プログラミングの勉強を始める大学生の方に「資格って必要ですか?」と聞かれることがあるのですが、結論「No」ですね。
ぶっちゃけプログラミングで稼ぐことが目的なら、資格は必要ないです。
実務経験を積んだりしたほうが、あなたの価値は高まりますよ。
僕自身は大学2年の年にプログラミングの学習を開始して、4年の年には独立して、年収は1000万円ほどになりました。
資格は一応持っていましたが、それが特別役に立ったことは一回もありませんでしたね。
正確には「資格の習得のために覚えたこと」は役に立ちました。
しかし、資格自体が有利に働いたことはないかなと。
今回は大学生がプログラミングで稼げるようになる上で、資格は必要ないということについて深堀りしていきます。
大学生はプログラミングの資格を取る必要は特にないです
「資格=実力の証明」という認識ってわりと普通ですよね。
プログラミングを始める方も、最初に資格を取ろうとします。
これはあるあるです。
しかし、プログラミングの世界では資格を持っているから必ずしも実力があるということにはなりません。
・資格を持っているが実務経験はないA君
・資格はないが実務経験10年で、クオリティの高いポートフォリオや十分な経験値が見込めるGitHubを持っているB君
上記の場合だと、評価されるのはB君です。
※ポートフォリオ → オリジナルサービス
※GitHub → プログラミングのコードの管理ツール
大学生の方でプログラミングを使って稼げるようになりたい方は、「実務で役に立つ実力」をつけると良いと思います。
資格とかはその後でも十分いいです。
わざわざ優先して取らなくていいです。
資格を持っていても別に収入上がるわけじゃないです
プログラミングを使って稼ぐエンジニアの場合は、別に資格を持っているから高収入というわけではないです。
別に、資格をとったところで実務での経験値がなかったり、プログラミングの実力がなかったりすると稼げません。
エンジニアが稼げるようになるために大事なのは次のようなところです。
・スキル
・コミュ力
・実務経験歴
ぶっちゃけ上記が十分に揃っている方が稼げますよ。
就職時の基礎知識の定着アピールには良いかも
とはいえ、資格の存在をまったく否定するつもりもありません。
ただ「優先度は低くてOK」「大学生が無理に資格を取らなくてもOK」ということを伝えたいです。
もちろん、資格を取得するメリットもありますよ。
特に「基本的な知識を身に着けていますよ」というアピールには良いかもですね。
就活の時に評価される要因になるかもしれないといった感じです。
まずは実務経験を積みましょう
もしも、あなたが「プログラミングを使って稼げるようになりたい」「フリーランスエンジニアになりたい」といった目的があるのであれば、まずは実務経験を積みましょう。
実務での経験値を貯める
これが、大学生の方がプログラミングで稼げるようになる1番の近道です。
✔ インターンかバイトを通じて実務経験を積むといいと思う
じゃ、具体的にどんなことをして実務経験をつめばいいかですが「インターン」か「バイト」が良いと思いますよ。
インターンやバイトで実務経験を積むのがオススメな理由は次のとおりです。
・お金をもらいながらスキルを身につけることができる
・良いコードの書き方や設計の考え方を教えてもらえる
・スキルが圧倒的に早く上達する
僕自身も、早い段階で実務の場でプログラミングを使う機会があったことで、早く習得することができました。
しかし、インターンにしろアルバイトにしろ、採用されるには面接や書類選考を突破しないといけません。
まずは基本的なスキルを身に着けてから応募しましょう。
じゃないと落とされます。
僕の場合は、まずはプログラミングスクールでスキルを身に着けました。
受講したスクールは【大学生向け】プログラミングスクールランキング【安い&スキルも身につく】にまとめていますので、参考にしてみてください。
【大学生向け】プログラミングスクールランキング【安い&スキルも身につく】
あなた大学生にオススメのプログラミングスクールってありますか? 最近はプログラミングスクールの数が増えてきました。 しかし、大学生でも通うことができるような、安くて質の良い ...
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後述しますが、学生のうちに実務でプログラミングスキルを高めておくと、マジで人生有利に進めることができますよ。
余裕がある大学生がとっておくといいプログラミング系の資格
さきほど「基本的に大学生がプログラミング系の資格を取る必要はない」と言いました。
しかし、別に取ってはいけないというわけではありません。
十分に実務経験での知識を身に着けていたり、かなり時間に余裕がある大学生の方は資格をとっておいても損はしないと思います。
余裕がある大学生向けに、とっておいてもいいかもしれないプログラミング系の資格を紹介しますね。
まず、ざっとまとめると以下のような感じ。
・ITパスポート
・基本情報技術者
・応用情報技術者
それぞれについて解説しますね。
ITパスポート
まずは「ITパスポート」です。
特徴は次のような感じ。
・ITに関する基本的な知識が問われる
・別に持っているからと言って特別な待遇をもらえることはまずない
・とはいえIT初心者や文系大学生が勉強をかねて取得しておくのはアリ
まぁ、「ITについて普通の人以上には詳しいですよ」という証明にはなると思います。
勉強する場合はキタミ式の参考書を使うといいです。
この参考書さえやっておけば普通に合格できると思います。
基本情報技術者
2つ目が「基本情報技術者」です。
特徴は次の通り。
・ITや情報通信に関する基礎知識の保有を示す資格
・持っているとエンジニアとして必要な最低限の知識はあると思ってもらえる
・好印象をもたれることはあるかもしれない
基本情報の資格は、案外覚える範囲も多かったりするので、普通に「資格持ってます」と胸を張ってもいいと思います。
(それだけで稼げるわけではないですが)
参考書はこちらのキタミ式でOKです。
図やイラストも多いので勉強しやすいですよ。
応用情報技術者
3つ目が「応用情報技術者」です。
特徴は以下の通り。
・ITや情報通信に関する基礎知識及び応用的な知識保有を示す資格
・専門的な知識があることを証明できる
・基本的に、IT系の企業からは好印象
・優秀なエンジニアの方が持っていることも多い
応用情報技術者はそこそこムズカシイです。
しっかり勉強しないと落ちると思います。
持っていれば、エンジニアとして好印象を持たれると思いますよ。
少なくとも「基本的にITの用語や、仕組みを理解できている」と思ってもらえます。
察しの良い方は予想がついたかもですが、こちらもオススメの参考書はキタミ式です。
この参考書に加えて、過去問もしっかり解いておくと合格率は上がると思います。
学生のうちからチャレンジするあなたは偉い【そして人生楽になる】
ちょっと話がずれるのですが、大学生のうちからプログラミングを習得しようとするのってマジで偉いですよ。
あなたは普通と思っているかもですが、大抵の大学生って「遊ぶこと」しか考えていません。
そんな中でプログラミングを勉強しようとすると、周りからは「意識高い」とか言って馬鹿にされるかもですがマジで気にしなくて良いです。
バカは勉強しない学生です。
あとから痛い目を見ます。
実は僕も大学生の最初のほうは遊んでばかりでした。
ぶっちゃけ情けないなと。
最初から本気でプログラミングを勉強しておけば、もっと早い段階で稼げるようになっていたのかなと思うと悔しいです。
繰り返しますが、今のうちからプログラミングスキルをつけようとしているあなたは偉いです。
そのまま進んでください。
スキルがないと結構苦労しますよ
逆に何もスキルがないまま社会人になった方って、社会に出てから結構苦労します。
理由は簡単で、簡単に労働から逃げ出せないからです。
スキルが無いと、ただ与えられた仕事をやるしかありません。
あなたが仕事を選べないのです。
低い給料に嘆きながら、歳を重ねて給料がアップするのを待つしか道がないのです。
僕の周りにも以下のような感じで消耗しているノースキル社会人が結構います。
・低い給料
・上司の指示は絶対
・無意味な出社
・とはいえ、すぐに退職しても転職できる保証はないので我慢
・独立なんてもちろん無理
あなたはこんな社会人になりたいですかね?
多分なりたくないかと。
でもスキルを何ももっていないと上記のような状態になってしまいます。
逆にプログラミングスキルがあればかなり楽
逆に、あなたが大学生のうちにプログラミングスキルを身に着けておくと、以下のような感じで人生をおくることができます。
・高い給料
・仕事が気に入らないのなら転職もしやすい(理不尽な環境なら逃げてもOK)
・出社しなくて良い働き方も選べる
・技術職なので転職もしやすい
・独立もできる
将来性も高く、ニーズのあるスキルなのであなたが仕事を選ぶ側に回れます。
そうなると、なるべくストレスフリーな環境を求めて移動もしやすくなるわけです。
僕の場合は大学4年の年にフリーランスエンジニアとして独立しました。
周りが、新卒で気に入らない仕事を押し付けられている中、以下のような感じで生活できていましたよ。
・月収は60万円ほど
・フルリモート
・好きな時間に稼ぐ
・朝はゆっくりできる
かなり快適に稼げていました。
はやめにプログラミングスキルを身に着けておいたおかげで、年齢関係なくそこそこ稼げるようになったのが1番嬉しかったですね。
✔ どんどん行動していきましょう【絶対に損しない】
いうことで、今回は大学生はプログラミングの資格を取る必要はないが、プログラミングスキルを身につけるのは非常にオススメという話をしました。
今のやる気をそのまま行動につなげて、どんどんスキルを身に着けていくといいと思いますよ。
ちなみに、「そもそもプログラミングがなんなのかまったくわからん」といった大学生のために、学習の始め方などを大学生はプログラミング学習を何から始めたらいいのか【現役のプロが解説】にまとめてみました。
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よかったら参考にしてみてください。
今日から行動して、どんどん人生有利に進めちゃいましょう。
今回は以上です。