独学をはじめようと思っているのですがオススメの言語ってありますか?
プログラミングの独学をはじめようと思ったときに、「プログラミング言語の選択」は誰もが通る道です。
もしあなたが特に学びたい言語もないままプログラミング独学を始めた場合は特に悩むことになります。
今回はそんなあなたに向けてオススメの言語を紹介していきます。
【この記事でわかること】
✔︎ プログラミング独学を開始した初心者の方にオススメの言語
✔︎ 言語の選び方
✔︎ 僕がプログラミング言語を習得した流れ
【この記事の信頼性】
この記事を書いている僕は現役のエンジニアです。
もともとはプログラミング完全未経験の状態から学習を開始してエンジニアになりました。
勉強していく中で苦労することもたくさんあったのでこれから独学を開始される方にはなるべくスムーズに学習してほしいなと思います。
プログラミングの独学にオススメの言語を3つ紹介します
さっそくですがプログラミング独学を始めた初心者の方におすすめの言語は以下の3つです。
・PHP
・JavaScript
・Ruby
もしあなたが「絶対にやりたい」と思う言語がないようであれば上記の3の中から選ぶといいかなと思います。
ここではこの3つの言語をピックアップした理由を解説していきます。
【この章でわかること】
✔︎ プログラミング独学を開始した初心者の方にオススメの言語
✔︎ どうして選んだのか
PHP
おすすめの言語の1つ目がPHPです。
PHPは次のような特徴があります。
・文法が簡単
・柔軟に処理を書くことができる
・使っている人も多いので情報が多い
僕もいまメインで使っています。
初心者でも書きやすい&覚えやすいのでオススメです。
将来的にリモートワークもしやすくなることも魅力的な点です。
僕は電車に乗らずに引きこもっていたいのでリモートワークしやすいPHP大好きです。
ちなみにPHPを1年間実務で使った結果フリーランスエンジニアとして60万円の案件も紹介されました。
JavaScript
おすすめの言語の2つ目がJavaScriptです。
JavaScriptの特徴は次のとおりです。
・文法が簡単
・柔軟に処理を書くことができる
・使っている人も多いので情報が多い
JavaScriptをプログラミング独学の言語として選ぶメリットはなんといってもすぐにブラウザで動作を確認できることです。
たとえばおみくじとかもJavaScriptを使って作ることができます。
他にもポップアップウィンドウを作ったりなど目に見えて「プログラミングをしている」ということを実感できるのがJavaScriptのいいところですね。
特にプログラミングをこれからはじめる方は目に見えて何かを動かしているのがわかったほうが楽しいと思うので個人的にJavaScriptはかなりオススメです。
Ruby
おすすめの言語の3つ目がRubyです。
Rubyの特徴は次のとおりです。
・文法が簡単
・日本人によって作られた言語なのでドキュメントも豊富
・Webアプリケーションを作りやすい
Rubyは最近注目を集めている言語ですね。
エンジニア転職系の情報を発信している著名人の方も最初はRubyを学習しておけばOKと言っています。
プログラミングスクールでもRubyを取り入れているところはけっこうあります。
もしあなたがもうWEBエンジニアを目指してプログラミングを学習すると決めていたり、作ってみたいWEBアプリケーションがある場合はRubyを選ぶのもありですね。
ちなみに個人のオススメ順は
PHP → JavaScrip → Ruby
です。
【プログラミング独学をはじめる初心者のかたにオススメの言語3選】
・PHP:記述が簡単で難易度が低い
・JavaScript:ブラウザで手軽に表示できて楽しめる
・Ruby:WEBアプリケーションを作りたい方におすすめ
プログラミングの独学を始めるときの言語を選ぶときのポイント
言語を選ぶときの注意点ってありますか?
じつはプログラミング言語の選択をミスって独学に失敗してしまうパターンも割とあります。
ここではせっかくプログラミングをはじめたのにすぐ失敗してしまうことを防ぐためにプログラミング独学を始めるときの言語選択の注意点を解説します。
【この章でわかること】
✔︎ プログラミング独学を始めるときの言語選択で気おつけるポイント
難しすぎないかどうか
プログラミング独学のときに難しすぎる言語を選ぶのはやめておきましょう。
難しすぎる言語を選んだところで挫折するだけです。
まだ認知度がひくかったり、言語を扱うためにコンピュータに関する深い知識が必要な言語にはチャレンジするのは最初は避けましょう。
簡単な言語をキッチリ学習したあとであればある程度は難しい言語にも対応できるようになるので焦らず行きましょう。
日本語ドキュメントが豊富
日本語の解説記事やドキュメントが豊富な言語を選択することも大事です。
プログラミング言語によっては英語の記事やドキュメントばかりのものがあります。
その場合あなたが英語が得意なら良いのですが、とくにそうでない場合にかなりキツイです。
ただでさえプログラミングの知識が少ないのに英語で解説されてしまうとそれだけで学習効率が悪くなるので注意です。
情報発信者が多い
情報を発信してくれている人が多いこともわりと大事です。
つまり、Youtubeや動画教材でよく取り扱われる言語ということです。
たとえばもとYahooエンジニアのしまぶーさんは自身のYoutubeでJavaScriptについての情報を発信してくれています。
このように解説や見解を発信してくれている人がいる言語を選ぶのもプログラミング独学には大事です。
結局のところプログラミング独学を成功させることができるかはどれだけ良質な情報や無料教材を手に入れることができるかにかかっています。
なるべく勉強しやすそうな言語を選んでいくのは大事ですよ。
【プログラミング独学の言語選択の際の注意点】
・難しすぎないかどうか
・ドキュメントは英語ばかりではないか
・情報を取得しやすいか
初心者がプログラミングの独学を始めるとき選んではいけない言語
ここまでは「プログラミング言語の選び方」に注目して解説してきました。
しかし中にはそもそも言語として選ぶのをやめておいたほうがいいものが気になる方もいると思います。
ここではそのような言語について解説します。
【この章でわかること】
✔︎ プログラミング独学のときに選ばないほうがいい言語
java
プログラミング独学のときに選ばないほうがいい言語の1つ目がJavaです。
Javaは他の言語に比べて難しめです。
具体的に難しい点は次のとおりです。
・ルールが多い
・記述量が多い
・エラー解決に初心者は時間がかかりやすい
難しいのに加えて、エンジニアとしてJavaを使うような現場は比較的かたい雰囲気(服装はスーツ、持ち込み物は厳しきチェックなど)の場合が多いです。
もしあなたがリモートワークや自由な働き方に憧れてプログラミングを勉強し始めたのならばJavaを学習すると正反対の働き方になってしまうのでやめておいたほうがいいです。
JavaはAndroidアプリを制作できるのも特徴です。
しかしAndroidアプリを作りたい方とかは最初はKotlinを選ぶといいかなと思います。
もう少し簡単で、記述もシンプルになっています。
C言語
2つ目がC言語です。
C言語はかなり難しいのでこれからプログラミング独学を始める方は選ばないほうがいいです。
難しい点は以下です。
・環境をつくるのがめんどくさい
・コードが長い
・コンピュータの根本のことを理解しておかないとならない
まぁいろいろ難しい点はありますが、環境構築(プログラミングする環境を整備すること)が難しい時点で選ぶのはやめておいたほうがいいかと思います。
【プログラミング独学のとき選ばないほうが良い言語】
・Java
・C
プログラミング独学で言語をマスターするためにやるべきこと
具体的にどんなことをすれば習得できますか?
プログラミング言語の習得は学習方法が大事です。
間違った方法で学習しているといつまでたっても習得できません。
ここではプログラミング独学で言語を習得したいときにするべき学習を解説します。
【この章でわかること】
✔︎ プログラミング独学で言語を習得するためにやるべきこと
基本学習
まず最初にやるべきことが基本の学習です。
プログラミング独学を始めたばかりの方はまだプログラミングの共通概念を理解できていないことが多いのでまずはそこを抑えましょう。
・変数とは
・関数とは
・コメントとは
・型とは
・引数とは
・文字列とは
・配列とは
などなど
上記の用語を言われても「は?」とならないようにするのが第一ステップです。
学習はドットインストールやテックアカデミーの無料教材を使うといいと思います。
用語はいちいち暗記まではしなくてもいいですが、なんとなく想像したり意味をパッと話せるようにはなっておいたほうがいいです。
また、言語ごとに便利な関数も用意されているのでそれは軽くチェックしておきましょう。
アルゴリズム学習
基本的な概念や用語を抑えたら、つぎはアルゴリズムを理解しましょう。
アルゴリズムというのはプログラミングをするにあたっての考え方やルールみたいなものです。
実際に作りたいプログラムがあるときは「アルゴリズム」をうまく使えば実現できます。
例えば以下のようなものです。
・if文
・foreach文
・for文
・sort文
などなど
これらのアルゴリズムもプログラミングに共通してあるものです。
アルゴリズム学習はPaizaで行うといいと思いますよ。
ただし実際にプログラミングをするときはアルゴリズムでゴリ押しするのではなく、一回その言語に最初からある便利な関数を探してみたりすると力になりますよ。
自作で課題を解くのもあり
言語の基本になれてきたら自分で問題を作って解いてみるのもありです。
例えば次の感じとかです。
例
・1~100の数字で3の倍数のときは「サーン」と出力するプログラムを書きなさい
簡単なものができるようになってきたらどんどん難しくするのもありですよ。
こういうのって後から役にたったりもします。
僕はエンジニアの面接で簡単なコード記述の問題が出てきたときにすぐに対応できました。
おかげで採用されたのでよかったです。
僕がプログラミング言語を習得していった流れ
ここまではプログラミング独学で言語を習得するための方法を紹介してきましたが「そんな事言われてもマジでできるの?」と思ってしまう方もいると思います。
まぁ僕もそうなのですが論だけ語られてもイメージがしにくいですよね。
ということでここでは僕が実際にプログラミング言語を学んでいった道のりを紹介します。
【この章でわかること】
✔︎ 僕がプログラミング言語を習得した流れ
最初はJavaScriptで基本を習得
テックアカデミーの無料教材で学習を終えた僕はまずはJavaScriptの学習からはじめました。
使ったのはドットインストールですね。
ドットインストールさんってJavaScriptの講座がめちゃくちゃ充実してるのでおすすめです。
この講座を2周ぐらいしました。
DOM編に関しては3周ぐらいしたかもです。
2周目からは講座の解説が始まる前に、自分でコードを書いてみて答え合わせをするというやり方で進めていました。
僕の中で一気にプログラミングの知識が深まったのはこの段階だったと思います。
次にPHPを実務で使った
転職した会社でPHPを使うことになったので1から学習をしはじめました。
つかったのはやはりドットインストールです。
こんどは基本は1周だけにしてあとはひたすら実践の中で覚えていきましたね。
最初はキツイと感じていたのですが1年たつとだいぶ楽になりました。
やっぱり何事も最初はキツイですが乗り越えてしまえば楽になりますね。
あと、JavaScriptの学習をしたあとだったのでプログラミングの基本的な用語や考え方をしっかりイメージできていたのは大きかったと思います。
特に関数や変数といった知識を知っているのといないのでは習得スピードが全然変わってきます。
用語や概念が頭に入っていると習得スピードははやくなりますよ。
1回覚えてしまうと学習が楽になる
PHPを実際に仕事で使うことになった僕ですが、さきほども話したとおり思ったよりすんなりと理解ができました。
理由としては以下2点ですね。
・そんな難しくない言語
・プログラミングの基本が身についていた
とくにプログラミングの基本が身についていたのは大きかったです。
用語の意味やアルゴリズムを理解できていると次の言語の習得はグッと楽になりますよ。
僕も今後ちがった言語に触れる機会もあると思いますが、そのたびに「PHPの書き方はこうだったけど新しい言語ではどう書くのかな」といった目線で取り組むことができるのでわりとスッと学習できるかなと思います。
最初から考え方が身についているのは大きなアドバンテージです。
なのでこれからプログラミング独学で言語を習得しようと思う方はまずは簡単な言語をマスターすることをおすすめします。
【僕がプログラミング独学で言語を習得した流れ】
>>【無料あり】プログラミングスクールおすすめランキング【WEBエンジニアになりたい方向け】
( こちらでは僕が実際に通ったプログラミングスクールをランキング化しています。リアルな口コミですので参考になるかと思います。)
言語選びは大事だが悩みすぎるのは良くない【プログラミングは量が大事】
どうしたらいいですか?
ときどきプログラミング独学で使用する言語を決めることができなくてずっと悩んでいる方がいます。
ハッキリ言いますがその悩んでいる時間はもったいないです。
別にとくにやりたい言語がないのであれば、PHPから学習を始めればいいと思います。
ここではプログラミング言語の独学に悩む方に向けて、悩む時間がもったいないという話をします。
【この章でわかること】
✔︎ プログラミング言語選びに時間はかけないほうがいい話
言語選択で悩むぐらいなら今すぐコードを書こう
プログラミング言語選びで迷うぐらいなのであれば、はやくコードを書きましょう。
ぶっちゃけプログラミングは量がめちゃくちゃ大事です。
1秒でも長くパソコンにふれてコードを書いたほうが成長しますよ。
実は僕も最初は「あの言語はあーだ」「この言語はおすすめ」なんかの声を気にするあまりに学習を本格的に始めることができませんでした。
ぶっちゃけ最初の言語を学習しているときも「もっと稼ぎやすい言語があるのではないか」なんて思っちゃったりもしていました。
でもいざ1つ目の言語を習得してみると他の言語も使いやすくなりました。
悩んでいる時間はもったいないなと身をもって体感しましたね。
あとからやりたい言語が出てきてもすぐに切り替えることができる
「でもやっぱりやりたい言語が後から出てきたときにどうしよう。違う言語を勉強していた時間がもったいない。」と考える方がいるかもしれませんがそんな心配しなくてOKです。
プログラミングはどの言語でもやっていることは同じです。
もしあなたが1つ言語を習得しているのであれば、やりたい言語が出てきてもすぐに対応できるはずですよ。
プログラミングにムダな勉強時間なんてありません。
あとから必ず役に立ちます。
就職すれば伸びは格段に上がる
手っ取り早くプログラミング言語を習得したい方もいるかもしれませんね。
そのような方にはエンジニアとしてアルバイト・就職することをおすすめします。
僕はエンジニアになってからやはりスキルがグッと伸びました。
理由は
・教えてくれる上司がいる
・サービスを使ってくれるお客さんがいる
といったところですね。
少しプログラミング独学という話からはズレてしまいますが、もしあなたがプログラミングを効率よく、そして素早く習得したいのであればスクールにかよってエンジニアになるのが1番です。
僕もスクールに通って3ヶ月でエンジニアになり、1年後には月60万円の案件を提示されるようになりました。
僕が通ったおすすめのスクールはこちらにまとめているので参考にしてみてください。
>>【無料あり】プログラミングスクールおすすめランキング【WEBエンジニアになりたい方向け】
・とくに目標がないのならば言語選択に悩む時間はムダ
・プログラミング習得には量が大事
・就職すれば習得スピードは上がる
プログラミング独学の言語を決めたらすぐに行動【ライバルに負けるな】
今回はプログラミング独学を始めた方におすすめの言語や選ばないほうがいい言語を紹介しました。
また、言語を習得するにあたってのポイントや選び方も解説しました。
とりあえず本記事にそって言語を選べば最初の段階で失敗することはないかなと思います。
最後にあなたに伝えたいことは「言語を決めたらさっそくスタートしよう」ということです。
世の中には口だけで理想を語る人はたくさんいます。
「プログラミング勉強しようかなー」
「エンジニアになったら自由な生活を送ることができるのかー」
こんなことを口にしていても何も人生は変わりませんよ。
最後に満足した生活や給料を手に入れることができるのは、なんだかんだ行動を起こした人です。
不器用でも、小さくても行動を起こした方のほうが最後は上へ行くことができます。
なのでまずはプログラミング言語を決めたら学習をスタートさせることが大事ですね。
ステップは以下のとおりです。
実際に動き始めている方もたくさんいます。
Twitterで「プログラミング」と検索すると今日もたくさん学習している方がいますよ。
そのような方とどんどん差が開いていっていることは頭においておくと良いと思います。
あなたもライバルにおいていかれないように、時間をムダにしないように行動をはじめてみることをオススメします。