最近はプログラミングブームに乗じて何か怪しげな有料noteがよく出回っています。
それを見るたびに僕は「?」となるのですが、どうやら駆け出しエンジニアの方の中には購入してしまう方もいるようです。
結論から話すと有料noteを買うお金があったら普通にプログラミングの動画教材や書籍を買ったほうがいいです。
当たり前って?
その当たり前が理解できていない方が多いので記事にしているのです。
【この記事でわかること】
駆け出しエンジニアが買わなくていい有料note
駆け出しエンジニアの方にオススメの教材
【この記事の信頼性】
この記事を書いている僕は現役のWEBエンジニアです。
もともとはパソコンすらまともに触ったことがなかったのですがスクールに通ってエンジニアになりました。
ちなみに有料noteは買ったことないです。
ではさっそく見ていきましょう。
最近Twitterで見かける駆け出しエンジニア向けの有料noteのパターン
この記事を読んでいるあなたがもし駆け出しエンジニア、もしくはエンジニアを目指して勉強のモチベーションを保つためにTwitterを始めているなら1度は駆け出しエンジニア向けの教材を見たことがあるのではないでしょうか?
冒頭で有料noteにお金を使うなら違う教材を買おうと言いました。
この章では具体的に買う価値のない有料noteについて紹介していきます。
【この章でわかること】
買わなくていい有料noteのパターン
エンジニア転職までのステップnote
1つ目がエンジニアに転職する方法を書いた有料noteです。
「僕が未経験から2ヶ月でエンジニアになった方法!」「私がエンジニアになった方法」とかです。
結論から話すと別にそんなの買う必要ないです。
エンジニアになるための具体的なステップは以下の通りです。
①なりたいエンジニア像を決める
②そのためにプログラミングを勉強する
③就職活動をする
たったこれだけなのにわざわざエンジニア転職の方法が書いてあるnoteって買う意味あるんですかね?
未経験からGoogleのエンジニアに3ヶ月で絶対になれる方法!が売ってたら僕も買うかもしれませんが←
普通の企業ならしっかり勉強してポートフォリオ作ってやる気見せたら採用してくれるところ意外とありますよ。
エンジニアとしてのキャリアを整理したり、勉強する内容を決めたりするのにはエンジニアのKentaさんのYoutubeを見ておくのがいいかなと思います。
少なくとも3か月勉強してエンジニアになった人が教えるエンジニア事情よりずっとエンジニ業界にいる方の話のほうを参考にするべきでしょう。
月○万円の案件獲得のノウハウnote
2つ目が○万円の案件獲得noteです。
多分このnote書いてる人は、プログラミングじゃなくてこのnoteでお金をとろうとしているだけですよね。
僕はフリーランスではないので営業したことないのですが、もし案件獲得しろって言われたらクライアントが受注したくなるレベルの成果物を作って色んな企業に仕事もらえませんか?って聞くだけだと思います。(あんまりしたくないけど)
実際にそれでいけますよね?
「需要のありそうなものを作って営業する」これだけでOKでしょう。
あと、そもそもなのですがそういうnoteを買っていきなり制作を引き受けたりするのはオススメではないです。
技術もないのに案件だけ獲得しても大変ですよ。
もし案件を獲得したい方がnoteを買う場合、以下の3点がそろっているのだったらまだいいのかなと思います。
・エンジニアとして実績のある方の教材
・基本的なスキルが網羅されている
・案件獲得からその後のフォローの方法まで書かれている
多分ここまで書かれているnoteはなかなかないと思います。
しかしまずはエンジニアとして実績のある方が出版している教材を買ったりスクールに通ってプログラミングを習得して、どこか企業に就職するのが1番でしょう。
少なくとも駆け出しエンジニアが書いた案件獲得方法のみのnoteは買わなくていいです。
エンジニア面接攻略ノウハウnote
3つ目が「絶対に受かるエンジニア面接攻略note 」みたいなやつです。
もうエンジニア転職ってゲームなのかな?って思ってしまいますよね。
これも買わなくていいです。
エンジニアの面接で大事なのは以下の通りです。
・ポートフォリオを持っていくこと
・なぜその企業に入りたいのか明確にすること
・やる気を見せること
正直企業も未経験者を採用する時はいきなり高い技術は求めてないパターンが多いです。
それよりは頑張って早くスキルを身に着けてくれそうか、一緒に働けそうかどうかを見ています。
ただし何も勉強せずに申し込むのはちょっとなめているので基本的なスキル習得とポートフォリオ作成まではしておきましょう。
【買わなくていいnote】
・エンジニア転職ステップnote
・案件獲得ノウハウnote
・面接攻略note
駆け出しエンジニアが買ってもいい教材
ここまでは駆け出しエンジニアは駆け出しエンジニアが書いた有料noteを買わなくていい話を理由とともに紹介しました。
ここからは駆け出しエンジニアが買っても良い教材について紹介します。
【この章でわかること】
駆け出しエンジニアが買ってもいい教材
Progateやドットインストールなどの基本を学べる動画教材
1つ目が月額課金制のプログラミング学習サービスであるProgateとドットインストールです。
僕はProgateは使ったことがほとんどないのですがドットインストールにはお世話になりました。
今でも新しい技術をキャッチアップする必要が出てきたら習得したい言語やサービスの公式ドキュメントを読みつつドットインストールで基本を学習すると思います。
またこれらの教材の内容は確実性が高く、価格もそこまで高くないので(月額1080円とか)有料noteを買うならこちらで学習しましょう。
Udemy
2つ目がUdemyです。
Progateやドットインストールで基本を学習した方はコチラで少し応用的なところを学んだり、自身のポートフォリオの原型となるものを作成するステップに利用してもいいと思います。
僕自身も今まででUdemyで4コースほど購入しています。
・セールで千円台まで安くなっているタイミングを狙うこと
・英語ができないのに英語の教材を買わないこと
購入の際には以上2点に注意しておきましょう。
(僕は一回英語のものを買って失敗した)
書籍
最初のうちは動画教材で学習するのが1番わかりやすいかな、、とは思いますが書籍も悪くないでしょう。
ただしプログラミングの書籍は初学者のことを考えていない本も多いです(専門用語のオンパレードだったりする。)
入門編と書かれているのに全然入門させる気がない書籍もチラホラあります。
もしあなたが興味がある分野の書籍を買うのでしたらまずは「この本ならなんとなく理解できそうだな」と感じるものを購入しましょう。
ポイントとしては図や画像が多いものを選ぶといいです。
途中でわからなくなって投げ出すより簡単なものからクリアしていくほうがよっぽどいいです。
スクール
プログラミングスクールはボッタクリだ!なんて声を聞きますが別に未経験からスクールに通ってエンジニアになるのは合理的だと思います。
僕自身もスクールに通ってエンジニアになりました。
ぶっちゃけスクールに通っていなかったらプログラミングのことを聞ける人もいませんでしたし、理解できるのも遅かったと思うのでかなり感謝しています。
テックアカデミーというスクールに通ったのですが、普通にオススメです。
【駆け出しエンジニア、エンジニアになりたい方がお金を使ってもいい教材】
・Progate、ドットインストール
・Udemy
・書籍
・プログラミングスクール
まとめ:本気で駆け出しエンジニアは走る道を間違えないようにしよう
今回は駆け出しエンジニアは有料noteを買うのだったらその他の有益な教材を買うようにしようという話をしました。
個人的にエンジニアの方が増えることは別にいいことだと思います。
しかし、エンジニアになること自体が目的になっていたり、技術が身につかないまま案件獲得に熱中するのはその方のキャリア的にもよくないのではないかなと思います。
駆け出しエンジニアはすでにエンジニアとしてのキャリアを確立している方が示す道を走るようにしましょう。
話は少し変わりますがプログラミングの技術とかってインターネット上で無料の知識交換が行われていますよね。
誰かが覚えたことを発信したら、誰かがもっといい方法を教える。
そんなやり取りがたくさんあります。
Twitterでエンジニアになる方法を有料教材として売っている方もそのぐらい無料で共有してくれればいいのにと思いますよね。
おまけ:駆け出しエンジニアが読んでおくといいサイト
僕が書いたわけでは無いのですがコチラの記事は駆け出しエンジニアの方は1度目を通しておくといいと思います。
>>プログラミング未経験者がWEBエンジニアになるためにやるべきこと
駆け出しエンジニアさんを応援しています。