先日、nodeのバージョン管理ツール「n」をインストールした際にバージョン切り替えがうまくいかなかったので、その時の対処法を紹介します。
【前提】
・インストール自体はうまくいく
・nodeのバージョンリストも取得できる
・ただしバージョンは切り替わらない
sudo npm install -g n //うまくいく
n --version //確認できる
n install 12.14.1 //うまくいく
n list //うまくいく
n //ここができない
結論:違うnodeを見ていました
インストールできているのに、切り替えがうまくいかないので、以下コマンドを叩いてみました。
which node
すると「/.nodebrew/current/bin」を見ていることが判明。
今回nで見てほしいパスは「/usr/local/bin/node」なので、修正が必要でした。
修正の流れ
ということで、既存のnodeのパスを指定しているところを消しましょう。
とりあえず、既存のbashのパスを見てみます
less ~/.bash_profile
すると以下のような記述を発見...。
おうふ。
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
消してから以下を実行。
source ~/.bash_profile
再び、どのnodeを指しているかチェックします。
/usr/local/bin/nodeを見ていれば成功です。
which node //「/usr/local/bin/node」が正解
そもそも、nodebrewのパスを見ていたのはNode.jsをMacにインストールする方法【完全版】で、パスを書いていたからでした。
忘れてました。
切り替わることを確認
試しに「sudo n」で切り替えてみます。
今回は、12.15.0に変更してみます。
無事切り替わりました。
今回は以上です。
注意ポイント
・「n」でバージョンが切り替わらないときは、既存のnodeのパスが邪魔していないかチェック!