完全に習得できるようになりますか?
今回はこんな疑問に、月に60万円ほど稼いでいるフリーランスエンジニアの僕が答えていきます。
【この記事でわかること】
プログラミング独学にかける期間は半年以内にしておきましょう
結論から話すと、プログラミング独学の期間は半年以内にしておいたほうがいいです。
個人的には3~4ヶ月ぐらいがベストかなと思います。
半年以内にしておいたほうがいい理由について解説しますね。
長いと大体マンネリ化します【結局やめる】
プログラミング独学の期間が半年以上になると、ほとんどの方の場合マンネリ化して結局学習自体やめる結果に終わってしまいます。
そういう方を何人も見てきました。
Twitterとかで「プログラミング学習10ヶ月目!」とかつぶやいている方ってその後アカウント消えたり、プログラミング学習辞めてたりすることがほとんどです。
正直、僕からすると「その独学に費やした期間もったいないでしょ...」という感じです。
最初に言っておきますが「独学はなるべく短期で終わらせて、早めに実戦経験を積むこと」がプログラミングを習得する上で1番大事です。
理想は次の流れです。
プログラミング独学(半年以内)→ 実務で経験を積む
半年以上、独学に時間をかけてしまうとダラダラ勉強してしまい、最終的には「まぁいいか」と思って投げ出してしまいがちです。
あと、そういう風に辞めてしまう方って勉強すること自体が目的になってしまっています。
あなたは勉強することが目的になっていませんかね?
プログラミングを勉強する目的って何ですか?
「勉強している自分スゴイ」「勉強している自分偉い」とか学習自体を目的にして、達成感を得ているだけになっていませんか?
もしそうなら、その学習は意味ないですよ。
「エンジニアになる」「副業で稼ぐ」とか最初に立てた目標を思い出してください。
その目標は半年以内の期間で十分成功させることはできます。
ムダに遠回りしないで目標に向かって一直線で進みましょう。
ちなみに独学方法や始め方は「プログラミング独学は何から始めるのが正解?【専門家がガチ解説】」でまとめていますので参考にしてみると良いかと思います。
実践のほうがスキルが身につく
繰り返しますが、独学の期間は半年以内におさえて、早めに実践の経験を積むことが大事です。
理由は実践が何よりスキルが身につくからです。
・案件獲得
・アルバイト
・インターン
・就職
上記のような実践の場でプログラミングを使うと、スキルはどんどん伸びていきます。
理由は「逃げ」の選択肢がないからですね。
目の前のお客さんや上司の前で、プログラミングを使って成果を出さないといけないので勝手に力がついていきます。
それに、教えてもらったり、先輩のスキルを盗んだりもできます。
僕自身もプログラミングを独学で勉強することもあるのですが、やっぱり実践で使ったほうがスキルが身につくと感じています。
人間は意思が弱いので、ある程度追い詰められた環境じゃないと本気で学ぼうとしないんですよね。。
半年以上ダラダラ独学するよりはやく実践の場にたってチャレンジしていきましょう。
完璧を求めすぎないほうがいいです
「まだ理解しきれていない」
「今実践の場に立ってもできる自信がない」
とかいう理由で、独学に半年以上の期間をかけている方がいます。
そういう方に伝えたいのは「独学で完璧を目指すのは無理」ということです。
ぶっちゃけプログラミング独学にいくら期間をかけても、理解しきれるところや習得できるスキルには限界があります。
「わかってから実践したい」という気持ちはわかるのですが、プログラミングに関してはそれは非効率な考え方です。
「実践しながらわかっていく」という考え方がプログラミングの習得では大事ですよ。
習得が早いエンジニアの方や、覚えのいい駆け出しエンジニアの方はみんな「実践しながらわかっていく」を実践しています。
あなたも完璧を求めすぎずに、不完全な状態でもいいのでどんどん実践していきましょう。
【プログラミング独学の理想期間は半年以内】
・半年以上時間をかけるとマンネリ化する
・はやめに実践段階に移るべき
・そもそも独学で完璧な習得をするのは無理
理想はプログラミング独学を3ヶ月ぐらい→インターンorアルバイトor就職
どんな感じで実戦経験を積んでいけばいいでしょうか?
こんな疑問を持つ方もいるかもですね。
答えから話すと「独学は3ヶ月ぐらいで、ポートフォリオを作ってアルバイトなり就職なりしてください」です。
詳しく話していきますね。
前提:優秀な方だけやってください
いきなり解説と入りたいところですが、前提としてプログラミング独学は優秀な方にしかオススメしないです。
・1人で勉強する習慣がある
・地頭が良い(有名大学を出てるとか)
・努力家
上記の条件がそろっていない限り、個人的にはそもそもとしてプログラミング独学をオススメしません。
はっきり言いますが、独学はキツイですよ。
(プログラミングの独学はマジでキツイからやめておいたほうが良い話【経験者が本気で語ります】でも解説しています)
厳しく聞こえるかもですが、大抵の方は失敗するのでやめておいたほうがいいです。
もしあなたが上記の項目を満たしているか、絶対に独学で結果を残すという強い意思がある場合だけ独学に挑戦してみてください。
それ以外の方はプログラミングスクールを使ってプログラミングを習得して稼げるようになったほうが近道です。
散々偉そうに言っておいてなんですが、僕もスクールに通ってエンジニアになった人間です。
>>未経験からエンジニアにスクールで転職した話【おすすめも紹介】
別に「独学が偉い」というわけではないです。
あなたの目的を確実に達成するためには独学が近道なのか、他の人に教えてもらうほうが近道なのかを考えて選んでみてください。
集中すれば基本学習&ポートフォリオ制作ぐらいは3ヶ月ぐらいでできる
本題の「独学3ヶ月→アルバイトorインターンor就職」についてです。
個人的には優秀な方なら独学の3ヶ月という期間の中で次のようなことはできると思います。
・基本的な言語学習
・アルゴリズム学習
・ポートフォリオ作成
ちなみに、基本的な言語学習にはドットインストール、アルゴリズム学習にはPaiza、ポートフォリオ制作にはUdemyを教材としてオススメします。
そもそも学習したい言語が決まっていない方はプログラミングの独学にオススメの言語3選【初心者向け】を参考に選んでみてください。
ポートフォリオの作成までできれば後はアルバイトなり就職なり企業に応募していきましょう。
ポートフォリオがあれば採用されやすい
そんなすごいサービスじゃなくてもOKですよ。
メモ帳なんかも立派なサービスです。
ポートフォリオがあることによって企業から採用される確率はかなりあがります。
素人が1からプログラミングを学習してアプリを作れるようになるだけでもすごいんですよね。
僕が以前働いていた会社では、「制作物(ポートフォリオ)を持ってきた応募者は高く評価する」という仕組みになっていました。
あと、応募する前には以下の記事は読んでおくといいかなと思います。
>>未経験からエンジニアを目指す時に面接に受からない理由を解説します【これを見てから応募しよう】
採用されたらあとはどんどん実戦経験を積んでいくだけです。
1年も実務経験があればフリーランスエンジニアとして月に50万円ぐらい稼ぐのは簡単ですよ。
フリーランスエンジニアになるための実務経験は何年必要?【1年でも可能ですよ】でも解説していますが、僕は実務経験1年ちょっとで月に60万円稼げるエンジニアになることができました。
・理想は独学期間3ヶ月→実戦経験
・優秀な方しか独学はオススメしない
・ポートフォリオ制作は必須
たまに独学期間1ヶ月とかでエンジニア求人に応募する方がいるけどマジでやめておいたほうがいいです
プログラミング独学の期間は半年以内にして、どんどん実践しようということを繰り返し言ってきました。
しかし、あまりにも知識やスキルがない状態で、実戦経験をつもうと企業に応募したり、案件を獲得しようとするのはNGです。
応募先では「また、こんなヤツか...」と思われています
僕が働いていた会社にも、以下のような応募がたくさんきていました。
・プロゲートで1ヶ月勉強しました
・プログラミングをはじめてまだ少しですがやる気だけはあります
・経験を積みたいです
正直こういう応募がきても、こちらとしては「またこんな業界を舐めているヤツか...全員お祈りメールで返信しよう」となります。
ちょっと会社の気持ちを代弁していきますね。
会社:で、うちの会社で何ができるの?(真顔)
会社:やる気があるなら成果物(ポートフォリオ)ぐらい作ってこいやw
言葉だけならなんとでも言えるだろうがw
会社:ウチはプログラミング道場じゃねぇぞ...。
戦力になる状態で来てくれ。 舐めんな小僧w
「はやく実践できる場でプログラミングを使って、スキルを身に着けたい」という気持ちになるのはわかります。
しかし、会社側の気持ちを考えることも大事ですよ。
業界を舐めきった発言や態度をしていると採用なんてされません。
特に最近はプログラミングブームということもあり、エンジニアを目指す方も増えています。
インフルエンサーの「プログラミングは稼げる」という甘い言葉だけを信じて、企業に応募してくる方もたくさんいます。
企業側も「まともなやつかどうか」を厳しく見るようになっているので注意しましょう。
あなたを雇うメリットがある状態にしておきましょう
「じゃどうやったら採用されるの?」と思う方もいると思います。
答えは簡単で、企業にあなたを雇うメリットがあると思って貰えればいいのです。
・長期的に働いてくれそう
・基本的なプログラミングの知識がある
・ポートフォリオを作ってきている
・真面目そう
上記のような特徴があれば、企業側も「採用してもいいかな」と思います。
くれぐれも「すぐフリーランスエンジニアになりたい」とか「会社で経験を積んで転職してどんどんステップアップしたい」とか言わないでくださいね。
すぐ辞められそうな人材とかわざわざ採用しないので。
本心ではそう思っていてもなるべく「会社の忠実なしもべになる」人材を演じてください。
「会社に貢献したい」という姿勢を見せ続けてみてください。
基準は基本的な構文が書ける&WEBアプリ制作経験あり
応募していい基準が知りたいです。
どこかしらは採用してくれると思います。
・基本的なプログラミングの構文を理解している(for文、if文、foreach文などなど)
・GitやGitHubの使い方を理解している
・ポートフォリオを制作している(WEBアプリの制作経験アリになる)
面接とかである程度答えられないところもあるかもですが、そこは「わからない」と素直に言えばいいと思いますよ。
下手に見栄をはって「わかる」というと、深くツッコまれて詰む可能性がありますからね。
【実践するために企業に応募するときの注意】
・独学期間1ヶ月とかで応募しないほうがいい
・あなたを雇うメリットがあることをうまくアピールすること
・基本構文の理解、Gitの理解、ポートフォリオ作成ができているなら応募してOK
絶対にエンジニアになって稼ぎたいのならスクールで学習期間を決めたほうがいいですよ
今回はプログラミング独学のおすすめ期間について解説しました。
ただ、あなたが「絶対にエンジニアになりたい」という状態なら個人的にはそもそも独学ではなくてプログラミングスクールで学習することをオススメしますよ。
スケジュール管理してくれるので失敗しにくい
独学の場合は期間をはじめ、スケジュール管理をすべて自分で行う必要があります。
つまり「いつまでに何を完成させる」とかをあなた自身で設定する必要があるのです。
あなたが自分に厳しくて真面目な性格ならいいのですが、サボってしまうことがある性格なら学習にどんどん遅れがでていきます。
結果的に失敗しちゃうんですよね。
「どうせ怒る人もいないし、監視もされていないからサボってしまうかー」と思ってしまうタイプならまず独学はやめておいたほうがいいですよ。
スクールなら、メンターがスケジュールを管理してくれます。
課題も進んでいないと、指摘してくれます。
僕も1人だとサボりがちな性格でしたが、メンターがいるおかげで「ヤバい、やらなくちゃ」という気持ちになって学習に取り組むことができました。
自分1人で学習するよりも「やらなくてはいけない」という気持ちが強くなるので、予定通り進める可能性が高いです。
ポートフォリオ制作が楽
プログラミング独学の場合は、ポートフォリオ制作がかなり大変です。
ただでさえポートフォリオ制作は想像以上に大変な作業なので、プログラミング初心者の多くが挫折するポイントになっています。
独学の場合はわからないことも、解決できないエラーもあなた自身の手で解決しないといけません。
かなりキツイです。
しかし、スクールの場合はわからない点や疑問点があればすぐに講師に質問できて解決できます。
僕もスクールを受講していたときは、ポートフォリオ制作の段階で講師に質問しまくりました。
講師には迷惑かけちゃいましたが、おかげでスムーズに作成できました。
ちなみに、僕が受講した上で「おすすめできる」と思ったスクールは【無料あり】プログラミングスクールおすすめランキング【WEBエンジニアになりたい方向け】でまとめています。
就職先も紹介してくれる
就職サポートがついているプログラミングスクールは学習だけではなく就職面でもサポートしてくれます。
・就職先紹介
・履歴書作成
・面接対策
などをまとめてサポートしてくれます。
一般的に公開されていない求人とかも紹介してくれるので、選択肢の幅は広がります。
それにどうすれば採用されやすくなるかもアドバイスをくれます。
早く実践の場に立ちたいならスクールという選択はアリですね。
・「1人で学習できる」「根性がある」「賢い」なら独学OK
・それ以外の方でエンジニアになりたいならスクールに通うべき
↑こちらは頭においておきましょう。
今回は以上です。