「フリーランスエンジニアになったら継続的に稼ぐことができるか心配」と言う方がいますが、「人柄」と「信頼」と「成果」があれば大丈夫です。
逆に、この3つがないと、継続的には稼げないかなと言った感じです。
ちなみに、僕は現役のフリーランスエンジニアです。
実際の現場で他のフリーランスエンジニアの方も見てきましたが、やっぱり「人柄」「信頼」「成果」がある方は継続的に稼げていますね。
今回は、「フリーランスエンジニアが継続的に稼ぐために必要なこと」について深堀りして解説していきます。
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フリーランスエンジニアが継続的に稼ぐために必要なのは「人柄」「信頼」「成果」です
フリーランスエンジニアが継続的に稼ぐために必要な3つの要素は以下のとおりです。
・人柄 → 開発を一緒にするにあたって、コミュニケーションをしっかりとれたりする
・信頼 → 連絡や相談をしっかりできる
・成果 → 実力で貢献する
ぶっちゃけこれらが揃っていれば、継続的に稼ぐのは余裕ですよ。
逆にこの3つないと契約延長されないかもです
そもそもなんですけど、逆にこの3つがないと普通に契約延長してもらえないと思います。
フリーランスエンジニアって基本は数ヶ月単位で契約します。
で、延長されなければ、その時点で仕事がなくなるわけです。
なので、フリーランスエンジニアの方にとって「いかに案件を継続してもらうか」は大事です。
で、本題ですが「人柄」「信頼」「成果」がなかったら、延長してもらえないことがあるかなと。
普通に考えて、次のような状態の方と、クライアント企業も契約を延長したいと思わないはず。
・人柄が悪い → コミュニケーションが取りにくい
・信頼がない → 連絡を無視したり、遅刻したり、相談をしなかったりする
・成果がない → 技術力がなく迷惑をかける
うーん。やはり僕が企業側だとしても、契約延長したくはないですね。
あなたがフリーランスエンジニアとしてやっていく上では注意しておきましょう。
アピールの仕方
「人柄」「信頼」「成果」があれば、大抵の場合、契約は延長してもらうことができます。
しかし、中には「それってどうやってアピールすればいいの?」と気になる方もいるはず。
そこで、それぞれのアピール方法を解説します。
✔ 人柄
人柄に関しては、アピールするより、心がけるといった感じですね。
現場では次のような行動をすると良いかと思います。
・しっかり挨拶する
・無愛想すぎる態度をとらない
・適度に雑談する
・強い口調で話さない
・チャットで投げやりな応答をしない
「そんなの別に心がけなくても、実力さえあれば良いだろ」と思うかもですが、そういう考えはまったくもって間違いですよ。
ぶっちゃけ、個人的にはこの「人柄」が1番重要だとさえ思っています。
いくら実力があっても、チームの和を乱したり、他の人のことを大事にできないフリーランスエンジニアの方は契約を延長してもらえませんよ。
逆に、最低限のスキルがあって、人柄が良ければ、契約を延長してもらうことは全然可能です。
僕が今までいた現場で「スキルはあるとは言えないけど、コミュニケーションをしっかりとれて、仕事にもしっかり向き合えるフリーランスエンジニアの方」がいました。
彼は、ずっと契約を延長されていましたね。
✔ 信頼
信頼は正確には、「仕事を行う上での信用」のことを指しています。
現場で信頼を得るためには、次のようなことを意識すると良いと思います。
・遅刻しない
・何かあったらしっかり連絡する
・不安なところについて相談する
・嘘をつかない
・確認なしに行動しない
信頼を失うような行動をすると、契約延長してもらえる可能性が減ります。
例えば「連絡もなしに欠勤」「確認もしないで作業してバグを発生させる」とかは、マジで信頼失いますね。
契約を切られる可能性も高いです。
あなたは、「個人事業主」です。
信頼を失ったら、ダメージを受けるのはあなた自身です。
そのへんをしっかり理解しておきましょう。
✔ 成果
業務の中で成果をしっかり残していくことも大事です。
具体的には以下のような感じで、成果を残していることをアピールできればいいかなと思います。
・納期をしっかり守る
・緊急のバグをしっかり直す
とはいえ、成果のアピールは結構ムズカシイですね。
あからさまに「オレ、やってやってるぜ」とひけらかすのもウザがられますし。
なので、大事なのは「納期を守る」「開発スケジュール通り進める」「任された仕事をしっかりこなす」「変なバグを生み出さない」ということかなと。
やるべきことをしっかりやっていれば、周りは成果として認めてくれますよ。
新規開発・実装、現状システムの改修など、どれにおいても、しっかり任されたことをやりきれる方が評価されます。
「どんなエンジニアと一緒に働きたいか」を考えるといいです
継続的に稼ぐために必要な3つの要素を紹介しました。
「うーん。ムズカシイ」と思う方は、とりあえず「どんなエンジニアと一緒に働きたいか」を考えるといいですよ。
多分、次のようなフリーランスエンジニアの方とは一緒に仕事をしたくないはず。
・ありがとうも言わない
・口調が荒い
・挨拶もしない
・遅刻してくる
・連絡を無視する
・スキルがない
・実装を途中で投げ出す
つまりは、上記の逆をやれば、「一緒に働きたい」と思ってもらえるということです。
で、そう思ってもらえると契約も延長してもらえます。
相手の目線に立つのは大事。
その中で、良いフリーランスエンジニア像が見えてきます。
1つの現場で「継続させよう」と必死になるのはあんまり良くないと思う
フリーランスエンジニアの方にとって、契約を延長してもらうことってかなり大事です。
この画面を目の前にしているあなたも「継続的に稼ぐために契約を延長してもらいたい」と思っているはず。
しかし、個人的には「1つの現場での契約延長」に必死にならないほうが良いと思います。
必死になると、結果的に消耗することもあるので。
普通に、別の案件とか探したほうがよかったりもします。
僕自身も、普通に「あ、これはないわ」「うーん。他の案件のほうが良いな」と判断できるときは普通に案件を終了させます。
責任感の強さと、1つの案件に執着する愚かさは別物です。
そのへんを履き違えないようにしましょう。
そもそも、継続するべき案件なのについて注意
1つの案件に必死になっている方が見落としがちなのが「そもそも継続すべき案件なのか」ということです。
「せっかく頂いた話だから、延長したい」と思うばかりに環境の悪さや、自身の消耗具合を冷静に見れてないことって結構あります。
しかし、その状態は良くないです。
身体を壊したりすることもありますからね。
フリーランスエンジニアは「個人事業主」です。
自分の身は自分で守らないといけません。
下手に、コスパの悪い案件で消耗するのはオススメできません。
例えば、以下のような案件とか別に延長してもらうために必死になる必要ってないかなと思います。
・貸し出されるPCが低スペック
・聞いていた業務内容と全く違う
・炎上しているプロジェクト
・社員並みの縛りをしてくる
・いきなり重要なポジションを押し付けてくる
・残業が当たり前
・単価が見合わない
上記のような案件で必死になるよりも、もっと快適な案件で稼ぐほうが良いと思いますよ。
✔ 楽で稼げる案件のほうが絶対に良い
そもそもなのですが、フリーランスエンジニアとしてやっていく上では「楽で稼げる」案件のほうが絶対に良いですよ。
単価が高い=激務みたいなイメージがあるかもですが、実際そんなことないです。
忙しいかどうかは案件によります。
つまり、単価が低いくせに、重労働を強いられたりするケースもあれば、単価が高いのに環境が良くて、しかも仕事量もそこまで多くないというケースもあるのです。
今のあなたの案件はどうですかね。
「ぶっちゃけ、炎上していてシンドイ...。」
「単価と見合わない...。」
と感じているのならば、移ったほうがいいですよ。
✔ 下手に単価交渉しないほうが良いです
「この業務内容じゃ、単価と見合わないだろ」と思って単価交渉をする方がいるようですが、やめておいたほうがいいです。
単価に見合わないクソみたいな業務内容を押し付けてくるクライアントって、単価交渉すると逆ギレしてきたりします。
思わぬ形で、契約を急に解除されることもあります。
契約満了を待って、去るのが無難です。
案外、「辞めます」って言ったら「単価上げるから、まだいてくれない?」とか言ってくる企業もありますしね。
案件数はある
実際、あなたが思っている以上にフリーランスエンジニアの案件ってあります。
今の案件が微妙なら、普通に別の案件を紹介してもらったほうが良いです。
繰り返しますが、1つの案件に固執する必要はなし。
僕はレバテックフリーランスというエージェントさんを使わせて頂いていますが、相談したらかなりの案件数をパパッと紹介してくれますよ。
案件探しにはエージェントを使うといいです。
使ってみると、別に案件はたくさんあることに気づくはず。
ちなみに、僕が登録してみて、オススメできると感じたエージェントは【徹底比較】フリーランスエンジニアエージェントおすすめランキング【実際に使用して評価しました】にまとめています。
【徹底比較】フリーランスエンジニアエージェントおすすめランキング【実際に使用して評価しました】
あなたおすすめのフリーランスエンジニアエージェントってありますか? こんな疑問を持つ方のために、現役のフリーランスエンジニアが答えていきます。 結論から話すとフリーランスエンジニアエージェ ...
続きを見る
利用するエージェント選びのために、参考にしてみてください。
契約が全て
「でも、案件を終了希望したらクライアントから文句言われそう...」と思うかもですが、別に気にしなくて良いですよ。
基本的には、契約書で「○月まで」と書いてあるのなら、その月に契約を終了させるのは何の問題もありません。
ただし、メール等で、「○月までやります」とかやり取りしてると、辞める時にゴタゴタ揉めてしまう可能性があります。
トラブルになりそうな契約の話は、文面に残さないようにしましょうね。
あと、あまりにしつこく業務の延長とか、責任とか押し付けてくるようでしたら、「偽装請負じゃないですか?労働局に言いますよ」と言えば黙ると思います。
フリーランスエンジニアに対して社員並みの拘束をするのって違法なので。
くれぐれもクライアントの意味不明な理屈に負けて、渋々契約延長とかしないでくださいね。
時間と体力をムダにします。
契約内容と法律が全てですので、しっかり対抗しましょう。
(あ、ケンカしろって言ってるわけじゃないですよ。「正しいこと」を伝えて、しっかり理解してもらいましょうって言ってるだけです。)
気持ちよく、快適に継続して稼げるエンジニアになろう
ということで、今回はフリーランスエンジニアが継続的に稼ぐために必要なことを紹介しました。
重要なポイントも、注意点もわかったかと思います。
この記事に書いてあることを意識できていれば、基本的に延長してもらえるかなと思います。
ただし、1つの案件に固執しすぎないようにすることは大事です。
法律面や契約内容をしっかり把握しつつ、冷静に案件の価値を見極めるといいかと。
自分の身を守りつつ、気持ちよく、継続的に稼げるエンジニアになりましょう。
結論:フリーランスエンジニアを目指す方へ【そこまで心配なし】
「フリーランスエンジニアになりたいけど継続的に稼げるか心配」という疑問にハッキリ答えていませんでしたね。
結論から話すと、「特に心配なし」です。
途中でも話しましたが、実力のあるフリーランスエンジニア向けの案件はたくさんあります。
仕事の数自体に困るとはないですよ。
後は、「人柄」「信頼」「成果」を大事にすれば継続的に稼ぐことは余裕です。
まずはフリーランスエンジニアになるには何をすればいい?【方法と全行程を詳しく解説します】に目を通して、フリーランスエンジニアになるとこから始めましょう。
今回は以上です。
ありがとうございました。