今回は、上記のような疑問にフリーランスエンジニアになりたてホヤホヤの僕が答えていこうと思います。
実はこの記事を書いている時点で、フリーランスエンジニアになってちょうど1ヶ月が経とうとしています。
「フリーランスエンジニアの実態」「フリーランスエンジニアになるまでの道のり」をリアルにお伝えすることができるかなと。
本当に経験したことしか話していないのでかなり参考になるかと思います。
【この記事でわかること】
【この記事の信頼性】
この記事を書いている僕はフリーランスエンジニアになって1ヶ月が経ったところです。
2年前まではプログラミングはおろか、パソコンすらまともに触ったことのない初心者でした。
しかし、そこからコツコツ学習を積み重ね、フリーランスエンジニアになることができました。
現在は月60万円ほどもらいながらフルリモートで働いています。
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( 僕がフリーランスエンジニアになるために受講したプログラミングスクールをランキング化しています )
フリーランスエンジニアになって1ヶ月たった感想は「なってよかった」です
フリーランスエンジニアになってみて1ヶ月がたった今の率直な感想ですが「なってよかったな」です。
「フリーランスは厳しい」
「やめとけ」
「失敗する」
みたいな意見もあったので少々不安なところもあったのですが、いざフリーランスになってみたら良いことのほうが圧倒的に多かったです。
フリーランスエンジニアになって1ヶ月目で「なってよかったな」と思えた理由をいくつか紹介します。
思ったより楽です【良い人多い】
フリーランスエンジニアになる前は、「フリーランスになったら、コイツには仕事振りまくっていいと思われて忙しくなるんだろうなぁ」とか思ってました。
フリーランスエンジニア=助っ人
みたいなイメージが強かったんですよね。
責任が大きくなって、仕事も増えることを覚悟していました。
しかし、現実はそんなことなかったですね。
ぶっちゃけ会社員時代と何も変わらないです。
というか、むしろ仕事の量減りました。
もちろん、フリーランスとして現場に入っている以上、基本的なところ(ツールの使い方やGit)はわかっていることが前提なので環境構築などはパパッと終わらせる必要もあります。
それに、今までのノウハウを生かして、開発手法やチームビルドを改善していく必要もあります。
しかし、それありきでも全体的な仕事は減りましたね。
現場次第なのかなーとも思いますが、僕の場合は減りました。
「フリーランスエンジニア=激務」というわけでもないので、これからフリーランスエンジニアを目指す方は覚えておくといいかなと思います。
作業内容も、基本的に社員と変わりませんよ。
あと、入った現場の人がみんな良い人でした。
おかげでストレスなく働くことができています。
やっぱり稼げる
フリーランスエンジニアはやっぱり稼げますね。
収入が月60万円ほどあるので、フリーランスエンジニアになってよかったです。
「フリーランスエンジニアは稼げる」という言葉を夢見てここまで頑張ってきましたが、本当に稼げるんだなぁと実感しています。
僕の場合はエンジニアになってまだ1年半です。
それでもここまで収入が上がるのはエンジニアの魅力だと思います。
月に60万あれば年間では720万円稼げることになります。
欲しい物はケチらずに買いやすくなりますし、精神的にも安定しました。
お金の余裕は心の余裕ですね。
短期間で一気に年収を挙げたいと考えている方にはエンジニアはオススメです。
働く時間もコントロールしやすい
会社員と違って働く時間を自由にコントロールできるのも、フリーランスエンジニアになってよかったと感じる理由の1つです。
僕は今準委任契約なのですが、月に○時間働けばOKみたいな契約になっています。
つまりは「月〜金は絶対に出社して、土日は休み」というルールがないんですよね。
月火にたくさん働いたから水曜日は休みにするとかできます。
もちろんチームのメンバーとの調節も必要ですが、基本的に「働きたい時働いて、休みたい時休む」というスタイルでやっていけています。
月の稼働時間さえ満たせばOKです。
また、案件に関しても通常は数ヶ月更新になっています。
働きたいなら更新すればいいです。
やめたいなら更新しなくてOKです。
こんな感じで職場や働きたい時間を自由にコントロールできるのが個人的には好きでしたね。
自分に合っていました。
未経験からフリーランスエンジニアになるまでにやってきたこと【道のり紹介】
という方のために、僕がプログラミング未経験&初心者の状態から月に60万円ほどもらえるフリーランスエンジニアになるまでにやってきたことを紹介していこうと思います。
まず、ざっくりこれまでの道のりを表にしてみました。
【フリーランスエンジニアになるまで】
期間 | やったこと |
3ヶ月 | スクールで学習 |
1年4ヶ月 | 実務・独学 |
1ヶ月(働きながら) | 独立準備 |
道のりの時間としては合計で1年7ヶ月ぐらいですね。
それぞれの項目について解説していきます。
スクールでの学習
学歴もないし、専門的な知識も資格ももっていないにも関わらず僕は「稼げるようになりたい」と思っていました。
そんなときにエンジニアという仕事を知ったので目指すことにしました。
それがプログラミング学習のきっかけです。
とはいえ、全く知識もないし、独学も無理だと感じたので最初はプロに教えてもらおうと思いました。
そこでテックアカデミーというプログラミングスクールに3ヶ月ほど通って学習をしました。
テックアカデミーの講師の方は未経験者で、何もわからない僕にも親切に教えてくれましたし、基本的な技術を身に着けさせてくれました。
感謝しかないですね。
おかげでエンジニアとしての就職も成功しました。
スクールは行くなとかいう意見もありますが、ぶっちゃけ優良なスクールなら通ったほうが絶対に良いと思います。
未経験からフリーランスエンジニアを目指すなら1番効率が良いです。
ちなみにフリーランスを目指せるプログラミングスクールランキング【体験をもとに徹底分析しました】に、僕が受講したスクールをまとめましたので気になる方は参考にしてみてください。
エンジニアとして就職&実務経験を積む
スクールに通ってエンジニアになることができた僕は1年4ヶ月ほど会社でエンジニアとして働きました。
最初は大変でしたが、間違いなく実務を通してレベルアップできたと思います。
技術的には以下のことを身につけることができました。
・AWS
・PHP
・JavaScript
・MySQL
実務の期間ごとに感じてたことは以下のことです。
期間 | 感じてたこと |
0~3ヶ月 | ついていくのに必死 |
4~6ヶ月目 | 少し勉強のコツがわかってきた&役に立てるようになってきて楽しい |
7~10ヶ月目 | 仕事楽しい(ピーク) |
11~13ヶ月目 | 仕事のマンネリ化を感じる。資格取得の勉強をしようと思う。 |
14~16ヶ月目 | 完全に仕事に興味がなくなる&フリーランスエンジニアになったほうが給料上がるんじゃね?と思う |
最初はわからないことだらけで必死でしたね。
ただ、できるようになってくると楽しくなりました。
夢中で朝から夜まで自主的に仕事をしていたときもあります。
ただ、後半は見ての通りモチベーション下がりまくりでした。
やることも同じですし、「どうせ頑張っても、給料は上がらない」と感じたからです。
なら頑張らないほうが得するなーと思って、そこまで無理することなくゆっくりやってました。
最終的には「あ、これフリーランスエンジニアになったほうが稼げるわ」と思って退職しましたね。
資格取得や独学でのスキルアップ
会社で実務経験を積みつつ、業務時間外でもスキルアップや資格学習をやっていました。
独学でよく使った教材はUdemyですね。
特にAWS系の講座とセキュリティ系の講座は真剣に勉強してよかったです。
あと普通にYoutubeでも勉強していました。
ウズウズカレッジさんのネットワーク講座はサーバーサイドのエンジニアの方にはまじでオススメです。
「ネットワークの仕組み」を理解できるので仕事にも役立つと思います。
資格は「認定ホワイトハッカー」という資格を取得しました。
結構難しくて、なんとか取得できた感じです。
ホワイトハッカーのようなセキュリティ系に強いエンジニアになりたかったのが取得を目指した理由ですね。
独学や資格学習で得たスキルは、フリーランスエンジニアになってからも役立っています。
個人的には独学や資格学習は、あなたの本業のジャンルとは少し違った部分を攻めると良いと思います。
たとえばサーバーサイドエンジニアならセキュリティ、フロントエンドエンジニアならバックエンドを学習するとかです。
そうすることで他のエンジニアとの差別化を図ることができます。
ちょっと本業とは別のスキルがあるだけで価値のある人材になれるのでオススメの戦略です。
口座開設と税理士の手配
社員として働くことに対してまったく興味とやる気がなくなった僕は、フリーランスエンジニアになることにしました。
もともと、エンジニアになったときに「いつかはフリーランスエンジニアになりたい」と思っていましたが案外早いタイミングになりましたね。
フリーランスエンジニアとして独立するにあたって以下のことをやっておきました。
・税理士さんの手配
・口座開設
・クレジットカード作成
フリーランスエンジニアになると税金関係を全部自分でやらないといけません。
僕は税金に関する知識がそんなにない&自分でやるのがめんどくさいと感じたので税理士さんにお願いすることにしました。
また、「個人事業主は信用されにくい」と聞いたので、社員の状態で、フリーランスエンジニアになった後に使う口座の開設とクレジットカードの発行を済ませておきました。
みなさんがフリーランスエンジニアになるときも上記のことはやっておくと良いと思います。
(税金に関しては自分でやったほうが安上がりです)
未経験&プログラミング初心者の状態からフリーランスエンジニアを目指す上で最初が1番しんどかった
こんな疑問を持つ方に、最初に答えをいっておくと「No」ですね。
けっこうハードな道のりでしたよ。
特に最初エンジニアになりたての頃がしんどかったです。
世の中には「エンジニアになれば高年収で稼げるようになるし、すぐにフリーランスエンジニアになることができる」という情報が出回ってますがそれは嘘です。
確かに、学歴関係なく誰でも大金を稼ぐことができるようになります。
数年で年収800万円以上に到達することも全然可能です。
ただ、エンジニアになってからフリーランスエンジニアになるまでは意外としんどいです。
身をもって体験したので解説していきます。
基本となる知識が足りていないので覚える必要があった
スクールに通って最低限のスキルを身に着けて、ポートフォリオの作成もできたのでエンジニアとしての就職自体はわりとあっさりできました。
しかし、エンジニアとして現場に出てからはやはり「基本的な知識不足」で苦しみましたね。
もともとプログラミングや機械工学・情報工学をしっかり大学とかで学んでもいない高卒素人がエンジニアになったところで、技術はもちろん、他のエンジニアからすると当たり前の話やツールがわからなかったりするんですよね。
具体的には以下のことがわからなかったです。
・Git
・基本的なITに関する知識(特にネットワーク系)
・パソコンやプログラミングの専門用語
会話の中でわからないことが何回も出てきて「ファッ!?」となっていました。
そのたびにググったり、教えてもらったりしていました。
最初のほうは、そういうプログラミング以外の基本的なことを勉強する時間が増えましたね。
正直しんどかったですが、それより「必死さ」が勝ってたのでなんとか乗り越えることができました。
本当に仕事じゃない日も1日パソコンを触っていましたよ。
会社に親切に教えてくれる人はいなかった【自走力が全て】
会社で親切に1から教えてくれる上司がいなかったのも最初はしんどかった理由の1つです。
他のチームなら教えてくれそうな先輩がいたんですけど、僕の上司は
・頑固
・プライド高い
・会話下手
というパターンの方でして、喋りかけにくかったのです。
(ちなみに、喋りかけたところでまともに教えてもらえませんでした。(泣))
そのため1人で調べて、動かして、検証してを繰りかえしていましたね。
自走力が全てでした。
今となってはそのとき1人で学習しきった経験はよかったなと思えているのでいいですが、当時は「まじでキツイ」と思っていました。
「絶対にフリーランスエンジニアになって稼いでやる」と思っていたのでがんばれましたけどね。
ただ、自走するのも大事ですけど、やっぱり教えてくれる先輩がいる会社に入るといいかなと個人的には思います。
そのほうがメンタル面でも、健康的です。
学習にお金を回していたら貯金がたまらなかった
ちょっと恥ずかしい話なんですけど、エンジニアになりたての頃は貯金がたまらなくてしんどかったです。
学習の教材や講習にお金をいっぱい使っていたら全然貯金できないんですよね。
手元にお金がないので頭の中でいつもお金のことを考えるようになってしまっていました。
「今月はあとこれくらいしか使えない」
「食費を削ろう」
などいつも考えてしまっていましたね。
そうなってくると心の余裕もなくなってしまい、しんどかったです。
ただ、そのとき学習にお金を使ったおかげで今フリーランスエンジニアとして稼げるようになったので、あの出費はしかたなかったかなと思います。
あなたも最初エンジニアになったばかりの頃はなかなか金銭面で満足できないこともあると思います。
しかし、1年後には大きく稼げているはずなので諦めないで学習してみてください。
【フリーランスエンジニアになるまでで最初がしんどかった話】
・基本的な知識やスキルが足りなくて学習に追われた
・上司が素直に教えてくれる人ではなかった
・お金が貯まらなかった
実務1年ちょっとでフリーランスエンジニアになれた理由
ここまで読んでくださっている方の中には、こんな疑問をもつ方もいると思います。
実は僕的にも、もともとフリーランスエンジニアになるには2~3年はかかるかなーと正直思っていました。
しかし、未経験から1年ちょっとでも意外とすんなりフリーランスエンジニアになることはできました。
その理由を紹介していきます。
ぼんやり頭の中に描き続けていた
常に「いつかはフリーランスエンジニアになろう」と思っていたことが最大の理由だと思います。
そういう考えがあったからこそ、実務経験1年ちょっとでフリーランスエンジニアに挑戦できたと思うんですよね。
さきほども言ったとおりもともとは、ここまではやくフリーランスエンジニアになれるとは考えていませんでした。
でも「もしかしたら今の実力でもフリーランスエンジニアになることはできるのでは?」と感じたこともあり挑戦できました。
もし、フリーランスエンジニアになるという考えが少しもなかったら実務経験1年ちょっとでなることはできていなかったと思います。
技術的な部分も大事ですが、「いつかはフリーランスに」ということを頭の片隅に置いておくと、思ったより早い段階でフリーランスエンジニアになることができると思いますよ。
経験が積める会社に入ることができて実力がついた
気持ちだけではフリーランスエンジニアになることはできません。
しっかり即戦力として通用するスキルも必要です。
僕が1年ちょっとでフリーランスエンジニアになることができたのには「そこそこのスキルが身についていた」ということも理由にあります。
もちろん凄腕まではいきませんが、プロジェクトに参画してそれなりに貢献できるスキルが身についていたことはたしかです。
1年ちょっとでそういうスキルが身についたのには、経験を積むことができる会社で働くことができていたからです。
僕がフリーランスエンジニアになる前に在籍していた会社では、人数も少なく、裁量権も大きかったので
・企画
・提案
・仕様書作成
・実装
・リリース
まで1人で行うこともありました。
大変でしたがスキルは、はやく身につけることができました。
また、DBの設計やAWSでの自動化やシステム構築、サーバー移行、オートスケールなどの実装も1人で全部やっていたので需要のあるスキルも身につけることができました。
ただ、いくら裁量権がある&上司のチェックつきとはいえ、システムの根幹のAWSを1人でごちゃごちゃ触らせてくれたり、自動デプロイを構築させてくれる会社は少ないと思います。
その面ではちょっとラッキーでしたね。
「やりたい」「改善したい」と提案したことを任せてくれる会社に入れたことでフリーランスエンジニアに早くなることができたと思います。
あなたもそういう会社に入ることができたら実務経験1年でのフリーランスエンジニアデビューは全然可能だと思いますよ。
それなりに勉強した
会社でいろいろなチャレンジができたのも要因の1つです。
加えて、僕自身もそれなりに勉強したことも、実務経験1年ちょっとでフリーランスエンジニアになることができた要因だと思っています。
頑張っていた時期は(後半マンネリ化した)、常に技術習得に燃えていましたし、休日も勉強していました。
途中までは「この会社に貢献したい」という新人独特の気合も入っていたおかげで頑張れていましたね。
ただし、会社を辞める前とかは「別に頑張っても頑張らなくても給料同じじゃん」というメンタリティになっていたためそこまで勉強はしてないです。
入社してから9ヶ月ぐらいの間毎日勉強していたことが、今につながっていると思います。
ちなみに今は「金になるなら勉強する」というエンジニアの端くれにも置けないようなメンタリティになりがちなので、ちゃんと好奇心も大事にするように自分に言い聞かせています。
(ちゃんとがんばりますね)
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(こちらでは僕がフリーランスエンジニアになるために受講したスクールをランキング化しています)
周りのフリーランスエンジニアに共通する特徴【参考にしてみてください】
やっぱりメガネでゴリゴリ技術があるクールな方ばかりですか?
と気になる方に向けて、僕の周りにいるフリーランスエンジニアの方の特徴を紹介していこうと思います。
ちなみに今入っているプロジェクトにはフリーランスエンジニアの方が結構います。
彼らと日々直接関わっている上でまとめていますので、かなり参考になると思います。
優しい
優しい方は結構多いです。
知らないことを教えてくれる方もいれば、予定を教えてくれる方もいました。
僕が会議を忘れている時に、チャットで
「〇〇さん忘れてないですか?大丈夫ですか?」
と声をかけたりしてくださったときは感動しましたね。
(しっかりしろ自分)
技術力はもちろんある
しっかりとした基礎の力はもちろんですが、応用的な技術力を持っている方も多いです。
タスクの割り振りも、少し量が多くてもどんどんとっていってしまう方が多いです。
さらっとこなしていてカッコイイです。
コミュニケーション力がある
個人的には周りのフリーランスエンジニアの方は技術力はもちろんなんですが、それ以上に「コミュニケーション能力が高いな」と感じます。
朝の挨拶や、雑談、ミーティングのどれをとってもハキハキ喋っていますし明るいです。
会社で働いていたときの周りのエンジニアはわりと「静か」で「コミュニケーション下手」な人間が多かったので最初は驚きました。
フリーランスエンジニアの方はみんな会話上手です。
やっぱりフリーランスエンジニアとなるとコミュニケーション能力もクライアントに気に入られるかどうかに関わってくるのでみなさんしっかりされていますね。
僕も先輩のフリーランスエンジニアの方のそういうところを見習いながら「一緒に働いていて楽しい人」になれるように最近は頑張っています。
前向き
フリーランスエンジニアの方の中には後ろ向きな発言ではなく、前向きな発言をする方が多いなぁという印象を受けます。
前の職場での社員エンジニアの方は、事あるたびに否定的な意見を言っていたので対象的に感じています。
まぁ否定するのって簡単なんですよね。
だから大抵のエンジニアはすぐに否定から入りたがります。
しかしフリーランスエンジニアの方は、難しいことに対しても「やってみよう」という姿勢で入っていくパターンが多い気がします。
できないことを「できない」と言う
できないことをしっかりと「できない」といったり、苦手な分野を「苦手」とハッキリ言える方が多いというのも周りのフリーランスエンジニアに共通している特徴ですね。
彼らはできないことを見栄をはってできると言ったり、苦手なのにできると言ってしまうとプロジェクトに迷惑をかけてしまうことを冷静に判断できているんですよね。
たまにプライドが高すぎて「苦手」だったり「出来ない」ということを口にできないエンジニアがいますが、そういう方はチーム開発には向いていません。
僕の周りの優秀なフリーランスエンジニアの方はみんな自分のプライドではなく、チーム開発を第1に考えています。
謙虚
技術力があるのに「自分は大したことない」とおっしゃる方も多いです。
フリーランスエンジニアの方は自信満々というよりは、謙虚で冷静な方が多いですね。
本心かどうかは知りませんが、みなさん感じがよくて接しやすいです。
未経験からフリーランスエンジニアを目指す方からよくある質問
ここまでは、僕がフリーランスエンジニアになるまでの話や、なってからの話をしてきました。
しかし中にはまだ疑問に感じている点や質問したい点がある方もいるかと思います。
そこで、未経験からフリーランスエンジニアを目指す方からよくある質問を紹介していきます。
いきなり独立するのはどうですか?
A.あまりオススメしません
たまに未経験からいきなりフリーランスエンジニアになろうとする方がいますが、個人的にはやめておいたほうが良いと思います。
WEB制作系のフリーランスなら未経験からいきなりフリーランスエンジニアになることは可能です。
しかし、企業に雇われてプロジェクトに参画する系のフリーランスエンジニアに未経験からなるのはほぼ無理です。
できたとしても超低単価です。
まずは普通にエンジニアとして就職することをオススメします。
フリーランスエンジニアを目指しやすいスクールは以下で紹介しています。
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独学で目指せますか?
A.オススメしませんが可能です
未経験から独学でエンジニアになることは不可能ではないです。
ただし、あなたによっぽどの自信と根性と学習能力がない限りはおすすめしません。
独学でエンジニアを目指す方のほとんどがすぐに挫折します。
そのくらい独学でエンジニアを目指すことは難しいです。
たまにTwitterで「独学でエンジニアになりました」と言っている方がいますが参考にしないほうがいいです。
成功者しかいないように見えるのは、成功者しかツイートしないからです。
失敗した方はわざわざツイートしませんからね。
ちなみにプログラミング独学が難しい理由については以下の記事でも解説しています。
プログラミングの独学はマジでキツイからやめておいたほうが良い話【経験者が本気で語ります】
あなたプログラミングを独学で勉強しようと思っているのですがどう思いますか? めっちゃキツイしほとんどの人が挫折するからやめておいたほうがいいですよ。てんし君 ...
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税金対策は1人でできますか?
1人で対策できるのでしょうか?
A.可能です
フリーランスエンジニアは個人事業主扱いになるので所得税などの税金を自分で計算して払う必要があります。
貸借対照表を理解しておいたほうがいいですが、理解しなくてもfree、やよいの青色申告オンラインを使えば、十分記帳出来ます。
ちなみにそれすらめんどくさいと感じる方は税理士さんにお願いすればOKです。
僕はめんどくさいと感じたので税理士さんに確定申告をお願いしています。
あと共通で注意しておいたほうがいい点として
・開業届を出す時に青色申告を選ぶ
・青色申告では複式簿記を選択
という点はおさえておくと良いかと思います。
言語は何を選んだほうがいいですか?
A.特に決まってないですが求人数が多いものを選ぶと無難です
「この言語だからフリーランスエンジニアになりやすい」みたいな言語はありません。
ただし求人数が多い言語を選ぶと、必然的に案件を獲得しやすくはなるかなと思います。
例えばPHPやJavaですね。
しかし、Javaはスーツを着るような現場で使われることが多いので「エンジニアっぽい」働き方は難しいかもです。
PHPなどのWEB系と呼ばれる言語を学習すると良いと思いますよ。
リモートワークなどもしやすくなります。
あなたのやりたいことと、実現したい働き方を考慮しつつ選びましょう。
「特にやりたいことはないけどエンジニアになって稼ぎたい」という方は以下の記事でおすすめの言語を紹介しているので参考にしてみてください。
プログラミングの独学にオススメの言語3選【初心者向け】
あなたプログラミング初心者です。 独学をはじめようと思っているのですがオススメの言語ってありますか? プログラミングの独学をはじめようと思ったときに、「プログラミング言語の ...
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30代からでも可能ですか?
A.可能です
30代からでもフリーランスエンジニアを目指すことは可能です。
むしろフリーランスエンジニアの方は30代の方が多いです。
ただし未経験から目指す場合は「エンジニアになる」というステップが1番の壁になるかなと思います。
まずは30代でも受講可能なスクールに通ってエンジニアになり、実務経験を1~3年ほど積んでフリーランスエンジニアになるのが1番良いと思います。
案件はどうやって獲得しましたか?
営業力なども必要なのでしょうか?
A.フリーランス専門のエージェントを使えば、あなたに合っている案件を持ってきてくれます
フリーランスエンジニアになるときはレバテックフリーランスというフリーランスエンジニア専門のエージェントを利用しました。
エージェントはあなたのスキルや経験をもとにピッタリの案件を紹介してくれます。
単価に関しても希望の金額を伝えればそれに見合った金額の案件を提示してくれます。
レバテックフリーランスを使いましたが、すぐに案件を紹介してくれましたし、期待以上の報酬額の案件をとってきてくださったので感謝でいっぱいでした。
直接企業に営業する必要もないので、楽にフリーランスエンジニアの案件を獲得できますよ。
ちなみに以下の記事ではフリーランスエンジニアになる方法を詳しく解説しているので参考にしてみると良いと思います。
フリーランスエンジニアになるには何をすればいい?【方法と全行程を詳しく解説します】
あなたフリーランスエンジニアになるには何をするべきですか?絶対にフリーランスエンジニアになれる方法とかあるんですか? 今回はこのような疑問に現役のフリーランスエンジニアである僕が答えていきます ...
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独立するまでの実務経験年数の目安を教えて下さい
A.最低1年です
フリーランスエンジニアとして独立するまでに必要な経験年数ですが、1年以上あれば十分です。
あとは、「フリーランスとしてもやっていける」と思えるスキルがあれば挑戦してOKです。
ちなみに、実務経験年数が1年以下だと紹介してもらえる案件がかなり少ないですし、単価も低いので現実的ではありません。
フリーランスエンジニアとして独立するのに必要な経験年数についてはこちらでも詳しく解説しています。
フリーランスエンジニアになるための実務経験は何年必要?【1年でも可能ですよ】
あなたフリーランスエンジニアには何年でなることができるのですか? 教えて下さい。 「フリーランスエンジニア」を目指す方は、上記のような疑問を抱くかと。 結論から言えば、1年ぐらいでなることは可 ...
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入った会社でプログラミングをさせてもらえないのですがどうしたらいですか?
「そのうち実装させてあげる」と言われているのですが待っておくべきでしょうか?
A.2ヶ月まったくコードを書いていないなら転職活動を始めましょう
入社して2ヶ月コードを書く仕事がない、実装をさせてもらえない、開発と関係のない仕事だけさせられるというようなときは転職しましょう。
ぶっちゃけそこは「エンジニアという名前で雑用を雇った」としか考えていません。
そのまま、会社の言うことを鵜呑みにして過ごしていてもまったくスキルは身につきませんよ。
気づいたときには実務経験歴だけ増えて、スキルは0という悲しい状況になるだけです。
今すぐ動きましょう。
給料や単価が上がるほど環境がよくなって働きやすくなっていった話
僕は、未経験からフリーランスエンジニアになるまでに3社ほど経験してきました。
その中で「給料や単価が上がるほど環境がよくなった」という事実を目の当たりにしましたので補足として解説しておきます。
と感じる方もいるかもしれませんが、案外見落としていたり、「給料よりやりがいが大事」と勘違いされている方も多いです。
実際に僕も「給料の高さと職場の環境の関係性」をまったくわかっていませんでした。
なので、昔の僕のような状態の方に向けて、現実をお話したいと思います。
給料に差はあっても仕事の負担はそこまで変わらない
「給料が高い=仕事がめちゃくちゃ忙しい」と考えている方が多いですが、そんなことないですよ。
僕はフリーランスエンジニアになって最初の現場がわりと大きい企業です。
それまでいた中小企業やベンチャー企業よりも給料が良くて、仕事の負担が少ないです。
フリーランスエンジニアとして大企業で働くまでは「きっと給料をもらっている人はそれなりに忙しくて大変なんだ」と思っていました。
しかし、いざ蓋を開けてみれば全然そんなことなかったです。
今まで3社ほどで働いていますが、給料が上がるにつれて、会社の規模が大きくなるにつれて仕事の負担も少なくなった気がします。
最初から大企業でエンジニアとして働くのは難しいかもですが、いずれは大企業で働けるぐらいのスキルを身に着けてステップアップしていくと良いと思います。
ぶっちゃけ給料の高い企業に行くのが1番良いです。
会社の設備や働きやすさはどんどんよくなった
フリーランスエンジニアになるまでは本当に小さな会社でしか働いたことがなかったので、大企業の設備の良さや働きやすさにはびっくりしています。
それに働きやすくもなりました。
・気軽に良いアイテムを与えてくれる
・シフト変更や休みの取得がしやすい
・無理はしないことを大事にしている
フリーランスエンジニアとして大企業で働く中で上記のような変化を感じました。
やっぱり給料がよくなるほど環境も良くなることを実感しています。
「フリーランスエンジニアは安定しない」と言われますが、フリーランスエンジニアにならなかったらこの大企業の恩恵は受けることができていなかったと思います。
早めに中小企業に見切りをつけてキャリアアップできてよかったです。
精神的に安定している方が周りに増えた
中小企業、ベンチャー企業で働いていたときは給料がそこまで高くないこともあって「心の狭い人」「イヤな人」が多かった気がします。
しかし、大企業はそもそも入社するのが難しく優秀な人が多い&給料も高いこともあってか精神的に安定している人が多い印象を受けました。
そのおかげで働いていて楽しいですし、モチベーションも上がるようになりました。
マジでチームのみんないい人です。
フリーランスエンジニアになる前までの職場では、職場の人間関係がめんどくさかったり、自己中な方も多かったので今の環境にめちゃくちゃ満足しています。
【給料が高くなるほどどんどん環境がよくなった話】
・結局給料が高いところでも低いところでも負担は同じ
・給料がいいところの設備はよかった
・優秀で精神的に安定している人がメンバーになったおかげで働きやすくなった
【最後に】フリーランスエンジニアは案外甘い世界なのかもしれない【危機感あり】
今回は未経験からフリーランスエンジニアになって1ヶ月たった感想や、今までの道のりで感じたこと・学んだことを一気に紹介してきました。
最後になりますが、僕は今「フリーランスエンジニアは案外甘い世界」だと感じてしまっています。
そしてその状況に危機感も少し持っているので、一応共有させていただこうかと思います。
もしかするとあなたもフリーランスエンジニアになってみて直面する問題かもしれませんからね。
参考にしてみてください。
案件はあるし今持っている技術だけでもどうにかできるので成長度は落ちそう
フリーランスエンジニアになる前は「フリーランスエンジニア=いつでも仕事がなくなる可能性があって、常に技術も磨かないといけない」と思っていました。
しかし、ハッキリ言ってそんな身構えなくても良さそうです。
案件はたくさんありますし、普通に仕事をこなしていたらいきなりクビになるなんてこともあまりないです。
それに、日々勉強しなくても今もっている技術をいい感じに使い回せば問題なくやっていけそうです。
つまり向上心がなくてもやっていけるということです。
今実際にフリーランスエンジニアとして働いていますが、「そこそこのお金をもらえるしそんなにもう勉強しなくてもいいかな」なんて思ってしまっている自分もいます。
少なくとも成長度は落ちています。
目指していたときの貪欲な気持ちが減った
フリーランスエンジニアになる前は「フリーランスエンジニアになるために」本気で勉強していましたし、常に需要のあるスキルを追いかけていました。
流行っている技術のチュートリアルも積極的にやりました。
社内の仕事もどんどん自分がとっていきました。
フリーランスエンジニアを見据えて、スキルに貪欲になっていました。
しかし、「フリーランスエンジニア」という獲物を失った今は、前より学習意欲がなくなっています。
「やってやる」という気持ちではなく「まぁ現状を維持していけたらいいな」というぐらいの気持ちにしかなれていません。
さらにステップアップできるように僕も頑張ってみます
あれほど厳しいと思っていたフリーランスエンジニアの世界もそんな大したことはありませんでした。
むしろ、案件はあるし技術的に伸ばさなくてもそれなりの報酬はもらえるしでぬるま湯に浸かっている状態にあると感じています。
しかし、僕はそういう状況にいる自分に危機感ももっています。
なので今後は、自分のオリジナルのサービスを作ったり、さらに高単価の案件をゲットすることを目標に、今一度気を引き締めたいと思います。
フリーランスエンジニアを目指していたあの頃の自分以上の貪欲な気持ちを持って前に進みたいと思っています。
僕はステップアップできるように頑張るので、この画面を前にしているあなたも一緒に頑張りましょう。
ということで、あなたがフリーランスエンジニアになった後に感じるかもしれない現実についても少し話させていただきました。
少し頭においておくといいかもです。
今回紹介した僕の道のりや体験談があなたがフリーランスエンジニアを目指す上で役に立つことを祈っています。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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