いきなりですが質問です。
あなたはWeb制作用のパソコンのおすすめスペック(メモリやストレージ)は把握できていますか?
もし答えが「No」なら今後Web制作をする上で失敗してしまうかもしれません。
今回は現役のWeb制作のプロがWeb制作用のパソコンについておすすめスペックを紹介していきます。
この記事を読んでパソコン選びでのチョイスミスを防いでみてください。
【この記事でわかること】
【この記事の信頼性】
この記事を書いているのは現役フリーランスのWeb制作者兼エンジニアです。
これまで多くのパソコンを使ってきた経験もあり、Web制作に最適なパソコンのスペックについても把握しています。
Web制作用のパソコンのおすすめスペック(メモリ・ストレージ)を把握できていますか?
結論から話すと、Web制作用のパソコンを購入する際は以下のスペックを満たしているものを選びましょう。
詳細 | 数値など |
CPU | Corei5以上 |
クロック周波数 | 1.6GHz以上 |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ(SSD) | 256GB以上 |
各項目のおすすめ数値について、僕の実体験をベースに解説していきます。
CPUはCorei5以上がマスト
まずはCPUについて。
(パソコンの場合はプロセッサとも表記されます)
CPUは簡単に言ってしまえば「パソコンの処理性能」です。
つまりはパソコンの頭脳だと思ってもらえればOK。
当然CPUのスペックが良いほど、快適に作業できます。
本題の具体的なスペックですが、IntelのCPUの場合Core i5以上を必ず選びましょう。
(最近ではIntelというメーカーのCPUを搭載することが主流になっているので、ここではIntel基準で話します)
Core i5よりも1つ下のスペックであるCore i3は、i5よりも処理できる仕事量が少なくWeb制作を行う上では不十分なスペックです。
安いのは事実なのですが、選ばないでください。
クロック周波数は1.6GHz以上
続いてクロック周波数について。
クロック周波数は1秒間に処理できるデータ量を表しています。
つまりこの数値が高いほど、処理能力も高い。
CPUと合わせて、パソコンの処理に関わってくる大事な要素です。
結論、クロック周波数は1.6GHz以上のものを選ぶといいでしょう。
それ以下だと「パソコンが重い」と感じてしまうはず。
僕自身1.6GHz未満のパソコンを使っていてイライラすることが過去にありました...。
メモリは8GB以上。16GBあればなお良し。
次はメモリについて。
メモリはパソコンにおける「データの一時貯蔵庫」です。
大量の処理を行う場合などに、メモリが処理用データの一時避難場所としてスペースを空けてくれると考えればOKです。
当然メモリ数が多いほどパソコンの処理速度も上がり、サクサク使えるようになります。
こちらのオススメスペックですが、原則8GB以上を選びましょう。
できれば16GB以上がオススメです。
今まで数々のPCを使ってきましたが、8GB未満だと画面がフリーズしたり急にアプリが終了したりしてしまうことが多々ありました。
一方で8GB以上だと中々そういうことはなかった。
16GB以上だと、わりと安定していましたね。
財布に余裕があるなら16GB以上のメモリを搭載しているパソコンを選ぶといいでしょう。
SSDは256GB以上。できれば512GBは欲しい。
最後がSSDについてです。
SSDはパソコンのデータの保管装置です。
(HDDと基本的な役割は同じです。SSDはHDDの進化バージョンだと思ってもらえればOK。)
つまりは「データ貯蔵庫」です。
先程のメモリと違って、恒久的にデータを保存するための機能になります。
当然SSDのスペックが良いほど、多くのデータをパソコン内に保存できるようになります。
本題のオススメスペックですが256GB以上を選ぶといいです。
できれば512GB以上を選ぶといいでしょう。
僕はこれまで256GBのものも使いましたが、それで「もう少し余裕がほしい」という感じでした。
逆に512GBなら「十分」と感じました。
余談ですが僕は1TBほどの超高スペックSSD搭載のマシンも使ったこともあります。
当時は「流石にこんなに要らないw過剰スペックすぎw」と感じましたね。
あなたが選ぶ場合は512GBがベストかなと。
以上Web制作用のパソコンのオススメスペックでした。
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パソコン選びの参考にどうぞです。
ケチって低スペックのパソコンを購入した方に待っている悲惨な未来
オススメのパソコンのスペックについては一通り解説し終えたのですが、これからパソコンを買うであろうあなたのために1つ重要なことをお伝えしておきます。
それは「ケチって低スペックのパソコンを購入すると悲惨な未来が待っていますよ」ということです。
具体的には次のような未来が待っている。
・まともに作業できなくてイライラする
・案件を効率よくさばくことができない
・結局捨てる
それぞれについて話していきます。
(実はこれ、過去の僕がやってしまったことなのでかなり参考になるかと)
まともに作業できなくてイライラする
低スペックのパソコンはたしかに安い。
購入時は財布に優しいので「安く済んだ」という満足感に浸ることができる。
しかしその後は悲惨。地獄です。
僕は昔、超ボロいパソコンを使っていたのですがマジで作業しにくかった。
複数アプリを立ち上げると、すぐに固まる。
その上パソコンがすぐに熱くなって「ブゥオー」と音を立てるような始末。
マジでイライラしましたね。
良いものを使うようになってからは「あぁあの時イライラしてたのマジで無駄だったな」と思うようになりました。
今目の前の安い低スペックパソコンを買おうとしているあなた。
あなたに待っているのは「イライラが止まらない」という現実ですよ。
案件を効率よくさばくことができない
低スペックパソコンを使うとまともに作業できなくなる。
それは「案件を効率よくさばくことができない」ということを意味します。
つまりは収入ダウンにもつながるということ。
せっかくWeb制作を始めたのに、パソコンのスペックが低いせいで稼げないのです。
あなたがWeb制作を始めた理由って「収入を得るため」ですよね?
ケチって安いパソコンを買うと、作業に何時間もかかっていつまでたっても終わりませんよ?
収入も入ってこない。
本気で稼ぎたいのなら、低スペックパソコンは避けましょう。
結局捨てる
はい。衝撃的な未来をお伝えします。
ケチってパソコン買っても、結局あなたは捨てるでしょう。
これは過去の僕も同じです。
マジで作業しにくくて、結局捨てました。
安物買いの銭失い(やすいの買ったら結局損する)の典型例です...。
以上、ケチって安いパソコンを買ってしまった方に待っている悲惨な未来の説明でした。
あなたに僕と同じ失敗はしてほしくないです。
最初からある程度スペックの良いパソコンを買ってみてはいかがでしょうか?
Web制作の収入を考えればパソコン代は安すぎる
ちなみにWeb制作の場合副業でも月に20万円ほどは稼ぐことができます。
>>参考:【余裕】Web制作の副業収入で月20万円突破は普通に目指せます【ご存知でした?】
そう考えると、パソコン代って安すぎませんかね?
良いスペックのパソコン代は10~20万円ほど。
Web制作なら1ヶ月で回収できます。
初期投資と考えて、良いスペックのものを選ぶのがベストかなと。
良いパソコンを使っているおかげで気持ちよく作業できています
先程も話したとおり、過去の僕は低スペックパソコンを買って失敗しました。
しかし今は違います。
スペックの良いMacbookを買って、次のような感じで気持ちよく作業できています。
・複数アプリを同時立ち上げ
・Youtubeで音楽を流しながら、Twitterを開きつつコーディング
・調べ物も同時に別タブで行う
・起動時間も早いので、椅子に座ったら即作業可能
以前よりもWeb制作・開発がしやすくなり売上も伸びました。
長期的な目線で判断してみませんか?
確かに、良いスペックのパソコンは安くはない。
10~20万円の買い物なんて、ほとんどの方にとっては大きな買い物でしょう。
どうしても「うわ...高いな。安いのにしよう。」と思う気持ちはわかります。
しかし「価格のために低スペックPCを選ぶ」というのは、長期的に見れば損する行動です。
Web制作を行う場合パソコンは命。
パソコン代をケチると、結局稼げない。
目先の値段ではなく、この先のことを考えて長期的な目線で判断してみませんか?
ぜひ今回の記事を参考に、最高のパートナー(PC)を手に入れてみてください。
今回は以上です。
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