「社会不適合者はエンジニアになれるのか」
「食っていけるのか」
と気になる方もいると思います。
結論から言えば全然エンジニアになれますし、仕事もやっていけますよ。
その理由を、僕自身の体験をもとに今回はお話します。
「社会不適合者なんだけどエンジニアになることはできるかな?」と思っている方は参考にしてみてください。
【この記事でわかること】
【この記事の信頼性】
この記事を書いている僕は現役のエンジニアです。
もともとはまったくプログラミングとかしたことなかったのですがスクールに通って習得してエンジニアになりました。
現在はフリーランスエンジニアとして月60万円ほど稼いでいます。
社会不適合者だけどエンジニアは向いていた
結論から話すと、僕自身が社会不適合者ですが、エンジニアという仕事は向いていました。
先に僕自身の特徴を紹介しておくと以下のような感じです。
・サボり魔
・きつい仕事はすぐに辞める
・人と関わりたくない
・友達ほぼいない
・スーツ嫌い(きっちりした服嫌い)
・ニート歴あり
・大学中退で学歴は高卒
なんか自分で紹介しておいてなんですけど、僕って本当にロクでもないやつですね。
世間からみたらふつうに社会不適合者だと思います。
実際のところ、今までバイトを速攻でやめたり、大学辞めたり、ニートしたりと本当にダメ人間のテンプレかよっていう生活をしてきました。
ただ、今はエンジニアとして大手企業をお客さんに稼ぐことができています。
その理由をまず紹介しますね。
リモートワークはピッタリだった
まず、「リモートワーク」という働き方ができるのが最高でしたし、僕にあっていました。
僕が思う、リモートワークのメリットは以下のとおりです。
・余計な仕事が回ってこない
・外に出なくていい
・電車にのらなくていい
職場で働いていたら、やることが終わってボーッとしてたらサボっていると思われて新しい仕事が降ってきますよね。
まずあれが無理なんですよねー。
仕事を早く終わらせたらまた次の仕事をやらないといけないのは意味わからないです。
そんなの仕事ができる人ほど損するじゃないですか?
少なくとも僕は同じ給料なのに、人よりも多く働くのは絶対に損だと考えてしまう人間なので耐えられないです。
あと、早く仕事が終わったのに無意味にオフィスに拘束されるのもわけがわからないです。
でもリモートワークなら早く終わらせたらアニメみたりゲームできたりします。
見てる人もいないし、やることさえ終われば即休憩可能ですからね。
エンジニアの仕事は「○日までに〇〇を完成させる」というような内容がほとんどなので、それを終わらせてしまえばあとは自由なのです。
また、僕は基本的に外に出かけるのもめんどくさいと思ってしまうし、満員電車は大嫌いなのでリモートワークはピッタリの働き方でした。
もうリモートワーク以外の働き方はできませんね。。
エンジニアはフルリモートの勤務が許されている会社が多いので、僕みたいに引きこもって働きたい方にはおすすめですよ。
肉体的に楽なのはありがたい
個人的に体が疲れる仕事は速攻でやめたくなるので、座って仕事できるエンジニアは合っていましたね。
今まで販売のバイトも経験ありますが、すぐにやめてきました。
普通に足しんどいですし、対面で人と話すと体力がすぐになくなっちゃうんですよね。
1日働くと、次の日出勤するのが本当に苦痛で仕方なかったです。
それに対してエンジニアなんて、寝っ転がりながらでもできる仕事です。
1日仕事が終わっても、頭がちょっと疲れているぐらいで、肉体的には全然楽です。
まぁ多少肩はこりますが、しっかりほぐせば耐えれます。(今の所)
肉体的に楽だというのも僕がエンジニアに向いていた理由の1つです。
他人との会話は必要なものだけで良い
会話の機会が少ないのもエンジニアという仕事の魅力だと思います。
僕は無意味な会話が嫌い&頑張って話題を探すのも嫌いなんですよね。
どうしてもそういう会話をすると疲れちゃいます。
普通の仕事って良好な人間関係って必須じゃないですか?
そのためには仕事以外の話もしないといけないですよね。
「最近こんなことがあった」「今度食事いきましょう」とかいう会話が普通だと思うんですけど、個人的には耐えられないですね。
僕は職場の同僚とかと、仲良くなりたいなんて1ミリも思っていないので、仕事上の話だけできれば十分です。
エンジニアはけっこうそんな感じで、ほとんど仕事の話と報告だけやっていれば生きていけますよ。
ただし「攻撃的になっても良い」というわけではないですよ。
僕だって元気よく会話しますし、くだらない話を振られたらリアクションはします。
そこは仕事なのでうまいことやってくださいね。
くれぐれも「エンジニア=人に適当な態度をとってもいい仕事」だとは思わないでください。
あくまで「エンジニア=他の人との会話が少ない仕事」という認識を持ってほしいです。
もしもあなたが、極力仕事では必要な事以外しゃべりたくないのであればエンジニアという仕事はおすすめです。
【社会不適合者の僕がエンジニアという仕事ならできた理由】
・リモートワークができる
・肉体的に疲れない
・他人と無駄に喋る必要がない
>>【無料あり】プログラミングスクールおすすめランキング【WEBエンジニアになりたい方向け】
(こちらでは僕が未経験からエンジニアになるために受講したスクールをランキング化しています)
社会不適合者の僕は多分エンジニア以外の他の仕事をしていたら詰んでた
エンジニアだったら自分でもまともに働くことができるのでは?と思ってエンジニアになった結果、思ったよりも適正がありました。
他の仕事だったら絶対に詰んでいたと思います。
そもそも人と関わりたくないので営業とか無理
もしも営業職とかに就職してたら3日ぐらいでやめていたと思います。
学生時代に、薬局でバイトしてたことがあるんですけど、レジがイヤすぎて1ヶ月でやめました。
「レジなんてただ機械的にやるだけじゃん」と思うかもしれないですけど、中にはクソみたいなクレーマーがいたり無駄に絡んでくる客もいるんですよね。
なんかそういう「人間との接触によって生まれるストレス」に耐えることができなくてすぐにやめちゃいました。
当時は「こんなバイトですらやっていけない自分はどうしようもない人間だ」と思い、一生就職できないかなとか思っていましたね。
という感じで、人に直接関わる仕事は基本的に好きではない&お客様とこびへつらうのが無理な人間なので基本的に他の仕事はできなかったと思います。
肉体的にしんどいのもイヤ
頭がつかれるのは良いんですけど、体が疲れる仕事はイヤですね。
1日ぐらいなら頑張れるのですが5連勤とかなると普通にしんどすぎます。
嫌味とかじゃなくて、本当に毎日立って仕事している方達すごいなと思います。
誰かに見張られているのも耐えられない
基本的に誰かに見られての作業が落ち着かないので、みんなでオフィスで働くのも無理ですね。
以前、エンジニアとしてもオフィスで働いたことがあるのですが全然集中できませんでした。
自分の楽な姿勢で好きなように働かないとうまくいかないんですよね。
(こういうの書くと本当にだめな人間だなと自分でも思います)
まぁざっとこんな感じなので世間一般の普通の仕事はできていなかったと思います。
【エンジニア以外の仕事したら詰んでたと思う理由】
・人と対面で関わりたくない
・肉体的にしんどい仕事を連続でできない
・誰かに見られている環境だと集中できない
>>【無料あり】プログラミングスクールおすすめランキング【WEBエンジニアになりたい方向け】
実際にエンジニアには変わり種が多い
ここまでで、僕のヤバさとエンジニアという仕事の魅力が伝わったと思います。
でも逆に僕のような人間でも十分エンジニアとして働けているということは他にも同じような人間がエンジニアの中にいるということですよ。
社会不適合者とまではいかなくても変わり種は多いです。
どんな方がいましたか?
というわけで、エンジニアとして働く中で見つけたユニークな方々の紹介をします。
定期的に旅にいくおじさん
以前の職場でフリーランスエンジニアとしてプロジェクトに参画していたおじさんは「仕事」と「旅行」を交互に繰り返していました。
「夏までに稼いでそっからはしばらくゆっくりするんだ〜」と言っていたのが印象的です。
当時の僕は仕事はやめることができないものという固定観念をもっていましたが、そのおじさんの発言と笑顔にぶっこわされました。
ニートからエンジニアになってニートに戻るためにエンジニアをしてる人
あるプロジェクトで一緒だった先輩のエンジニアの方は「ニート」と「エンジニア」をさまよっていました。
もともとエンジニアだったのですが、仕事をやめてニートになり、またエンジニアになったそうです。
本当に「ニートとして限界がきたから仕方なくエンジニアやってる感」がたまんなかったですね。
「ニートしてゲームしてるやつが羨ましい」とおっしゃっていました。
当時の僕は「ニートに戻ってもまたエンジニアになることができるのか」と希望を持ちましたね。
希望をもたせてくれた先輩エンジニアに感謝です。
ゲーム好きすぎて休み明けはほぼ確実に休む先輩
以前のプロジェクトには「連休明けに絶対に寝坊か遅刻か欠勤する先輩エンジニア」がいました。
最初は、身体が強くないだけかと思ったのですが、絶対に休み明けに休むのに気づきました。
あるときその方が「ゲームのしすぎで起きれない」みたいな話を聞き納得しましたね。
まず、何回も遅刻や欠勤が許されるエンジニアすごいとも思いましたし、ゲームのやりすぎが原因でも通用する世界すごいと思いました。
ちなみに、そのエンジニアの方は技術はすごかったので普通に尊敬していました。
ただ、急に休まれるとプロジェクトが進まないのは困りましたね〜。
【エンジニアとして働く中で見つけた変わり種の方】
・仕事と旅を交互に繰り返す方
・エンジニアとニートを繰り返す方
・ゲームのやりすぎで休み明けに休む方
フリーランスエンジニアになったらもっと快適になった【社会不適合者必見】
僕はスクールに通って未経験からエンジニアになり、1年半後にフリーランスエンジニアになりました。
実際にフリーランスエンジニアになってみて感じたことは「超快適」ということです。
ここでは社会不適合者の僕がフリーランスエンジニアが最高だと感じた理由を紹介します。
好きな時に働くことができて好きな時休むことができる
まず、「好きな時に働くことができる」のが嬉しいです。
フリーランスエンジニアって案件の期間がだいたい3ヶ月ぐらいで契約が更新されていくんですよ。
なので1~3月働いてみて延長したいなら4~6月も働くとかですね。
やめたいのなら7月からは辞めればOKです。
こういう無理に縛られていない働き方が自分にはピッタリでした。
会社員のエンジニアのときは、仕事自体に不満はないものの、「うわぁこのまま一生働くのかぁいやだなぁ」と常に思っていたので今は気楽で仕方ないです。
嫌になったら次の契約更新をやめればいーやみたいなノリで働いています。
(もちろん任された仕事はしっかりこなしていますよ)
社会に適合できない人間にとってはフリーランスエンジニアは意外と理想の働き方ができます。
好きな仕事だけできる
案件を自分で選んで、好きな仕事だけできるのも嬉しいですね。
ぶっちゃけ嫌な仕事とか、やりたくない仕事をやりたくない派の人間なので、好きそうな案件を選んで仕事できるフリーランスエンジニアは楽しいです。
好きなことなら仕事をしていても苦ではないですしね。
成果さえ残せばOK
フリーランスエンジニアは完璧に実力の世界です。
成果を残して、相手の期待通りに働くことができればOKです。
社内の人間でもないので無駄な飲み会や人間関係に巻き込まれにくくもなります。
なるべく人と関わりたくない僕からすると超好都合です。
こう思うかもしれませんが、別に人脈とか営業力とかいらないですよ。
フリーランスエンジニアのエージェント(企業とエンジニアの仲介業者)にお願いしておけば案件を持ってきてくれます。
僕はレバテックフリーランスさんを使っています。
サポートが手厚くて信頼できるエージェントです。
【社会不適合者の僕はフリーランスエンジニアがぴったりだった】
・好きな時に仕事ができる
・好きな仕事だけできる
・成果さえ残しておけばOKで無駄な人間関係も生まれない
>>【無料あり】プログラミングスクールおすすめランキング【WEBエンジニアになりたい方向け】
「自分仕事が向いてないかも」と感じたらエンジニアを考えてみるのはいかがでしょうか
こんな感じで悩んでるんでしたら、一回エンジニアを目指してみてはどうですかね?
エンジニアになってみたら案外あなたはうまく社会の中で働くことができるようになるかもしれません。
スクールに通って学習して就職先を紹介してもらえれば3ヶ月ぐらいであっさりエンジニアになることはできますよ。
職場の人間関係が苦痛とか普通だと思いますよ
「会社の人間関係がイヤだ」
「人と関わりたくない」
「無駄な食事に誘わないで欲しい」
とか思う自分はおかしいのかな?
とあなたは悩んでいるかもしれませんが、僕からしたらそれ普通ですよ。
僕も昔は「自分はおかしいのでは?」と思っていましたが、エンジニアになってみて自分みたいな人間を見かけることが増えて一気に安心しました。
電車が嫌いとかめちゃくちゃ共感
「電車に乗るのがマジで苦痛」
「気持ち悪くなる」
とか本当にわかりますよ。
満員電車にのって毎日働くぐらいなら、近くでバイトしたい派の人間です。
世の中には本当に満員電車が向いていない方もいます。
「他の人は頑張っているから」と考えて無理するのは危険です。
エンジニアなら在宅でも働けるのでおすすめですよ。
なるべく楽して生きたいなら僕と同じ
ザ・社会不適合者の僕は「なるべく楽して稼いで生きていきたい」と思っています。
こんなことを言うと白い目で見られるかもしれませんが、逆に「なるべく楽して稼いで生きていきたい」って本当に思わない人っているんでしょうか?
少なくとも僕はそう思います。
そして、エンジニアには結構このタイプが多いですよ。
実際エンジニアってそこまでキツくないですが給料は良いです。
もそあなたが、「なるべく楽して稼ぎたい」と思うのならばエンジニアはおすすめです。
【仕事が向いていないと感じるなら一度エンジニアを目指してみてはどうでしょうか?】
・人間関係そこまで気にしなくてOK
・電車に乗らなくてもいい
・けっこう楽
>>【無料あり】プログラミングスクールおすすめランキング【WEBエンジニアになりたい方向け】
あなたが社会不適合者だという自覚があるなら無理に普通になろうとしなくて良い
世の中には「自分社会に向いていないな」と感じながらも、無理に頑張って馴染もうとしている方がいます。
そういう方に伝えたいのは「別に無理して普通にならなくていいのでは?」ということです。
輝けるフィールドはある
社会不適合者の方って、大抵のことは人並み以下なのですが、特定の分野で輝きをはなったりします。
他の仕事はまるっきりだめだけど、エンジニアとしての腕は良いみたいな感じの方をこれまでも何回も見てきました。
もちろん、そういう方はエンジニアとしての地位向上(リーダーになったりマネージャーになったり)は難しいかもしれません。
ただ、そこまで嫌な気持ちをすることなく快適に働けるようになっているのは事実です。
「社会に向いていない」と絶望するのではなく、いったんエンジニアという場所を見てみるのはいいと思いますよ。
やばそうな人に限って結構すごい才能を持ってたりする
あくまで個人的な意見なんですけど、「ヤバそうな人」って案外人にはない尖ったスキルがあったりするんですよね。
例えば、仕事に影響が出ちゃうぐらいゲーム好きな人って、一周回って才能だと思うんですよ。
そういう人って他の人よりゲームに対する見方が細かったり、どういう風にサービスが変わったらユーザーが喜ぶかにすごい敏感だったりします。
それにハマったら集中力もすごいなんてパターンもありますしね。
僕の以前の職場にも全く協調性がない&ゲームのし過ぎで遅刻してくるという先輩がいましたが、ハマったことへの追求力とかすごくて他の人が知らない技術もたくさん知っていました。
あなたも場所によってはとんでもない力を発揮できるかもですよ。
エンジニアおすすめですよ
普通の社会がつらすぎる僕だからこそ言いたいのですが、エンジニアおすすめですよ。
業界的にわりとゆるい会社も多い気がしています。(とくにWEB系)
僕は人と無駄に仲良くもしたくないし、できるだけチャットで連絡していたい派の人間なので、それがけっこうゆるされるエンジニアという仕事はまじでありがたいです。
(遅刻、無断欠勤は1回もしたことないです)
他の面でも、わりとやりやすいところが多いと思います。
・社会不適合者でも輝くことのできるフィールドはある
・ヤバイやつは意外なところで才能を発揮する
・エンジニアおすすめ
>>【無料あり】プログラミングスクールおすすめランキング【WEBエンジニアになりたい方向け】
(僕が通ったスクールを紹介しています)
エンジニアになるのは簡単【適正を確かめつつ動こう】
実際どうですか?
「エンジニアおすすめと言われれもなるの難しそう」と思うかもしれませんが、案外すぐなれますよ。
僕はテックアカデミーというスクールを受講して、受講開始から3ヶ月でエンジニアになることができました。
高卒で凡人の僕でもできたので、あなたでも余裕かと思います。
無料体験とかを利用して適正をチェック
とはいっても、スクールに通いだしたりしたあとに「プログラミング向いていなかった...」となるのはつらすぎます。
まずは無料体験や無料教材を利用してみて、自分がプログラミングがそこまでイヤではないかどうかを確認するといいと思います。
テックアカデミーの無料体験では0円でプログラミングを学習できます。
僕もニート時代にやってみて、「プログラミングならやっていけそう」と思ったのでエンジニアを目指すことにしました。
とりあえず、まずは適正をチェックです。
向いていたら目指してみましょう
上記のような手順で適正をチェックしてみて、「これならやっていけそう」と思うことができたらエンジニアを目指してみると良いと思います。
独学でもプログラミングは勉強できますが、結構きついのでやめておいたほうがいいかなと思います。
プログラミングの独学はマジでキツイからやめておいたほうが良い話【経験者が本気で語ります】
あなたプログラミングを独学で勉強しようと思っているのですがどう思いますか? めっちゃキツイしほとんどの人が挫折するからやめておいたほうがいいですよ。てんし君 ...
続きを見る
最初はスクールなり、知り合いのプログラマーなりを頼って「できる人」に教えてもらいながら進むといいですよ。
ちなみにこちらでは僕が未経験からエンジニアになったときの話を全部書いているので気になる方は参考にしてみてください。
>>未経験からエンジニア転職に成功しました【やったことを紹介】
今回は以上です。
・エンジニアになるのはわりと簡単
・無料体験とかで適正を確認するといい
・適正があったら目指してみましょう