これからプログラミングの独学を始めようと思っている方は何から勉強したら良いのか絶対に悩みます。
この記事ではそんなあなたのためにプログラミング独学は何から始めればいいのかを解説しています。
やみくもに独学をはじめても失敗するのがおちです。
プログラミング独学を始めるときは「何を」「どうやって」「何のために」学ぶのかを明確にする必要があります。
この記事を読めばそこを明確にできる。
すぐに挫折するなんてことにはなりません。
参考にしてみてください。
【この記事でわかること】
【この記事の信頼性】
この記事を書いている僕は現役のWEBエンジニアです。
1人で学習をコツコツして技術力を高め、エンジニアになって1年で月単価60万円以上の案件を紹介してもらえるレベルになった実績があります。
プログラミングの学習方法は任せてください。
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プログラミング独学は何から始めるべきなのか現役エンジニアの僕がまとめました
プログラミング独学を始めるにあたっては「やってやるぞ」という気持ちになっても一体何からはじめたらいいのかわからなくなりますよね。
実際けっこう多くの人がプログラミング独学に挑戦して失敗します。
・何から始めれば良いのかわからない
・何を目指せばいいのかわからない
・飽きる
上記の理由とかが多いですね。
ちなみに僕自身はプログラミングの独学はまずやめておいたほうが良いと思っています。
優良スクールを受講することで、確実にスキルは習得できる。
例えば単純にスキルを身に着けたい初心者の方ならDMMWEBCAMP学習コース、エンジニア転職を目指すならDMMWEBCAMPエンジニア転職コースはオススメ。
講師は現役エンジニアですし、副業サポート&転職サポートも充実しています。
参考:DMMWEBCAMP学習コース(旧:SKILLS)の評判は良い?【学習内容や向いている方をすべて紹介します】
参考:【知ってる?】DMMWEBキャンプの専門技術コースの評判が良すぎる件【学習できる内容と一緒にまとめた】
なお、独学を基本的に避けるべき理由はこちらでも詳しく話しています。
>>プログラミングの独学はマジでキツイからやめておいたほうが良い話【経験者が本気で語ります】
プログラミングスクールのランキングは以下で紹介しています。
【転職保証つき】返金保証ありのプログラミングスクールランキング【エンジニアが選びました】
【無料あり】プログラミングスクールおすすめランキング【WEBエンジニアになりたい方向け】
しかし中には「スクールに通うお金がない」「身近に教えてくれる人がいない」などの理由で独学をするしかない方もいますよね。
あなたにプログラミングの学習で失敗してほしくないのでこの記事では全力で独学方法を紹介しています。
ここに書いてある道筋で学習をすすめていけば、プログラミング独学を成功させることも可能です。
ぜひ参考にしてみてください。
【この章でわかること】
プログラミング独学は何からはじめたらいいのか
プログラミング独学の順番
言語を決める
プログラミング独学の最初のステップが「学習するプログラミング言語を決めること」です。
ここが決まらないと前に進んでも意味ないです。
プログラミング言語を選ぶのはゲームで最初のキャラを決めるのと同じことです。
プログラミング言語によってできることや得意なことも違います。
ぶっちゃけここの選択はしっかり考えてしたほうがいいです。
言語の選び方はこの後に書いてあるので読み進めていってください。
教材を決める
学ぶプログラミング言語を決めたら次は教材を決めましょう。
当たり前ですが言語によってオススメの教材は変わってきます。
1部共通で使ったほうが良い教材もありますのでそちらはこのあと紹介します。
プログラミング独学にとって教材は先生の代わりです。
ここも選択をミスると学習が全くうまくいかなくなるので注意が必要です。
オリジナルサービスを制作する
プログラミング独学を成功させるための最後のステップがオリジナルのサービスを開発することです。
「めっちゃ大変じゃん」と思うかもしれませんが別に簡単なサービスでいいです。
例えば掲示板とかですかね。
書き込みと編集と削除ができればそれは立派なサービスですよ。
プログラミング独学の最終ステップにオリジナルのサービス制作を置く理由は「自分でプログラミングを使って何かを作り出したときに1番成長する」からです。
これはプログラミングをある程度勉強した方やエンジニアの方は絶対に共感できるはずです。
なんだかんだで実際に何かを作らないと力は付きません。
他の勉強とかなら暗記などが大切ですよね。
でもプログラミングは違います。
実践が何よりも大事です。
机の上で概念を学ぶだけでは全く力にならないので注意が必要です。
「手を動かした回数=成長度」であることを絶対にあたまにおいておいてください。
【プログラミング独学は何から始めれば良いのか】
①プログラミング言語を決める
②教材を決めて学習
③オリジナルのサービスを開発しながら実践的に学ぶ
プログラミング独学は何から始める?【①言語の選び方】
まずはプログラミング言語を決めたいのですがどのように決めたら良いでしょうか?
さきほどはプログラミング独学で何から始めたら良いのかをざっと紹介しました。
ここからはそれぞれのステップについて紹介していきます。
まずは学習するプログラミング言語の選び方からです。
ここはゲームでいう初期キャラの選択場面です。
ここで決めた言語がこれからのあなたのできることや働き方を大きく左右するので慎重にきめましょう。
【この章でわかること】
プログラミング独学でのプログラミング言語の決め方
将来のあなたが何をしたいかが大事
プログラミングの言語を選ぶときは将来あなたがプログラミング言語を使ってなにをしたいかを基準にすることが大事です。
・ゲームを作りたい
・スマホアプリを作りたい
・とりあえずエンジニアになれればOK
・リモートワークがしたい
上記のようなプログラミングを学びたい理由があればわりとサクッと決まります。
もしあなたが特に理由もなくプログラミングを学びたいのであれば無難なプログラミング言語であるPHPやJavaScriptを学んでおけばOKですね。
ただしできるだけ目的をもって選ぶようにしましょう。
でないと後から大変です。
たとえばあなたがスマホアプリを作りたかったのに作ることができない言語を選んでしまったら学習を始めた後に「こんなはずじゃなかった」と思ってしまいますよね。
次の章でプログラミング言語の特徴をざっと紹介しているので参考にしてみてください。
言語別の特徴
これからプログラミング独学をはじめるあなたのために代表的なプログラミング言語別の特徴をまとめました。
(他にも言語はあります。あくまで代表的なものです。)
選ぶときの参考にしてください。
言語名 | 特徴 |
Java | 金融機関などで使われていることが多い。求人数は1番だが働き方に柔軟さがない。 |
C | 処理速度は早いがコンピュータの知識もいるので初心者向けではない。 |
JavaScript | 求人数も多く人気も高い。モダンな技術がどんどん出てくるので楽しいが勉強必須。 |
PHP | WEBページやWEBアプリ制作でよく使われる。求人数が多くリモートワークもしやすい。 |
Ruby | WEB系の企業でよく使われる。日本人が開発したサクサク動かすことができる言語。 |
Python | 機械学習に強みをもつ言語。そこまで難しくもないので初心者にもおすすめ。 |
Go | 大規模システム開発にも向いている言語。初心者はわざわざ選ぶ必要はない。 |
Swift | iOSアプリを作ることのできる言語。iPhoneアプリを作りたい方向け。初心者もわりと習得しやすい。 |
Kotlin | Javaとの互換性あり。Androidのアプリも作ることができる。 |
Unity | ゲーム開発ができる言語。 |
実際に現場で働いているエンジニアの方は「あの言語がねーぞ」とか「今の最先端は〇〇だ」とか言いたいかもしれないですがあくまで今回はプログラミング独学を何から始めたらいいかわからない方に向けて伝えているのでスルーしてください。
ぶっちゃけプログラミングは1つの言語をマスターすることができれば次の言語の習得からはグッと楽になります。
なぜなら書き方が違うだけでやってることは同じだからです。
そのため最初は習得しやすい言語や日本語の解説が多い言語を選ぶと良いと思います。
特に希望がないのならさきほどの言語一覧から選べばいいと思いますよ。
個人的なおすすめ言語紹介
個人的にこれからプログラミング独学を始める方におすすめの言語は次の3つです。
・Ruby
・JavaScriot
・PHP
プログラミング言語はたくさんありますがまずはこの3つのうちのどれかから始めたら良いと思います。
もちろんやりたいことや言語が決まっている方はその言語を選べばOKです。
ただし先ほども言いましたがプログラミングは1つ言語をマスターしてしまえば次の言語の習得は楽になります。
特にやりたい言語がないのであれば上記3つの中から選べばいいです。
ちなみにこの3つを選んだ理由は以下です。
・WEB系にいきやすい
・求人もある
・難易度も特別高いわけではない
・教材や日本語の記事も充実している
WEB系というのはwebサイトやwebアプリを作る業界のことです。
WEB系のエンジニアはリモートワークなど柔軟な働き方がでしやすかったり服装が自由なところが多いのが特徴です。
WEB系企業で代表的なのはサイバーエージェントやLINEとかですね。
【プログラミング独学の言語の選び方】
・自分のやりたいことや作りたいものから決めるのがベスト
・特に無いならJavaScriptかPHPかRuby
・個人的にはWEB系言語がおすすめ
プログラミング独学は何から始める?【②教材の選び方】
さきほどはプログラミング言語の選び方を紹介しました。
次はいよいよ独学の開始です。
独学では何よりも「教材」は大事です。
先生がいないぶんココで間違えたらマジで成長しませんからね。
【この章でわかること】
プログラミング独学での教材の選び方
基本学習はドットインストールがおすすめ
プログラミング独学を何から始めたら良いのかわからない方におすすめの教材の1つがドットインストールです。
ドットインストールは「基本学習」にピッタリの動画学習サービスです。
特徴はこんな感じです。
・1動画3分ぐらい
・めちゃくちゃ詳しい解説があるわけではない
・動画を見ながらコードを動かすことができる
個人的には文字を見ながらより動画を真似たほうがはやく覚えることができるのでめっちゃ使っています。
今でも新しい言語の基本を学ぶときは使っています。
アルゴリズム系はPaiza
プログラミング独学を何から始めたら良いのかわからない方におすすめの教材の2つ目がPaizaです。
プログラミングには「アルゴリズム」という考え方があります。
アルゴリズムというのは簡単に言えば問題を解決するための手順・方法というものです。
例えば10個のボールを3人に1つずつ順番に渡していく処理をプログラミングで書きたかったら10個のボールを1つずつ取り出すという手順が必要です。
プログラミングではそのようなアルゴリズムを基本的な文法を使って書くことができます。
プログラミング言語を1つマスターしてしまえば次からの言語は習得しやすいというのはこの「アルゴリズム」をある程度わかっているからです
言語によって書き方は多少変わりますが考え方は同じということです。
「アルゴリズムを制するものはプログラミングを制する」といってもいいですね。
そしてこのアルゴリズムを独学で学ぶにはPaizaがおすすめということです。
Paizaではプログラミングの問題を解くことができます。
ゲーム感覚でやれるのでやってみるといいですよ。
ランク別にわかれているのですがDランクぐらいはやっておくと良いかなと思います。
ネット記事や公式ドキュメント+参考書
プログラミング独学を何から始めたら良いのかわからない方におすすめの教材の3つ目がネット記事、公式ドキュメント、参考書です。
このような教材は主にオリジナルサービスの開発のときに使うことになります。
公式ドキュメントというのは各プログラミング言語などの公式の解説書です。
例えばPHPの公式ドキュメントは以下です。
実際に調べながら進めていくので最初はけっこう大変です。
流れは次のような感じですね。
1.作る
2.失敗したらネット記事、公式ドキュメント、参考書で調べる
3.試す
この1~3の繰り返しがオリジナルサービスの完成までずっと続くと考えてください。
まじかよーと思うかもしれませんが実際のエンジニアの仕事も1日中こんな感じですよ。
作る→失敗する→調べる→試すの繰り返しです。
好き嫌いは別れますけど僕はチマチマやるのが好きなのでけっこう楽しいです。
ここまでざっと教材を紹介しました。
これらの教材をしっかり使ってプログラミングを勉強すれば独学でもエンジニアを目指すことは可能です。
しかし独学の場合は基本的にわからないところも全部自分で解決しないといけません。
僕自身がプログラミング独学で失敗したからこそ言えるのですがめっちゃしんどいです。
結局スクールに通ったら今までの時間なんだったの?というぐらいスムーズに学習できました。
個人的にせっかくやる気になったのならプログラミング学習は続けてほしいなと思うので僕が通ったスクールをランキング化してまとめておきました。
独学がキツイと感じたら参考にしてみてください。
>>参考:【無料あり】プログラミングスクールおすすめランキング【WEBエンジニアになりたい方向け】
【プログラミング独学の教材の選び方】
・基礎 → ドットインストール
・アルゴリズム → Paiza
・オリジナルサービス開発 → ネット記事、公式ドキュメント、参考書
こちらでは無料でプログラミングの基本を学習可能。
【完全無料】HTMLとCSSの学習ステップ一覧
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プログラミング独学は何から始める?【③オリジナルサービス開発の例】
プログラミング独学の最終ステップがオリジナルサービスの開発です。
もちろん1人でやりきるのは難しいですがここをクリアできるとけっこう力になります。
それにプログラミング独学に成功したと言ってもいいでしょう。
個人的にも1人でオリジナルのサービスを作って公開までしているとマジですごいなと思います。
ただしオリジナルのサービスを作るにあたってもいくつか注意点もありますので気おつけてください。
ここではオリジナルサービスの開発例を紹介します。
【この章でわかること】
あなたがオリジナルサービスを作るための例
目標設定
まずは目標設定です。
目標を決めるときは以下を心がけてください。
・難しすぎない
・作成、編集、削除機能がついている
・公開まですること(他の人がサービスを見れるようにする)
あるあるなのが壮大なオリジナルサービスを作りたいと思ってしまうことです。
「新しいゲーム」「メルカリのような売買サービス」などですね。
ぶっちゃけこういう大きいのを初心者が独学で作り上げるのはほぼ無理なのでやめておいたほうがいいです。
それよりは「小さい機能を確実に成功させる」ことを意識しましょう。
個人的には作成、編集、削除機能がついているサービスであれば十分だと思います。
ポートフォリオ(自分の実力を示すための作品)としても使えます。
それを他の人が見ることができる状態にすることができれば一旦は完成です。
ということで上記を踏まえてここではオリジナルサービス開発例を紹介します。
【例】
・サービス → 掲示板
・言語 → HTML,CSS,PHP,JavaScript
・データベース → MySQL
・フレームワーク → Laravel
・サーバー → AWS(EC2)
・バージョン管理ツール → Git,GitHub
・ローカル開発環境 → MAMP(LAMP)
かんたんな掲示板を作ってみようということです。
多分見慣れない文字が多いとおもいますが、独学でオリジナルサービスを開発する分にはこのぐらいのスタートが良いです。
もしあなたが特に作りたい簡単なサービスがないのであれば掲示板はオススメですよ。
とくに「作成、編集、削除」機能がしっかり入っているのがいいですね。
厳しく聞こえるかもしれませんがここでビビっているぐらいなら独学はやめたほうがいいですよ。
何回も言いますがプログラミング独学は簡単ではないです。
「やってやるぞ」という気持ちを持っておかないと無理です。
学習プラン
目標を決めたら学習プランを決めましょう。
さきほど例として目標を決めたのでここでは仮の学習プランを用意しました。
1ヶ月目・・・ドットインストールにてHTML,CSS,PHP,JavaScript,MySQL,Gitの学習&MAMPでローカル開発環境を構築
2ヶ月目・・・AWSやサーバーに関する知識の学習
3~5ヶ月目・・・オリジナルのサービスを開発
常にやること・・・アルゴリズムの練習(Paiza)
半年ぐらいあればオリジナルのサービスをリリースできることは可能ですね。
毎日2~3時間は取り組むことが前提です。
ここでの注意点は「基本の学習に時間を当てすぎるな」ということです。
はやめにオリジナルサービスの開発に取り掛かるようにしましょう。
学習のポイント
オリジナルサービスの開発にあたっての学習ポイントをいくつかまとめました。
・とにかくググること
・無理だと感じたら1日寝かしてみること
・すぐに出来上がると考えないこと
・難しいことはしないこと(2択でせまられたら簡単なほうにすること)
あくまで最終的な目標は「サービスとしてリリースすること」です。
リリースできなかったらマジで意味ないです。
あとは途中で絶対に詰まるところが出てきます。
場合によっては3日間ぐらい調べっぱなしで前に進めないときもあると思います。
そういうときは一旦寝ましょう。
「もう無理だ」と思うかもしれませんが次の日になってみると案外解決策がみつかったりもします。
すぐに出来上がると考えるのはやめて地道に向き合っていくことが大事ですよ。
【オリジナルのサービスを開発する流れ】
・目標決め ※必須条件は入れておく
・プラン決め ※半年を目安に
・開発 ※諦めないこと
プログラミング独学を何から始めたらいいか理解した上で注意しておくべき点
ここまではプログラミング独学の始め方や目標の決め方を紹介してきました。
ある程度「こんな感じかなー」と見通しがついている方も多いと思います。
しかし注意しておいた点もあります。
やみくもにプログラミング独学をしても失敗するだけです。
避けるべき失敗は積極的に避けていきましょう。
【この章でわかること】
プログラミング独学で何から始めるか理解した上での注意点
基本学習には最大2ヶ月程度しかかけないこと
何から始めるか理解した上での注意点の1つ目が「基本の学習に時間を奪われすぎないようにする」ことです。
よくプログラミング独学をしている方は「基礎学習のループ」にハマってしまっていることがあります。
永遠に基礎を勉強し続けている感じですね。
基本を学ぶことは大事なのですがそれだけだと実は全く力になりません。
「基礎学習のループ」は手持ちのキャラを進化させないまま育てているのと同じです。
ある程度まではレベルは上がりますがそれ以上育ててもレベルは変わりません。
進化させないといけないのです。
プログラミング独学でいう進化は「実践」つまりは「オリジナルサービスの開発」です。
基本的な学習はマックスでも2ヶ月程度にしておきましょう。
難しいことをしすぎないこと【最小限の機能からいこう】
何から始めるか理解した上での注意点2つ目が「難しいことはしすぎないようにしよう」ということです。
オリジナルサービスを作るときは色々機能をつけたしたくなったり、最新の技術を入れたくなったりします。
そのほうがカッコがつくからですね。
しかしやめたほうがいい。
「俺(私)はこんなすごいサービスを作ってやったんだぜドヤァ」みたいなことをしたいかもしれませんが、まず無理なのでやめておいたほうが良いですよ。
高い目標を掲げるよりもまずは確実にリリースできることを目標に頑張りましょう。
機能は最小限にしてシンプルなものから作っていくことをオススメします。
あとから機能を足していくこともできますからね。
大きなことを目指して失敗するよりも小さな成功を積み重ねることのほうがよっぽど意味がありますよ。
コンピュータに関する基礎知識はつけておくこと
3つ目が「コンピュータに関する基礎知識はつけておこう」ということです。
プログラミング独学をはじめてサービスをリリースすることができればある程度「プログラミング」に関する知識はつきます。
しかしコンピュータに関する知識はなかなかつきにくいです。
もしあなたがプログラミング独学をはじめてエンジニアを目指すのであれば最低限のコンピュータに関する知識はつけておきましょう。
コンピュータの知識がないとこんな困ることがおきます。
・会話についていけない
・よくないプログラムを書いてしまう
・なんとなく物事をすすめてしまう
僕の今の職場でも未経験からエンジニアになって入ってきた方がいるのですがプライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスの違いをエンジニアになって1年経ってもわかっていない人がいました。
そういう人を見るとマジかよと思ってしまいますね。
会話もままならないし、コンピュータのことをわからないまま色々操作するとバグを起こしたりもします。
あなたも最低限のコンピュータに関する知識はつけておきましょう。
基準としてはITパスポートという資格を取得するぐらいには知識をつけておきましょう。
参考書はキタミ式がおすすめです。
【プログラミング独学の注意点】
・基本学習に時間を使いすぎない
・難しすぎることはしない
・コンピュータの基礎知識はつけておく
プログラミング独学を何から始めればいいかわからない方に始め方を教えたときの話
プログラミング独学を何から始めたらいいか気になる方の中には成功談を聞きたい方もいますよね。
ちなみに僕自身はプログラミング独学には失敗しています。
しかし僕がプログラミング独学をアドバイスしてあげた方が一応オリジナルサービスのリリースまでできるようになったのでその話をここでは紹介します。
まぁ僕が多少は教えてあげているので完全な独学ではないですけど「独学に近い」ことは確かですので参考にはなると思います。
ちなみに教えてあげた方のスペックは以下です。
・20代前半女性
・大学は文系
・プログラミング未経験
・リモートワークがしたいのでエンジニアになりたいとのこと
まじで「THE初心者」でしたね。
では見ていきましょう。
【この章でわかること】
プログラミング独学を成功させた方の話
教えたときの流れ
最初にエンジニアになりたくてプログラミングの学習を始めたいけど何から始めれば良いのかわからないと相談されました。
そこで下記のようなオリジナルサービスの制作を目標に、独学のプランを提示してあげました。
【目標としたオリジナルのサービス】
・サービス → 掲示板
【使用する言語など】
・言語 → HTML,CSS,PHP,JavaScript
・データベース → MySQL
・フレームワーク → CakePHP
・サーバー → AWS(EC2)
・バージョン管理ツール → Git,GitHub
・ローカル開発環境 → MAMP
学習プランはさきほどの章で解説したものとほぼ同じです。
・1~2ヶ月目はドットインストールで基本学習
・3~6ヶ月目でオリジナルサービスの開発
・並行してGitやコンピュータの勉強
リモートワークを将来的にやりたいということだったのでPHPという言語をおすすめしました。
連絡ツールはSlackというアプリを使いました。
このツールはエンジニアの現場でもよく使われているアプリです。
オリジナルサービスを作るときは基本的には僕のGitHubで見本のコードを提示して、それをもとに作ってもらいました。
制作 → 疑問点があれば質問 → プルリクエスト → チェック
上記のようなわりと実践に近い形で開発してもらいました。
結果的に5ヶ月で成果物完成
はやめにオリジナルサービスの開発に取りかかれたこともあり5ヶ月目で完成はしました。
僕自身独学をサポートするのははじめてだったのですが、やっぱり完全未経験者がそれなりに勉強しようと思うと半年ぐらいはかかるのだなと思いましたね。
プログラミング独学を何からはじめたらいいかまだわからない方も「大体半年ぐらい習得にはかかるのかー」と思ってもらえればいいと思います。
ちなみにオリジナルサービスを作った彼女はそれをもとに就職活動中です。
ぜひ良い企業に就職できれば良いなと思います。
1番苦労していたのは基礎知識
プログラミング独学を始めた中で1番苦労していたのが基本の知識でした。
教える中で専門の用語をわかりやすく言い換えるのは難しかったですね。
やっぱりプログラミング独学の中で「説明の記事を読んでも専門用語」で解説されているのでわかりにくいということでした。
これまでプログラミングをやったことがある方や理系の方だとすんなり入ることでも、完全未経験かつ文系の方にとっては「は?」と思うみたいです。
独学するにあたっても用語や仕組みを何かわかりやすい例で例えて教えてくれるような人がいるといいなとは思いました。
(スクールとかだと基本的な用語からわかりやすく教えてくれます)
【プログラミング独学を何から始めればいいかわからない方に教えてあげた話】
・学習は半年ぐらいかかりそう
・基本的な概念や用語を知るのに労力がかかっていた
※補足:繰り返すが独学はオススメはしない
実際に独学をサポートしましたが、絶対に1人の学習はキツイと感じました。
僕はやっぱり初心者はスクールに行くべきだと思います。
>>【無料あり】プログラミングスクールおすすめランキング【WEBエンジニアになりたい方向け】
プログラミング独学を何から始めたらいいかわからない方でも最終的にエンジニアになることは可能
プログラミングのことが何もわからなかったり、何から始めたらいいのかわからない方は悩みますよね。
でも結論から話すと本気で向き合えばそんな状態からでもエンジニアになることは可能です。
ここではプログラミング独学を何から始めたらいいのかわからないけどエンジニアになりたい方に向けて大事なことを伝えたいと思います。
甘くはないので覚悟次第
まずエンジニアを目指すにあたってオリジナルサービスを開発することは必須だと思ってください。
もしあなたが完全未経験の場合あなたの実力ややる気を証明するのは言葉ではなく成果物です。
そしてそのオリジナルサービスを独学で作り上げるのは決して簡単では有りません。
まじで甘くはないので覚悟次第です。
ただ半年、1年かけてでも独学をしてエンジニアになるという強い気持ちがあればそれは可能です。
もしあなたがこれからプログラミング独学でエンジニアを目指すことを決めているのであればあらためて気を引き締めましょう。
就職してからが本番ですよ
実際に完全未経験の状態からエンジニアになったからこそ言えるのですが「就職してからのほうがキツイ」です。
最初の半年は覚えることだらけで大変です。
でもそれを乗り越えることができればあとは本当に良い働き方ができます。
具体的には以下です。
・リモートワークなど
・1年で年収720万円
・2~3年で年収800万円以上
僕はエンジニアになって1年で月単価60万円の案件を紹介してもらえるようになりました。
参考:【誰でも目指せる】「フリーランスエンジニアは稼げる」はマジです【1年で月収60万円達成】
今ではフルリモートで働くことができています。
満員電車に乗る必要もありません。
朝早く起きる必要もありません。
好きなものはだいたい買うことができます。
もしあなたもプログラミング学習を乗り越えて、エンジニアになることができればこのような生活をたった1年で手に入れることができます。
積極的に挑戦しよう
最後にあなたに伝えたいことはプログラミングの学習には積極的に挑戦しようということです。
独学は個人的にはオススメしませんがプログラミングを学ぶことはめちゃくちゃおすすめします。
エンジニアという職業も本当におすすめ。
他の人が「仕事がいやだ」とか「やめたい」とか言ってるのを見ると「じゃあエンジニアになればいいのにな」と思います。
年収は高いし将来性も抜群で仕事を失うこともない。それに働きやすい。
マジでいい仕事だと思っています。
プログラミングを学習してみたい気持ちがあるのなら今すぐ動いてみると良いですよ。
考えるのではなく行動が大事です。
最近だと理想や不満を口にするくせに動かない人がほとんどです。
けど結局そういう方って1年後も口で愚痴っているだけなんですよね。
行動を起こさないと何も人生は変わりませんよ。
最初は自信がないかもしれませんが行動を続けていけばかならずいつか大きな変化が来ます。
僕も勇気を出してスクールに通って3ヶ月でエンジニアになりました。
間違いなく人生を変えた3ヶ月間だったと思います。
もっと人生を豊かにしたいのであればプログラミングを学習してエンジニアになるのはめちゃくちゃアリだと思います。
応援しています。
【こちらもよく読まれています】
【無料あり】プログラミングスクールおすすめランキング【WEBエンジニアになりたい方向け】