たまに、「プログラミングスクール出身者はエンジニアとして採用しない企業があるって聞いたのですが、本当ですか?」というような質問をいただくことがあります。
結論から話すと、「1部の企業は本当にプログラミングスクール出身者を採用しない」です。
残念なことですが、これは事実。
中には、面接や履歴書では「プログラミングスクールに通っていた事実を公表しないほうが良い」と言う転職アドバイザーもいるほどです。
ただし、全ての企業がプログラミングスクール出身者を採用しないわけではありません。
むしろ、ほとんどの企業はプログラミングスクール出身者であっても採用してくれます。
僕自身も、プログラミングスクール出身ですが、エンジニアとして就職できました。
今ではフリーランスエンジニアとして月に100万円ほど稼げるようにもなっています。
ということで、今回は「プログラミングスクール出身者は1部の企業では採用されない」という事実について、どうしてなのかなどを深堀りして解説していきます。
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プログラミングスクール出身者をエンジニアとして採用しない企業は1部ある
さきほども話しましたが、プログラミングスクール出身者を採用しない企業は1部あるのは事実です。
理由は簡単で「能力のない方を採用したくない」という意図が企業にあるからです。
もちろん、プログラミングスクールに通う方=全員が無能というわけではありません。
ただし、最近ではあまりに業界を舐めているプログラミングスクール出身者が増えてしまったので、企業も弾きたいという気持ちが出てきちゃっているのです。
量産型雑魚は採用したくないという1種のフィルタリング
プログラミングスクール受講生を採用したくない企業の意図は以下のような感じです。
・「プログラミングは稼げる」という言葉に釣られた人間は必要ない
・すぐにフリーランスエンジニアになりたい人間を除外したい
・たった数ヶ月しかプログラミングをしたことのない人間を除外したい
・情報系の基礎知識が備わっていない人間を除外したい
簡単に言えば「量産型の雑魚は最初から採用する気ないよ」といった感じですかね。
1種のフィルタリングです。
プログラミングスクールに通って、エンジニアを目指す方って、大抵は「自由に稼ぎたい」「1社目を踏み台にしてすぐにフリーランスエンジニアになりたい」とかいう気持ちを持っていますからね。
会社からしたら、そういう人間を雇うメリットって少ないので...。
(甘い気持ちを持っていたり、すぐに会社を辞めそうな人間)
ちなみに、僕もプログラミングスクールに通い始めた理由は「楽に、けっこう稼げそうだったから」「学歴がなくても稼げそうだったから」「フルリモートで好きな場所で働けるとか最高と思ったから」とかです。
量産型の雑魚の1人だったと思います。
初心者は気にしなくてOK
もしかすると、あなたは
どうすればいいの。
とか思うかもですね。
結論から話すと、そこは心配なしです。
プログラミングスクール出身者であれ、採用してくれる企業のほうが多いです。
なので、過度に気にして心配する必要もないですよ。
通常は、プログラミングスクールを受講していた方って「お金を払って、基本を学習してきた方」という認識を持たれます。
企業からしても、まったくの素人よりは雇いやすいのです。
プログラミングスクールに通ってエンジニアとして就職することは全然可能ですよ。
むしろ就職はしやすいです。
✔ 事実その1:プログラミングスクールに通ってエンジニアになりました
事実として、僕自身もプログラミングスクールに通ってエンジニアになりました。
最初に受講していたのはテックアカデミーというスクールです。
就職活動段階では、50社ぐらいに応募して、5社ぐらい内定をもらえた感じですね。
面接や履歴書でも「プログラミングスクールに通っていた」と伝えました。
別に悪い印象は持たれませんでした。
褒めてくれる企業もありましたね。
ただ、もしかするとプログラミングスクール出身者を採用しない企業からは、書類選考の時点で落とされていたかもです。
ここは、まぁ仕方ないかなと思います。
✔ 事実その2:稼げるようになっています
「プログラミング=稼げる」と思ってプログラミングスクールに通い始めた量産型雑魚の僕でしたが、実際に稼げるようになっています。
今は次のような感じで、生活できています。
・月収は100万円ほど
・フルリモートで好きな場所で稼げる
・好きなときに休み、好きなときに働く
・貯金もできるし、たまには贅沢なランチもできる
ハッキリ言いますが、量産型でも自由に稼げるようにはなります。
それがプログラミングの世界です。
僕自身、最初は「本当に稼げるようになるのかな」と心配していましたが、エンジニアになって1年後には月に60万円ほど稼げるようになっていました。
>>参考:【誰でも目指せる】「フリーランスエンジニアは稼げる」はマジです【1年で月収60万円達成】
なので、「プログラミングスクールに通う=稼げなくなる」というわけではありません。
むしろ、通常は早くエンジニアになることができるので、その分早く稼げるようにもなりますよ。
✔ 受講していた方のほうが採用はされやすい
「エンジニアを目指す場合、プログラミングスクールに通うべきか通うわないほうがいいか」ですが、個人的には通ったほうが良いと思います。
理由は単純に、プログラミングスクールの受講生のほうが、まったくの素人より採用されやすいからです。
途中でも話しましたが、企業からしてもある程度学習をしてきた方のほうが採用しやすいです。
繰り返しますが、プログラミングスクール出身者を採用しない企業も1部ありますが、ほとんどの企業は普通に採用してくれます。
✔ オススメできるスクールをピックアップしました
「エンジニアになりたい」という方向けに、エンジニアを目指す上でオススメのプログラミングスクールをピックアップしました。
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僕自身が、実際に受講した上で厳しく評価しています。
また、ランキングの基準には他の受講生の方の意見も取り入れています。
かなり参考になるかと。
大事なのはスキルを身につけて、成果物を作ること
結局のところ、採用されるために大事なのは「スキルを身に着けて成果物を作ること」です。
ここが本質です。
・スキルを身につける → 企業がエンジニアとして採用しやすくなる
・成果物を作る → あなたの実力や熱意を伝えやすくなる
上記のような感じですね。
ここを押さえていれば、あなたもエンジニアへの就職は成功させることができると思いますよ。
✔ 成果物は絶対にあったほうがいい
成果物(ポートフォリオ)は絶対にあったほうがいいですよ。
理由は簡単で、努力を形にして見せることができるからです。
・A君 → 勉強してきましたと口だけでアピール
・B君 → 勉強してきましたと言いつつ、実際にプログラミングで作ったサービスも見せてアピール
上記の場合、間違いなく採用されやすいのってB君ですよね。
企業も「実際に、プログラミングでサービスを作っているということはエンジニアとして活躍してくれそう」と思ってくれるのです。
口だけより、成果物があったほうが信用はされます。
必ず作成しておきましょう。
ちなみにプログラミングスクールでは、カリキュラムの一貫としてポートフォリオ作成が入っているところもあります。
そういうスクールに通うべきですね。
プログラミングスクール出身者が転職活動時にやってはいけないこと【落とされます】
プログラミングスクールに通っていても、普通に採用はしてもらえるということはここまででわかったかと。
ただし、プログラミングスクール出身者がよく落とされるケースは知っておくべきかと。
結論から話すと、以下をやってしまうと、面接や書類選考で落とされます。
・課題で作ったみんなと同じポートフォリオを提出
・フリーランスエンジニアを目指していると発言
・動機で舐めた発言をする
それぞれについて解説しますね。
課題で作ったみんなと同じポートフォリオを提出
プログラミングスクールの中には、カリキュラムの中でみんな同じサービスを作るところもあります。
で、そういうサービスを「成果物」として企業に提出してしまう方がいます。
しかし、これはやってはいけません。
企業からすると、「うーわ、またこれ見たことあるサービスだわ」としか思いません。
もちろん採用もしません。
成果物は、あくまで「あなたのオリジナルの作品」にしてくださいね。
フリーランスエンジニアを目指していると発言
面接や書類で「フリーランスエンジニアを目指しています」と発言するのもNGですよ。
そういう目標自体を持つことは良いことだと思います。
しかし、就職先に伝えるのはデメリットでしかありません。
フリーランスエンジニアになりたいという発言は、「あなたの会社なんて、そのうちやめるよ」と言っているのと同じです。
あなたが、採用担当なら「そのうち辞める」と言っている方を採用したいですかね?
絶対に採用したくないはず。
なので、あなたも「フリーランスエンジニアになりたい」という発言は控えましょう。
✔ フリーランスエンジニアを目指すこと自体はOK
補足として言っておきますが、フリーランスエンジニアを目指すこと自体はOKですよ。
むしろオススメです。
最初に入った会社は1年程度で辞めて、フリーランスエンジニアになるべきというのが僕の意見です。
理由は簡単で、給料が上がるからです。
僕は未経験からエンジニアになった時は年収300万円程度でしたが、次の年にフリーランスエンジニアになったら720万円ほどになりました。
間違いなく、フリーランスエンジニアのほうが収入は良いです。
ちなみにフリーランスエンジニアの目指し方はフリーランスエンジニアになるには何をすればいい?【方法と全行程を詳しく解説します】で詳しく説明しています。
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気になる方は参考にしてみてください。
動機で舐めた発言をする
書類や面接で、舐めた動機を話すのもNGです。
具体的には以下のような発言は避けてください。
・稼げると思ったから
・フルリモートで楽そうだから
・誰にでもできる聞いたから
動機として、上記のようなことを発言すると、ほぼ確実に落とされます。
エンジニア業界は職人肌の方も多いです。
そういう方からすると、単純にお金目的で入ってくる新人に対しては「舐めんじゃねぇ」という感情しか湧いてきません。
個人的には、別に「稼ぎたい」「自由な生活がしたい」でも良いと思うのですが...。
一般的にウケはよくないので、避けましょう。
【勘違いNG】独学だから採用されるわけではない
ということで、今回はプログラミングスクール出身者を1部の企業は採用しないという話をしつつ、ほとんどの企業では採用してもらえるという話をしました。
就職活動段階で気をつけるべきポイントについても理解できたと思います。
最後にあなたにお伝えしたいこととして「独学だから採用されるわけではない」ということがあります。
ここを理解していないと、学習自体失敗してしまう可能性がありますので。
中には、「プログラミングスクール出身者を採用しない企業があるなら、完全独学でやってやるぜ」と思う方もいるかもですが、それは得策ではないです。
むしろ独学は自ら失敗しに行くようなもの
ハッキリ言いますが、プログラミングの独学ってかなり難しいです。
90%以上の方が失敗します。
プログラミングの独学は自ら失敗しにいくようなものなのです。
プログラミングの独学が失敗しやすい理由は次のとおりです。
・エラーがでても解決できない
・質問できない
・モチベーションを維持できない
・間違った知識を身に着けてしまう
・何をどこまでやればいいかがわからない
・どの教材を使えばいいかがわからない
ぶっちゃけ、かなり難しいので、できる限り避けましょう。
独学がきつい話についてはプログラミングの独学はマジでキツイからやめておいたほうが良い話【経験者が本気で語ります】とかでも詳しく解説しています。
本質を大事に、学習・転職活動しましょう
大事なのは「スクールに通うか通わないか」ではなく、「採用されるに値する能力を身に付けることができるか」です。
あなたには、そういう本質的な部分を大事に、学習や転職活動を行ってもらいたいなと思います。
スクールに通って、確実なスキルを身に着けつつ、オリジナルの成果物を作成すれば、必ずどこかの企業には採用されます。
そこはしっかり理解しておいてくださいね。
理解できたら後は行動あるのみです。
最近では、プログラミングスクールの人気に伴って値上げを開始しているスクールもあります。
受講のタイミングが遅くなるだけで料金が上がってしまうのは損でしかありません。
あなたも、損はしないように動いていくといいかなと思います。
応援しています。
今回は以上です。
>>【無料あり】プログラミングスクールおすすめランキング【WEBエンジニアになりたい方向け】でランキング化しています。
【無料あり】プログラミングスクールおすすめランキング【WEBエンジニアになりたい方向け】
あなたプログラミングスクールに通いたいけどたくさんありすぎてどこがいいのかわかりません。 最近はエンジニアブームということもありプログラミングスクールが増えました。 一方でたくさんありすぎてど ...
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