どうすればいいでしょうか?
今回はこんな疑問に答えていきます。
【この記事の信頼性】
この記事を書いている僕は現役のフリーランスエンジニアです。
現在は月報酬60万円の案件をもらっています。
>>参考:【誰でも目指せる】「フリーランスエンジニアは稼げる」はマジです【1年で月収60万円達成】
もともとはパソコンすら触ったこともなかったのですが、そこから1年ほどでフリーランスエンジニアになることができました。
実体験をもとに話すので参考になるかと思います。
フリーランスエンジニアに最短でなる方法を解説します【半年〜1年で目指せる】
結論から話すと、フリーランスエンジニアには最短で半年~1年ぐらいでなることができます。
ただし、方法を間違えると、そのくらいの短い期間でフリーランスエンジニアになるのはまず無理です。
最短でフリーランスエンジニアになるためには以下のステップで進みましょう。
ステップ1:学習+就活(2ヶ月)
ステップ2:実務(4ヶ月~10ヶ月)
ステップ3:独立、案件獲得
上記のとおりに、実践すれば最短でフリーランスエンジニアになる道も見えてきますよ。
では、それぞれのステップについてもう少し詳しく解説します。
前提:フリーランスエンジニア=月50万円以上の単価の案件に参画できるエンジニアのこと
ステップの解説に入る前にまずここでの「フリーランスエンジニア」という言葉の定義をさせてください。
章のタイトル通り、この記事で使う「フリーランスエンジニア」とは基本的に「月50万円以上もらえる案件を長期的に獲得できるエンジニア」を意味すると思っておいてください。
単発で仕事をゲットしたりするわけではなく、長期的に企業から依頼され続けるエンジニアという意味です。
ではステップの解説です。
学習+就活で2ヶ月
最短でフリーランスエンジニアを目指す場合は学習と就活を合計で2ヶ月ぐらいでおさめましょう。
最短で目指す場合は、「学習」ではなく「エンジニアとしての就職」にまず全精力を使うと良いです。
なので学習を丁寧にしすぎたり、就職する企業にこだわりすぎるのはよくありません。
学習は完璧ではなくていいです。
とにかく就職するために必要なことに集中して学習しましょう。
学習と就活では次のことを意識しておきましょう。
学習 → ポートフォリオを1つ作成しておくこと
就活 → 自社開発企業を目指すこと。無理ならSESでもいいので就職すること。
ポートフォリオというのはあなたが作るオリジナルサービスのことです。
ポートフォリオがあればほぼ確実にエンジニアとして就職できます。
ちなみにエンジニアとして就職する企業の「自社開発企業」というものは次の画像を参考にしておきましょう。
ポートフォリオを作る中で勝手にプログラミングのスキルは身についていきます。
スクールを使いましょう。
ポートフォリオを作成できるプログラミングスクールの4週間コースに通って、ポートフォリオをゲットすればOKです。
プロの手を借りつつ仕上げてしまえば良いのですね。
正直、マジの初心者が1ヶ月でオリジナルサービスを作り上げるのめっちゃキツイです。
できたとしても、その人は多分寝てないです。
もしくは天才です。
ただ、スクールに通ってしまえばお手本通りに動かしていけば勝手にポートフォリオができます。
まぁ自分で作ったかと言われれば怪しいのですが、そこは「自分(がメイン)で作った」ということにしておけばいいです。
フリーランスエンジニアを目指す時に通うと良いスクールはこちらにまとめていますので参考にしてみてください。
無料あり:フリーランスを目指せるプログラミングスクールランキング【体験をもとに徹底分析しました】
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個人的にはテックアカデミーの4週間コースがおすすめですね。
1ヶ月以内にプログラミングの基礎を学びつつポートフォリオもゲットできる最強のコースです。
学習する言語はあなたの好みに任せてOKです。
特に無いのならフロントエンドコースで良いと思います。
普通にdudaとかGreenなどの転職サイトで探してもOKですよ。
「東京 エンジニア 求人 未経験可」とかで調べればいっぱい出てきます。
実務4ヶ月〜10ヶ月
スクールでポートフォリオをゲットして就活もクリアしたあなたは晴れてエンジニアになれたはずです。
エンジニアとして就職したら4ヶ月〜10ヶ月は働いてみましょう。
全力で4ヶ月~10ヶ月働けば最低限フリーランスエンジニアとしてやっていくスキルがつくパターンもあります。
ただし一般的に見ればこの短期間の実務経験でフリーランスエンジニアになるためのスキルを身につけるのはけっこう難しいです。
理論上は可能なのですが、実際におすすめできるかどうかと聞かれたらオススメはできないです。
この後にも詳しく話しますが1年~3年は実務経験を積んだほうがいいというのが僕の意見です。
ただし、最短でフリーランスエンジニアを目指す場合は実務4ヶ月~10ヶ月でも可能なのでここではその数字を出しています。
4ヶ月~10ヶ月の実務の中では次のことを意識しましょう。
・仕事は他の人の分を奪うぐらいの勢いでやること
・設計から実装まで担当すること
・休日なんてないと思うこと、休みの日も勉強すること
・友人と遊ぶ時間なんて1分もとらないこと
・フロントエンドからバックエンドまで広い範囲の仕事をこなすこと
甘い気持ちで最短でフリーランスエンジニアを目指すと失敗します。
それなりの覚悟をもって挑戦しましょう。
案件獲得
実務を4~10ヶ月こなしたら、最後は案件獲得です。
案件の獲得方法には以下の3つがあります。
①ランサーズなどのクラウドソーシングサイト
②自分で営業
③エージェントを使う
最短でフリーランスエンジニアを目指す場合は①か②ですね。
理由はフリーランスエンジニアのエージェントは実務経験が1年未満の方向けの案件を用意していないことが多いからです。
ただし、①の場合だと単価が低すぎる可能性があるので注意は必要です。
ただし、③を無視して良いわけではありません。
一応エージェントにも聞いてみてください。
おすすめはレバテックフリーランスです。
親切に対応してくれますよ。
最短でフリーランスエンジニアになりたい場合はとにかく、いろんな手段を使って案件を獲得するということが大事です。
「数を打てばあたる」感覚ですね。
年数ではなく実力を評価してくれるクライアントであれば月に50万円ほどは全然払ってくれますよ。
フリーランスエンジニアを最短で目指す場合のデメリット
目指す中で何かデメリットはありますか?
さきに話してしまうと、次の点は最短でフリーランスエンジニアを目指す中でデメリットと言えます。
・勉強しまくりな毎日になるのでしんどいです
・案件取るのも大変です
・単価が低いです
それぞれについて解説します。
ほぼすべての時間を学習に費やすことが必要
まず、最短でフリーランスエンジニアを目指すには、すべての時間を学習に費やすことは必須だと思ってください。
世の中にはプログラミングスキルを身につければ自動的にフリーランスエンジニアになることができると考えている方がいますが、ぶっちゃけ甘すぎますよ。
フリーランスエンジニアはなぜ、需要があるかわかっていますか?
それは「実力のある人材を手軽にピンポイントで獲得できる」からです。
つまり、実力のない人を雇うメリットはありません。
ただでさえフリーランスエンジニアは案件の期間が保証はされていません。
来月は仕事がないみたいな状況も全然ありえます。
そんな中で実力もないのに仕事を受注してしまってもクライアントから「コイツは使えねーな」と思われて速攻で契約を切られて終わりですよ。
厳しいと思うかもしれませんがそういう世界なのです。
なのでフリーランスエンジニアには実力が求められます。
最短でフリーランスエンジニアを目指す場合は、この「実力」がたりない可能性が高いです。
そのため、毎日勉強してスキルアップしていく必要があるというわけです。
ほぼすべての時間は学習に使いましょう。
技術があっても経験年数が少ないので案件が取りにくい
「そもそも案件が取りにくい」というのもデメリットの1つです。
フリーランスエンジニアの案件の条件にはよく「実務経験○年以上」みたいな記載があります。
たとえば以下は実務経験が1年以上の方向けの案件です。
しっかりと
Rubyを用いた開発経験1年
と書かれていますね。
まぁ「○年以上」というのはあくまで、そのぐらいの期間をエンジニアとしいて働いていたら大丈夫だろうという発注者の感覚でしかありません。
しかし、条件を満たしていない場合はたとえ実力があっても案件を獲得するのは難しいです。
このように「実力があっても案件がとれない」という事態が起きる可能性があるのはデメリットと言えます。
ただし、経歴や実務歴を盛るのはおすすめしません。
あとからトラブルになる可能性がありますからね。
単価がやや低め
当たり前ですが、最短でフリーランスエンジニアを目指す場合、最初の案件の単価が低い可能性は高いです。
もちろん月50万円以上の案件を受注することも可能ですが、確実にとることができるかと言うと正直難しいです。
実務経験が1年以上になると一気に簡単になるんですけどね。
それでも「最短でフリーランスエンジニアになりたい」という方はまずは30万円ぐらいの案件を獲得しましょう。
その実績をもとに次は40万、その次は50万とステップアップしていけばOKです。
フリーランスエンジニアに最短でなる&確実に案件を取りたいのなら実務は1~3年体験しておこう
単価も案件数も確保できて、最短でフリーランスエンジニアになるにはどのくらいの期間が必要ですか?
フリーランスエンジニアにはできるだけ早くなりたい、けどしっかりお金はもらいたいという方は実務を1~3年経験してからフリーランスエンジニアになりましょう。
実務経験が1~3年になると案件の数はぐっと増える
さきほど実務経験が半年程度しかないと、案件の数は少ないと言いました。
しかし実務経験が1年~3年になると、案件の数はグッと増えます。
ほぼ確実に月単価50万円以上の案件を受注することができますよ。
例えば以下の画像は実務経験が2年以上ある方向けの案件です。
普通に月80万円ほどもらえる案件ですね。
実はフリーランスエンジニアの平均年収は800万円以上です。
普通2年働いてここまで給料が上がる仕事ってないですよね?
しかし、エンジニアになれば一気に給料を上げることができますよ。
最速でフリーランスエンジニアになるよりもちょっと待ったほうがお得
個人的には実務半年でフリーランスエンジニアになるよりは、実務1年でフリーランスエンジニアを目指したほうが良いかなとは思います。
理由は次のとおりですね。
・案件の数も多い
・単価も高い
・ある程度信頼される
半年でフリーランスエンジニアを目指す場合と1年でフリーランスエンジニアを目指す場合ではしんどさが全然違います。
前者がめっちゃ努力が必要なのに対して、後者は案外すんなりいけます。
そういう面を考えると無理に半年でフリーランスエンジニアを目指すよりは、もう半年働いてからのほうがいいのでは?と思いますね。
↑こういう方は、実務半年で転職したらどうですかね?
多少は給料も上がると思いますよ。
それに、お金も安定して稼ぐことができるので悪くない選択だと思います。
僕は1年でした
僕の話になりますが、自分は実務経験1年でフリーランスエンジニアになりました。
フリーランスエンジニアになった理由は次のとおりです。
・案件を見ていて自分でもできそうだと感じるものが多かった
・お金が欲しかった
まぁ特にこだわりの理由はないですね。
また、僕の場合は営業とかが絶対に向いていないタイプだと自覚があったので、半年でのフリーランスエンジニアデビューはやめておきました。
1年働いて、エージェントさんに案件を紹介してもらうほうが性に合っていると判断した結果1年で独立という形になりました。
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(僕がフリーランスエンジニアになるために通ったスクールをランキング化しています)
あなたはなぜフリーランスエンジニアを目指すのか考えて最短ルートを考えよう
ここまではフリーランスエンジニアを最短で目指す方法について解説してきました。
しかし、ここではっきりと言っておきたいのは「最短だから良い」というわけではないということです。
もちろん「フリーランスエンジニア」として名乗れることはかっこいいかもしれませんが、早く目指せば目指すほどついてくるリスクも大きくなります。
まずは、なぜあなたがフリーランスエンジニアになりたいのかを考えてみましょう。
その目的によっては、最短の期間も変わってきます。
お金目的なら最速にこだわる必要なし
↑このパターンなら、そこまで最短にこだわらないほうがいいですよ。
仮に最短でフリーランスエンジニアになることができたとしても、長期の高単価案件を獲得できない可能性が高いですからね。
お金目当てでフリーランスエンジニアになったのに、正社員時代より給料が下がるなんてことも普通にあります。
税金も自分で払わないといけなくなるということも覚えておきましょう。
もし、あなたが安定してフリーランスエンジニアとして高収入を得たいのであればやっぱり実務経験は最低でも1年は積むと良いと思います。
働き方にこだわるのならクラウドソーシングサイトの利用をするべき【数ヶ月で可能】
↑もしもあなたが、こんな感じで「お金は最低限あればいいから好きなときに働いて好きな働き方ができればいい」と考えているのであれば別に数ヶ月~半年ぐらいでフリーランスエンジニアになってもいいかなと思います。
そういう場合は、ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングサイトで案件を獲得すると良いですよ。
・直営業→自由な働き方ができない場合もある
・エージェント→そもそも案件がない可能性が高い
・クラウドソーシングサイト→単発案件OKで、作品納品さえすればいいので自由に働きやすい
上記がクラウドソーシングサイトをおすすめする理由です。
WEB制作などで稼ぎたい方はこんな感じで良いと思います。
個人的にはクラウドソーシングはおすすめしない【安すぎ】
先程、クラウドソーシングサイトの利用を手段として提案しましたが個人的にはあまりおすすめはしません。
理由は「報酬が低すぎるケースが目立つ」からです。
以前僕の知り合いが報酬5万円ほどで案件をうけていました。
しかし、内容を聞いたところ20万円はもらってもいい内容だったのです。
つまり彼は知らない間に15万円分損していたことになります。
だから知らない間に安く買い叩かれていることが多いんです。
特に、クラウドソーシングサイトで発注する人のほとんどは「どれだけ安く案件をこなしてもらえるか」しか考えていません。
このようなことは日常茶飯事です。
もしもあなたが、フリーランスエンジニアとしてクラウドソーシングサイトで案件を獲得するときは、身の回りのエンジニアの先輩やTwitterの有識者に価格と難易度が見合っているかどうかを確認しておきましょう。
フリーランスエンジニアには誰でもなることができる【行動がすべて】
今回は最短でフリーランスエンジニアになる方法について解説しました。
フリーランスエンジニアに求められていることや、目指し方がわかったのではないでしょうか?
実際にフリーランスエンジニアは稼げる職業なのでマジで目指すことはおすすめです。
そして、最後にあなたに伝えたいことは「フリーランスエンジニアになること自体は誰にでもきる」ということです。
フリーランスエンジニアになるために特別な資格はいりません。
学歴も必要ありません。
そんなに身構えなくてもOKですよ。
やるかやらないかだけ
ぶっちゃけフリーランスエンジニアには誰にもなることができるのであとはあなたが「やるかやらないか」だけですね。
フリーランスエンジニアになるために、しっかりエンジニアとしてスキルを身に着けて、努力していけば絶対になることができます。
しかし学習をしなかったり、エンジニアになるために努力をしない方はずっとフリーランスエンジニアになることはできません。
途中でも話しましたが、ただ適当に過ごしていてもフリーランスエンジニアになることはできません。
やることはやりましょう。
↑もしあなたがこのように考えているのならば以下の記事が参考になるかと思います。
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時間をムダにしないようにしましょう
「プログラミングの勉強をはじめようかな」
「仕事をやめてエンジニアになって自由な生活を手に入れたいな」
と口に出したり、頭の中で考えているだけではいつまでたっても現実はかわりませんよ。
厳しいことを言いますが行動に移さない限り時間のムダです。
現実を変えたいのであればまずは行動しましょう。
学習をはじめたいのなら今日始めましょう。
スクールが気になるのであれば今日無料体験の予約をしましょう。
エンジニアになりたいのであれば、今日できるだけ多くのエンジニアに関する情報を調べましょう。
あなたが適当に過ごしている時間にも、他のフリーランスエンジニアを目指している方はどんどん努力していますよ?
おいていかれないように行動を起こしてみると良いと思います。
個の力で稼いでいきましょう
プログラミングのスキルがあれば、「フリーランスエンジニア」という働き方も「正社員」という働き方も両方可能です。
ただ、スキルがない普通の会社員は会社に依存しながら暮らすしかありません。
もしリストラされてしまうと、何もスキルがないので再就職にもこまります。
自分の人生を本当に会社にまかせて大丈夫ですか?
昔と違って今は、終身雇用の制度も崩壊しつつあります。
「会社員だから一生平和に暮らしていける」と考えるのは少々危険ですよ。
それにスキルもないまま会社に雇われていたら給料とかも全然上がっていかないですよね?
転職もしにくいですし。
あなたの「武器」は身につけておいたほうがいいですよ。
フリーランスエンジニアのように個人で働けるようになると仕事の選択肢も増えますし、給料もあがります。
個人で稼いでいく手段をもっていると人生に余裕もでます。
プログラミングスキルを習得して個人で稼いでいけるようになってみてください。
見える景色がかわるはずですよ。
今回は以上です。
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