事は極端にキツいわけでもないですし、給料もそこそこいいです。
大手転職サイトのリクナビNEXTが出しているエンジニアの平均年収は525万円ですし平均年収的にみても比較的給料がいい仕事であることには間違いないですね。
そこそこに働けてそこそこに給料がいいのが一般的なエンジニアです。
負担が少なくて余裕のある生活を送りたい方にはおすすめです。
逆にフリーランスで月100万円稼いでも負担は少ないかと聞かれたら決して少なくはないと思います。
やはりそれなりの作業量はあるでしょうし、自分が単価に見合った仕事をこなさなければならないというプレッシャーもあるでしょう。
フリーランスで月100万円を稼ぐのは楽だと思っている方に伝えたいのはフリーランスで働くのは別に楽ではないということです。
ただし他の仕事と比べたらそれでも労働量は少ないのかなと感じます。
仕事があまり苦にならないから
2つ目が仕事があまり苦にならないということです。
趣味と仕事は別にしろという言葉あるぐらいですから仕事=どうしても辛い面がある、と思われがちですが僕はエンジニアという職についてから仕事がつらいと感じたことはあまりないです。
ただし以下に当てはまる方はエンジニアが辛く感じるかもです。
・ひたすら地味な検証をするのが苦手な方(けっこう地味です。大きく見えるサービスも日々エンジニアがちまちま作ったものの結晶です)
・ずっとじっとしているのが苦手な方(基本座りっぱなしです)
・誰かと喋っていたい方(8割チャットで喋ります)
・接客が好きな方(ごめんなさい。あまりいません)
多分エンジニアよりキツイ仕事ってたくさんありますよね。
営業とか契約取れなかったら上司に怒られたりするらしいのでそれに比べたら大分楽なはずです。
自由度が高いから
3つ目が働き方の自由度が高いからです。
エンジニアという仕事はネットワークとPCさえあれば基本的にどこでもできる仕事です。
リモートワークにも対応しやすく、僕も現在はずっと家で仕事をしています。
>>エンジニアになって初めてリモートワークをしたので感想をまとめる
またベンチャー企業ですと柔軟な働き方を取り入れてる企業も多いです。
中には年収を希望制にしている企業もあります。
僕なら年収1億円とかで試しに交渉してみたいのですが、実際はそんなふざけた希望を出す方は採用されないんだろうなと思っています。
【お金より働きやすさの面でエンジニアが優れていると感じる理由】
・労働力に対して給料がいいから
・仕事が苦にならないから
・自由度が高いから
ワークライフバランスを追い求めてエンジニアになったのにも関わらず失敗してしまうパターンもある
ここまで読み進めてきた方はひょっとするとエンジニアという仕事に魅力を感じているかもしれません。
たしかにエンジニアという仕事はワークライフバランスを叶えやすい職種ではあります。
しかし「余裕を持って働くことで生活にゆとりを持たせたい」と思ってエンジニアになったはずなのに精神的につらくなってしまうケースもあります。
この章ではエンジニアになって逆にしんどくなってしまうパターンを紹介します。
また、エンジニアになってから精神的に辛くなってしまわないため方法も書いてあるので駆け出しエンジニアの方は参考にしてください。
【この章でわかること】
✔ エンジニアになって逆にワークライフバランスが崩れてしまうパターン
✔ エンジニアとして心地よく働く方法
できないことが多すぎて自分を責めてしまう
1つ目ができないことが多すぎて自分を責めてしまうことです。
特にエンジニアになった最初は知らない用語もポンポン出来ますし、周りのエンジニアの方がカタカタプログラミングをして、いとも簡単に実装してしまうのを見ると魔法界で魔法が使えない少年のような気分になるでしょう。
「周りはあんな魔法のようにプログラムを組んでいるのに自分はなんてできないんだ」と思ってしまって、逆に日々メンタルが削られてしまう方もいます。
そのような方に伝えたいのは誰もが最初からできたわけではないということです。
はっきり言いますがプログラミングは知っているか、知らないかの部分はかなりが大きいです。
才能があるか、ないかではありません。
なので経験年数が多けばその分知っていることが多いのは当然です。
過度にできない自分を責めすぎずに最初はこんなものだとわりきることも大事です。
エンジニア気質の方と合わない
2つ目がエンジニア気質の方と性格が合わないということです。
ぶっちゃけエンジニアの方って超無口な方が多いですしドライな方も多いです。
ネット界隈でイケイケなエンジニアを見かけて憧れる方もいるかもしれませんが実際あんまりいないです。
逆に最近はそのようなエンジニアの方に影響を受けてエンジニアを目指す方もいるので業界の雰囲気は変わっていくかなぁと思いますがどうなんでしょう。
話が少しずれてしまいましいたが、結局何を言いたいのかというと、エンジニアの方の人間性に慣れなくて精神的に疲れてしまう方がいるということです。
例えばあなたがフレンドリーに話しかけてもそっけない返事をされたり、チャットでぶっきらぼうな指示を出されたりすると、「あれ、わたしってもしかして嫌われてるのかな?」と気になってしまう可能性があるということです。
結論から話すとこれもエンジニアの方の通常モードなので気にすることはないです。
でもドライすぎるのもどうかと思いますけどね。
もしあなたがエンジニアになるのなら人間味のあるエンジニアになっていただきたいものです。
【エンジニアになって逆にしんどくなってしまう場合と対処法】
・できなすぎてつらい
→最初はみんなそう
・人間味がなくて居心地が悪い
→別にあなたのことが嫌いではない
それでもやっぱりエンジニアは働きやすい良い仕事だと思う
今回は稼げるという目的でなくても働きやすさを目的にしてエンジニアを目指すのもアリという話をしました。
また、働きやすさを目指した際に失敗したり精神的に辛くなってしまわないための方法も紹介しました。
まぁなかなかリアルな事情も伝えてしまいましたがそれでも個人的にはエンジニアという仕事はオススメです。
毎日新しい発見がありますし、体も疲れません(けど1か月以上人と対面で喋ってないな、、)
それに最初にも話しましたが労働力に対する給料も比較的いいです。
最後になりますがこの記事を読んでくださった駆け出しエンジニアのかたはエンジニアに対して違った視点で魅力を感じてくれればいいと思いますし、エンジニアになってつらい思いをしないで欲しいなと思います。
逆にこの記事を読んだ現役エンジニアのみなさん。
新人を冷たいコードレビューや業務連絡で追い詰めないようにしましょう。
別に変に褒めたりはしんどいと思うのでそこまではしなくていいと思いますが「丁寧に接する」ことは意識してあげると新人君もプレッシャーを感じにくいと思います。
ちなみに僕は冷たくされてもどんどん質問しちゃうので逆に何だコイツはと思われてたかもしれません。みなさんも図太くいこうね。(鈍感なだけ)
以上です。