エンジニア転職

僕がWebエンジニアになってついていけない状況に萎えた時にやったこと【3つ】

失敗してつまみ出される人

 

あなた
Webエンジニアになったのですがついていけない状況になっています。

どうしたらいいですか?

 

今回はこのような疑問に答えていきます。

 

【この記事でわかること】

 

【この記事の信頼性】

この記事を書いている僕は現役のフリーランスエンジニアです。

しかしWebエンジニアになって最初の半年ぐらいはついていけない状況に苦しんでました。

当時は「辞めたい」「もう無理」と感じることも多かったです。

しかし、そういう時にやるべきことをやったことで乗り越えることもできました。

今のあなたがやるといいことについてよく分かっています。

 

僕がWebエンジニアになってついていけない状況に萎えた時にやったこと3つ

パソコンエラー画面

 

結論から話すと、Webエンジニアとして仕事についていけない時は次のことをやるといいです。

 

・その1:統計データの抽出&まとめ

・その2:社内システムの改善に名乗り出る

・その3:1つのスキルを磨く

 

僕自身もついていけない状況に萎えた時に、これらをやったことでWebエンジニアとしての自信を取り戻したりすることもできました。

別に全部が必須ではないです。

あなたの状況に応じて上記の中からできることを実践してみてはいかがでしょうか?

 

それぞれのアクションについても説明していきます。

 

その1:統計データの抽出&まとめ

 

まず1つ目が「統計データの抽出&まとめ」です。

 

僕が勤務していた会社では売上などに関するミーティングが月に1回ありました。

そのタイミングで統計データなどの抽出、まとめを担当させてもらった。

 

統計データなどの抽出、まとめは案外力はつくんですよね。

次のようなスキルが身につきます。

 

・SQL

・Googleスプレッドシート

・Googleスライド

 

僕の場合「ユーザー数の増減」「リピーター数の増減」「キャンペーン中の売上推移」などのデータをSQLで抽出して、スプレッドシートなどにまとめていました。

SQLのサブクエリやグループ関数などのスキルがメチャクチャつきましたね。

 

そして実はこの作業、一見地味なので誰もやりたがらないので手を挙げればわりとすんなりやらしてもらえます。

その上、わりと会社では必須の業務なので「自分の仕事」になる。

周りも「データまとめなら〇〇さんにやってもらおうか」という雰囲気になる。

つまり会社に居場所ができるのです。

 

今のあなたは、ついていけないことにより自信を喪失して、会社に居場所を感じることができていないのではないでしょうか。

「統計データなどの抽出・まとめ」をあなたの担当にしてしまえば居場所はできますし、劣等感も感じなくて済みますよ?

 

チャレンジする価値はあるかなと。

 

その2:社内システムの改善に名乗り出る

 

2つ目が「社内システムの改善に名乗り出る」ことです。

外部向けではありません、あくまで社内向けです。

このアクションがオススメできる理由は次の通り。

 

・期日がゆるい

・社内のシステムについて知ることができる

・ミスが致命的にならない(お客さん相手じゃなくて自社相手なので)

・社内でのポジションを確立できる

 

一般ユーザー向けの業務改善の場合、ミスをすると大きな問題になりますが、社内向けの業務改善の場合はそこまで問題になりません。

(もちろんやってはいけないですが....)

そのため上司もあなたに仕事を任せやすいんですよね。

それに完遂すれば「社内整備=〇〇さん」といったポジションを確立することもできる。

 

今のあなたが、業務についていけない日々を送っているのであればまずは社内向けの業務改善から取り組んでみてはいかがでしょうか?

仕事も任せてもらいやすいでしょうし、わりとゆっくり作業できることも多いので気持ち的にも楽な場合が多いですよ。

 

その3:1つのスキルを磨く

 

最後3つ目が「1つのスキルを磨く」ことです。

 

今のあなたは「なんでもできるエンジニアにならなくちゃ」と思ってしまってませんか?

万能な先輩Webエンジニアの方を見て絶望を感じていませんか?

 

別にそれが悪いということではありません。

しかし「無理をして万能Webエンジニアを目指さなくても良い」のも事実です。

実は1つのスキルを極めるだけでも必要とされる人材になることはできますよ。

 

例えば「フロントの実装だけは得意」「バックエンドの設計やコーディングなら任せて」と言えるような状態になれば、それだけでWebエンジニアとして必要とされます。

あなたが今ついていけないと感じているのなら、まずはそういう状態を目指してみるといいのかなと。

 

もちろん最初は、できないやつ認定されるかもしれません。

でも1つのスキルを極めていけば「この場所は〇〇さんに任せればOK。あいつは他はできないけどここだけはできるやつ。」と思ってもらえます。

僕も最初はそんな感じで信用を掴み取っていきました。

 

以上Webエンジニアとしてついていけない状況に萎えていた時にやったこと3つでした。

参考にどうぞです。

 

フルスタックにならなくて良い。1つ輝く部分があれば必要にはされる。

窓の外の月を見る少年

 

先程もチラッと話しましたが、別に万能なエンジニア(フルスタックエンジニア)を最初から目指さなくても良いです。

最初から高みを目指しすぎると「全然ついていけない」「自分はダメだ」と落ち込んでしまいます。

 

きっとあなたは、他人と比較すると落ち込んじゃうタイプですよね。

そういうタイプの人間はフルスタックエンジニアをいきなり目指すのは辞めたほうがいいですよ。

 

フルスタックエンジニアにならなくても、1つ輝く部分があれば必要とはされます。

エンジニアとして食っていくことはできます。

 

僕は決して器用な人間じゃありません。

同時に複数の技術を習得するとか無理。

興味のない分野の勉強とか苦。

フルスタックエンジニアなんて程遠い。

 

しかし、「これはできる」という部分があったおかげで全然食って行けています。

 

1つ猛勉強したら頼られるようになった件

 

過去の僕は「フロントエンド壊滅的」「サーバーちょっとわかる」程度の残念なWebエンジニアでした。

当然「あー自分ついていけないな」と思う場面も何回もありました。

 

上司にレビューでフルボッコにされて萎えることも何回もあった。

ぶっちゃけエンジニア辞めてやろうかなと思うこともありました。

 

しかし、興味のあった「セキュリティ」「データベース」を猛勉強したら必要とされるようになったんですよね。

他の仕事に関しては「苦手なのでやりたくないです」で許されるようにもなった。

 

あなたの職場にも「〇〇の分野は任せとけ」みたいなエンジニアの方いませんか?

そういう方って他の仕事ができなくても多少許されていますし、その上社内では必要とされていますよね?

 

実はそういうポジションってかなり美味しいです。

まずは1つ猛勉強してそのポジションを掴むのはアリなのかなと。

 

ジェネラリストではなくまずはスペシャリストであれ

 

少し話がわかりにくくなっていましましたが、要はジェネラリスト(幅広く総合的にできる人)ではなくまずはスペシャリスト(何かに特化した人)であれということです。

 

Webエンジニアとしてついていけないのは、会社や相手が示した道に無理についていこうとするからです。

決して得意ではない、いくつもの道を同時に進もうとするから失敗する。

実際はそんな用意された道は無視して良い。

あなた自身があなたの道を開拓すればいいのです。

その1本の太い道があればあなたは大丈夫。

 

いかがでしょうか?

少し気持ちが楽になったのでは?

 

まずはこの後「あなたの興味のある分野」「極めたい分野」を洗い出して、そこに集中してみるといいでしょう。

 

フルスタックも積み重ねの先にある

 

補足ですが、フルスタックエンジニアというのも「1つ1つの専門性」を積み重ねていった先にあることが多いです。

 

僕がこれまで出会ってきたフルスタックエンジニアの方も、別に最初からフルスタックエンジニアを目指していたという方は少なかった。

(某大手企業で技術顧問している方とか)

むしろ「今はこれに興味があるからこれをやる」みたいなスタイルの方が多かった。

つまり彼らはその時その時で、1つ専門性を高めていった先にフルスタックエンジニアという姿が待っていたのです。

 

例えばあなたが「今はサーバーサイド極める」と思って3年間ぐらいのめり込んだとしましょう。

その後で「ある程度サーバーサイドはわかったらからフロントも極めたい」とのめり込んだとします。

そういう感じの積み重ねの先にフルスタックエンジニアは待っているのです。

 

「フルスタックエンジニアになりたい」という憧れの気持ちもわかりますが、まずは1つのことを極めていくというのが案外近道だったりもしますよ。

これは知っておいて損はないかなと。

 

もう少し頑張ってみませんか?【その先には大きな報酬が待っている】

お金のパズル

 

ということで今回は「Webエンジニアとしてついていけない状況に萎えた時にやったこと」「まずはスペシャリストを目指してみるといいこと」について話しました。

あなたの今後のアクションに見通しがつきましたら幸いです。

 

今のあなたはもうWebエンジニアという仕事が辛いと感じているかもです。

しかし、それは無理にあなたが得意じゃないことをやろうとしているからではないでしょうか?

この記事を参考に、もう少し頑張ってみませんか?

 

その先には大きな報酬も待っていますよ。

 

まさか凡人の僕が1年後に月60万円稼げるようになるなんて

 

冒頭でもお話したとおり、僕はWebエンジニアになって半年ぐらいは「自分のできなさ」「ついていけなさ」に絶望していました。

しかしそこから自分の得意分野を極めた結果、もう半年後にはフリーランスエンジニアとして独立することができていました。

>>参考:【誰でも目指せる】「フリーランスエンジニアは稼げる」はマジです【1年で月収60万円達成】

 

つまりWebエンジニアになって1年後には月60万円のフリーランスエンジニアになることが出来ていたということです。

まさか自分が稼げるようになるなんてという感じでしたね。

本当に最初の半年で辞めなくてよかったと思っています。

 

【エンジニア転職】未経験からの1年目の年収は?2年目からは?【ガチ収入晒します】でも話していますが、エンジニアは2年目からは大幅な給料アップが見込める仕事です。

 

あなたも今辞めてしまったら勿体無いですよ。

得意分野を伸ばしつつ、もう少し頑張ってみませんか?

 

あなたの不器用さは強みである

 

当然今後エンジニアとして生きていく中で「なんで多くのことが出来ないんだろう」と自分の不器用さに萎える場面もあると思います。

 

しかしそういう時に思い出していただきたいのは「あなたの不器用さは強みである」ということ。

不器用は一般的にマイナスな言葉ですが、次のような強みもあります。

 

・何かに特化できる

・1つのことに時間を集中投下できる

・中途半端な理解にはならない(時間はかかるものの、確実に理解できる)

 

あなたが今後不器用さに萎える場面が出てきたら、上記の強みを思い出してみてください。

 

不器用な人間は何度も失敗するが、失敗から成長していくものだ

 

野球の名監督である野村克也さんもこのような言葉を残しています。

失敗してしまった時は不器用な人間だけにある強みを生かして成功を掴み取るといいでしょう。

 

今回は以上です。

 

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